ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

シャーロック(ネタバレ) His Last Vow sherlock, s3, e3 その1 シャーロックが撃たれた!

2014-06-08 | Sherlock
つ・・・ついに・・・・エピソード3まで終わってしまった・・・

2年間待って、お祭りはあっという間です。

エピソード1はシャーロックカムバックでファンサービス満載ね、とおもっていたら、エピソード2まで・・・これはスピンオフか?スラップスティックか?というノリで、シャーロックにいろいろしてくれちゃいました。

(・・・それはそれでうれしかったが、やっぱりちょっと期待はずれでもあったのだ)


さて、さすがにエピソード3は本気になるんでしょうね、という期待を外すことなく、しょっぱなから事件を匂わせ、しかも20分間の間に

EEE! Oh my God!!!

と10回は叫びましたね!

まず最初は



この方。スモールウッド議員ですが、なんと「Rome」のServilia じゃありませんか!

(リンゼイ・ダンカンさん。Atiaの家の前で泥だらけで座り込んで呪い続けていた鬼気迫る演技が焼き付いております)

そして

え?マッツに似てるよ?

と思ったら



なんとマッツのお兄ちゃん!

・・・などなどと、非常に個人的な Oh my God も含んでおりましたが・・・、

それ以外にも雄叫びポイント満載の素晴らしい滑り出し。

さすがスティーブン・モファットの脚本だよな~

とため息を合間につきつつの鑑賞になりました。


とにかくネタバレを避けるために、2年間の間、関連サイトなんかは全く見ないで頑張ってきたので、今回はすんごいショックが多くて、昨夜初めて見終わった後は呆然としておりました・・・

(映画でもなんでも、ネタバレを潔癖に避けているわたくしです)






では、そのネタバレ満載のレビュー、行きます!






(Spoiler Alerts!! 未見の方、ご注意ください!!ネタバレ!!!)



すごく心地よい滑り出しで始まったエピソード3、まずはジョンが廃墟に友人の子供を探しに行くところから。

ジョンが「No, you can’t come. You’re pregnant.」(だめだ、君は行けないよ。妊娠してるんだから)というと

「You can’t go. I’m pregnant.」(あなたは行けないわ。私は妊娠してるんですもの)と返しつつ車に乗り込むメアリー。

(・・・この辺でこいつ怪しいと思っとくべきだった。)



勇敢に廃墟に入っていくジョン。
やっぱりカッコいい!

そしてやっと見つけたアイザックの横に寝ていたのは・・・・EEE!(絶叫ポイント)


原作でもシャーロック・ホームズの麻薬癖は出てきますが、これまでドラマではほのめかしだけで、禁煙パッチとかタバコとかでごまかされてきた感じですが、今回は「悪癖」としてのシャーロックのドラッグがはっきり描かれています。

いいのかねえ・・・



「いくない!」

とモリーも激怒。
思いっきりのビンタ。
かっこええ。

「How dare you throw away the beautiful gifts you were born with?」
(どうして生まれつきの素晴らしい才能を捨てられるの?)

「And how dare you betray the love of your friends? Say you’re sorry.
(どうしてあなたの友達の愛を裏切れるの? ごめんって言いなさい


とまあ、まるでお母さんみたいなモリーは、指輪をはずしていて前回していた婚約を破棄しているのをシャーロックに見破られますが、それにしてもシャーロックに怒鳴れるのは、母のような深い愛があるからです♪


そして、あらたなサブキャラクターになるのか、ビル・ウィギンズが見事な推理を見せて仲間入り。

これからどんなキャラに育つのかな



しかし人の話を聞いてないシャーロック。

「I’ve got Mrs Hudson on semi-permanent mute.」(ハドソンさんの話は、ほとんど半永久的にミュート(消音)してるから)

しどいよ・・・



221Bに戻ってきて、ドアノッカーがまっすぐになっているのをみて、

「He always corrects it. He’s OCD. Doesn’t even know he’s doing it.」

(マイクロフトはいつもまっすぐに直すんだ。彼は強迫性障害だ! 直してるって気が付いてさえいないんだ!)

といって、ドアノッカーを斜めに傾けてからドアを開けるシャーロックに

「Why’d you do that?」(なんで君はドアノッカーを傾けるんだ?)→(君も強迫性障害だろ)

と素早く突っ込むジョン。

結局兄と同じということをシャーロックは気が付いていないのですね。

こういう細かいところでいちいち笑えます~~


そういえば前回登場したシャーロックの両親はオクラホマにいて、ラインダンスが趣味なんですね


しかし、ベッドルームからジャニーンが出てきたのにはびっくり。

そんで一緒にシャワー?? EEEEE!!!

絶対なんかある!シャーロックがそんなこと、ありえない!と思っていても・・・、

ジョンと同じで、思わず「彼女ができたの?」って問い詰めたくなりますよねえ!

だって童○として有名な(?)シャーロックが「シャール」とか呼ばれちゃって、イチャイチャ・・・その上、チュ!まで!!!

         

・・・なんかずっとEEEEEE!!!と叫び続けちゃいました。(近所迷惑)



そしてマグヌセン登場。

「Magnussen is like a shark – it’s the only way I can describe him. Have you ever been to the shark tank at the London Aquarium, John – stood up close to the glass? Those floating flat faces, those dead eyes ... That’s what he is. I’ve dealt with murderers, psychopaths, terrorists, serial killers. None of them can turn my stomach like Charles Augustus Magnussen.」
(マグヌセンはサメにそっくりだ。それ以外言いようがない。
きみはロンドン水族館のサメの水槽を見たことがあるか? ガラスに近寄って眺めたことが?
あの流れていく平面的な顔、死んだ目・・・それが彼だ。
今まで殺人者やサイコパス、テロリストや連続殺人犯と闘ってきたけど、あの男ほど吐き気がするやつはいないよ)

とまでシャーロックに言わせるマグヌセンは確かに『吐き気がするほどヤナ感じ』を ラース・ミケルセンが好演してます。

そのマグヌセンの視線の映像が面白い。

これってGoogle glass?と思うような、見ている者の横に情報が出てくる。

ここでみんな画像を一時停止したでしょ?

私も(今朝だけど)しましたよ!

ハドソンさんが「元エキゾティックダンサー」(圧力点はマリファナ?!)

ジョンのところでも「ステータス:非重要」とかでてて笑えました。

シャーロックのところは

「兄:マイクロフト・ホームズ M.I.6」とか書いてあって、EEE!!やっぱり!となりましたし、

「圧力点:アヘン、
     ジョン・ワトソン
     アイリン・アドラー(資料参照)
     ジム・モリアーティ(資料参照)
     赤ひげ(資料参照)
     パスカビルの犬」


なんていうのがスクロールしまくっていて、「あ、ここにも赤ひげが!」とまたEEE!!

そんなに有名なのか「赤ひげ」!

だってシャーロックが子供の頃のエピソードでしょ?
ということは家族が情報源の「圧力点」なのか?

むむむ・・・赤ひげの『資料参照』したい!


(ところで『PRESSURE POINT』は字幕で「圧力点」と訳されてましたが、なんか聞きなれない言葉ですよね。

弱点、なら「Weak point」だから、苦労して「圧力点」なんて言葉を作ったのでしょう。

意味的には「つぼ」が近いかもと思います。指圧とか針のツボ、みたいな感じに、そこを押したり突くとびびっと効くって感じな場所で、「弱点」とは違うんですよね。

シャーロックの「圧力点」にジョンがあるのに、ジョンの「圧力点」にシャーロックがないのも、「弱点」じゃなくて「ツボ」なんだって考えると納得がいきます。)



それにしても、イギリスのことを

「You can do what you like here. No one’s ever going to stop you. A nation of herbivores.」
(何でも好きなことができる。だれも止めない。草食動物の国だ)

なんかどこぞの国でも同じようなことを叫んでる人がいるな~と思いました。

(草食動物って herbivores っていうんですね~)


「If it works here ...I’ll try it in a real country.」

(ここでうまく行ったら・・・本物の国で試すんだ)

なんて、息をのむジョンだけでなく、イギリス人が聞いたら愛国心で燃え立つでしょう!


さて、手紙を盗みにジョンとシャーロックは出かけますが、その入り口で、なぜシャーロックがジャニーンに近づいたかの謎が解けます。



話してる時のシャーロックのかわいいこと♪

こんなオメメで見られたら、誰だってセキュリティロックを外しちゃいますよね~

そして最上階でマグヌセンの頭にピストルを突き付けていた人は!




EEEEEEE!!!!

失礼しました。

まさに驚愕! 

それもジョンの気持ちを思うと、つらくて!

シャーロックもこれには驚いたことでしょうね~~



この disillusioned ってなに?とは思っておりましたが・・・・



銃撃されてからのシャーロックの脳内画像ですが、 Mind Palace にはちゃんとモリーが住んでいるんですね

(ついでにアンダーソンまで・・・)


そして「赤ひげ」の画像も登場!



あ~~、やっぱり子供のころに飼っていたワンちゃんだったのね!

赤ひげが呼ばれて走ってくると、本当にうれしそうなシャーロック。
でもちょっと悲しそうな顔になって、

「Hello, Redbeard. They’re putting me down too, now. It’s no fun, is it?」
(やあ、赤ひげ!奴らは今、僕までやっつけようとしてるんだ。楽しくないよね!)

赤ひげは誰にput downされたのかな・・・・



そしてもっと奥深いところにはあいつも拘束されつつもいたりするのね。

こういう画像が走馬灯のように3秒の間にぶあ~~っとシャーロックの Mind Palace の中を走り抜けたのでしょうね~

この辺の撮影方法がほんと素晴らしいです♪

そして、シャーロックが蘇生する引き金になる言葉が「John」だというのも、泣けます。

ところでここで出てくるシャーロックの少年時代の子供、ラストでも出てきますが、



モファットさんの息子ですって。

なんかねえ・・・ちょっと印象が違うんですけど・・・・

自分の子どもをスクリーンに出したがる監督というと、他にもいっぱい(PJとかPJとか)いますけどね・・・

アーチー君と代えて欲しいな・・・

巻き毛にすれば誰でもいいというのなら、茂木健一郎氏だってシャーロックができるはず


               

(すみません、茂木さんは好きです。馬鹿にしているわけじゃありません!)



 

・・・さて、長くなってきたので、続きます・・・・






画像はネットからいただいてきました。
台詞は適当に聞き取って訳したので、間違ってるかもしれません(汗

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2 コメント

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なんで!? (くっちゃ寝)
2014-06-09 11:12:46
なんで!?なんで!?
ああ、jesterさん・・・、もう絶句・・・

あんなにかわいくて、人間的になってたシャーロックが・・・
いや、だからこそああいう行動に出てしまったのか。
三人を守るために。

このエピソード、出だしの不穏な音楽からしてゆる~いE1、2とは違っていましたね。
一見紳士風なのに、すごく気持ち悪いマグヌセン。
な、舐めてるし・・・

廃墟に向かうジョン、そろそろこういう刺激がほしかったのかな。
ひとりで大丈夫?危ないよ?と心の中でつぶやいていましたが、
そんな心配いりませんでしたね~
ためらうことなくビルを取り押さえて、ジョンかっこいい!
(そして、真剣にシャーロックのことを怒るモリーも。
彼女、ほんと一皮むけましたね)

そんなジョンも(そして私たちも)、寝室から出てきたジャニーンにはびっくり。
シャーロックに彼女!?
普通にいちゃついてるよ~(ちょっとショック・・・)
そのときのジョンの表情がなんともいえない(笑)
喜ばなきゃいけないのに、淋しいっていうか、裏切られたような感じっていうか、
そんなとまどいがよく出てましたね。

そして、マグヌセンに銃を向けてた女がまさか・・・
しかもシャーロックを撃つなんて。
飛ばし暗号に気づいた彼女に違和感を感じてはいましたが、まさかねえ・・・
このあたりからシャーロックが蘇生するまでは息もつかせない展開。
今回は見終わった後、どっと疲れました~
返信する
くっちゃ寝さん♪ (jester)
2014-06-09 16:55:03
くっちゃ寝さん、お待ち申し上げておりました!

>なんで!?なんで!?
ああ、jesterさん・・・、もう絶句・・・
あんなにかわいくて、人間的になってたシャーロックが・・・
いや、だからこそああいう行動に出てしまったのか。
三人を守るために。


ほんとに、Oh my god!!の連続のE3でしたね!
でも、今日書いた記事にも書いたのですが、「マグヌセンはほんとに死んだのか?」
と疑ってます。はい。
だって、それが定石だしねえ。
マグヌセン、殺しちゃうには惜しい悪役だし。
モリアーティも「Miss me?」とか言って出てくるし。
もしマグヌセンが死んでないとしたら、あの銃撃はすべてやらせ??

あらたなるやらせ疑惑が私の小さな胸を痛めつけてます・・・


>このエピソード、出だしの不穏な音楽からしてゆる~いE1、2とは違っていましたね。
一見紳士風なのに、すごく気持ち悪いマグヌセン。
な、舐めてるし・・・


死ぬのには惜しいとか書きましたが、ほんとに気色悪くて、死んでほしいです。
ジョンのおでこだけじゃなくて目までぱちんぱちんいじめるし。


>廃墟に向かうジョン、そろそろこういう刺激がほしかったのかな。
ひとりで大丈夫?危ないよ?と心の中でつぶやいていましたが、
そんな心配いりませんでしたね~
ためらうことなくビルを取り押さえて、ジョンかっこいい!


S3のジョンはめちゃくちゃかっこいいし、かわいいし、はっきり言ってシャーロックより魅力的!((殴
萌えるシーンが満載で、萌えまくってます。


>(そして、真剣にシャーロックのことを怒るモリーも。
彼女、ほんと一皮むけましたね)


あのびんた、ほんとに痛そうでしたよね。
ひそかに、NGで繰り返したら、カンバーバッチの頬が腫れちゃう・・・と心配しました。


>そんなジョンも(そして私たちも)、寝室から出てきたジャニーンにはびっくり。
シャーロックに彼女!?
普通にいちゃついてるよ~(ちょっとショック・・・)
そのときのジョンの表情がなんともいえない(笑)
喜ばなきゃいけないのに、淋しいっていうか、裏切られたような感じっていうか、
そんなとまどいがよく出てましたね。


だって、シャーロックが童○っていうのが、マイクロフトのからかいポイントだったのにねえ~

まあ、後半で疑惑は晴れたものの、シャワーに一緒に入ってたし、あのチューは!!!

やっぱり怪しいですなあ・・・


>そして、マグヌセンに銃を向けてた女がまさか・・・
しかもシャーロックを撃つなんて。
飛ばし暗号に気づいた彼女に違和感を感じてはいましたが、まさかねえ・・・


ただのおとなしい女性じゃないというのはわかってましたが、まさかねえ・・・

ほんとに驚きました。
スポイラーの画像なんかまったく見ていなかったので、夜なのに「えええええ!」と叫んでましたよ。


>このあたりからシャーロックが蘇生するまでは息もつかせない展開。
今回は見終わった後、どっと疲れました~


あのシャーロックが「ジョン」と聞いて、必死で起き上がろうとするところが泣けました♪

ほんとに疲れるほど見ごたえがあるE3でしたね♪

できたらE2もこのぐらいの緊張感を持ってほしかったです。
だって2年も待ったんだもん・・・ぶつぶつ・・・
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