ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

アルベロベッロへ。楽しい街でした! 街角の絵描き売りに転身か⁈

2016-06-11 | 
マテーラから、アルベロベッロへ。



ずっと一度来てみたかった、奇妙な屋根が連なる街。

昔、屋根の数だけ税金をかけられたので、取り外し可能な石を積んだ屋根にしたのが始まりとか。



スケッチする気はあまりなく、今日は1日観光しちゃおう!

だって、面白いけど絵にはならない風景だよ?



と決心して、紙もいつもは90×65㎝ぐらいのを何枚かカルトンに止めて持って歩いているのに、その半分くらいのF10とか、F8の紙を4、5枚持っただけ。

まずはお土産屋を冷やかしつつブラブラしたりして、やる気全くなし!


でも、とりあえず一枚と思って描いたら、面白くて、結局観光はほとんどせずに、1日絵を描きまくり、紙を使い果たし、私にしてはたくさんスケッチできました。

観光地化している街ではなく、反対側の住宅街。



家の前に座っていたおじさまに、素敵なお家ですね!と言ったら、中を見せてくれましたが、各部屋を仕切るドアはなく、こじんまりしていながら、とても綺麗に片付いている、小人のお家みたいでした!


三枚目の小さな絵を描いている時、イタリア人のシニョーラが通りかかり、後ろで散々描いてるのを眺めた後に、

「これ、売ってくれない?」

jester「あー、シニョーラ、残念ながらこれは売り物ではありません…」

「欲しいのよ。80ユーロでどうかしら」

jester「いえ、旅行で来て、ほんの楽しみで描いているだけなので…」

「では90では?」

…と交渉され、120ユーロ(15,000円ぐらい)まで上がった時、正直心が揺れましたが…、

それでもきっぱりことわり。


…後で友だちにあった時、その話しをしたら

「額縁なしで120ユーロなら、売りだよ!
それでみんなにいっぱいおごれよ!」

とどやされました…







そいえば去年もパリ行くって言ったら、モンマルトルで似顔絵描いて旅費を出せ!ってお絵描き仲間に言われたなあー

…これからは、これで生計を立てるか…


最新の画像もっと見る

コメントを投稿