ロンドンについて、まず最初に行くのは、たいていナショナル ギャラリーです。
毎回ロンドンに来ると、何日かおきに、全部で10日くらいはここに通うので、多分ガイドができるくらいに、慣れ親しんでおります。
(誰か雇って〜)
トラファルガー広場から向かって左にオブジェがあるんですが、
前あった恐竜から、サムズアップのおててになってました。
これ、David Shrigley という人の作品で、
Really good という題らしいです。
後日Tate modern に行った時、ショップでTシャツなどのグッズを売っていました。
さて、このオブジェの後ろにある、セインズベリー棟の入り口から入って、階段を上ったところにある、ダヴィンチの デッサン
「洗礼者ヨハネと聖アンナのいる聖母子像」
から観るのが、わたくしの定番。
この絵は、この絵のためだけの小さな部屋にかかっています。
中は最小限の照明しか無くて、洞穴のように薄暗く、絵の前の壁に沿ってベンチがあります。
ここに座って、この名画と会話をすると、ロンドンライフの始まり…
他のお客さんがいなくなり、自分だけがこの絵と対面していると、暗い宇宙空間に浮かんでいるような、不思議な気分…
ああ、またロンドンにきたなあ、これって夢じゃないんだなと、じわっときて……
……なんですが……
……な筈なんですが……
ないの!!
(棉の国星のチビ猫風に)
今回、お目当の絵がありませんでした…!
あるべき場所には小さな聖母子像がかかっているだけ…
ダヴィンチのほうは、修復中なのか、どこかに貸し出し中なのか…
ショックでした…
そのあとは、中心部に歩いて行って、この子
Whistlejacket君に会いに行きます。
近くにソファーがあって座りながら描けるし、形がシンプルだし、なにかとちょうどいいので、何回か、模写させてもらってます。
それから正面玄関向かって右側手前の、ゴッホのひまわりやら、ゴーギャン、モネやルノワール、ルソーなどなどにじっくりご挨拶。
幸せな気分になったそのあとは、その日の気分で、フラフラ歩き回ります。
疲れたら地下のカフェで一息。
こないだ食べた「ポテトと卵のサラダ」は3ポンド。
そして、気が向くと地元の小学生に混ざって、美術の校外学習授業を聞いたり…
(日中行けば、必ずどこかにこんな風景が見られます。
夕方のへんは、大学の授業や社会人クラスの講義も。
後ろでそれを聞くのは、英語のお勉強にもなり、楽しいです。)
(あと、ナショナルギャラリー主催の、見学ガイドツアーもあります。時間が決まっていて、セインズベリー棟の入り口付近に集合します。
もちろんタダです。
どの絵にするかは、担当の学芸員さんの気分と、混雑状況によります。
このことはまた詳しく書きますね)
はたまた、好きな絵を模写したり…
ショップのアート関連の本を見たりして、楽しくて充実した一日を過ごします♪
特別展(有料)も充実しています。
今は「ミケランジェロとセバスティアーニ展」をやっていて、素晴らしかったです!
それにナショナルギャラリーは無料ワイファイも飛んでいてちゃんと通じるので待ち合わせにも便利です♪
(ビクトリア&アルバート博物館の無料ワイファイなんて、なかなか繋がりません…)
こんなに素晴らしいギャラリーが、全て込みで、なんと今なら無料!
(いや、いつでも毎日無料!)
ですが、
「ナショナルギャラリーをいつまでも無料で開放するために、ご寄付をお願いします!」
なのです。
そう書いてあるドーネーションボックスが入り口など館内にいくつか控えめに置いてあります。
皆様もナショナル ギャラリーをご訪問なさったら、ぜひぜひドーネーション、4ポンドほどをよろしくお願いします!
わたくしも、まるで神社でお賽銭をあげるように、毎回ドーネーションして拝んでおりまする。
ありがたや…
ありがたや……
毎回ロンドンに来ると、何日かおきに、全部で10日くらいはここに通うので、多分ガイドができるくらいに、慣れ親しんでおります。
(誰か雇って〜)
トラファルガー広場から向かって左にオブジェがあるんですが、
前あった恐竜から、サムズアップのおててになってました。
これ、David Shrigley という人の作品で、
Really good という題らしいです。
後日Tate modern に行った時、ショップでTシャツなどのグッズを売っていました。
さて、このオブジェの後ろにある、セインズベリー棟の入り口から入って、階段を上ったところにある、ダヴィンチの デッサン
「洗礼者ヨハネと聖アンナのいる聖母子像」
から観るのが、わたくしの定番。
この絵は、この絵のためだけの小さな部屋にかかっています。
中は最小限の照明しか無くて、洞穴のように薄暗く、絵の前の壁に沿ってベンチがあります。
ここに座って、この名画と会話をすると、ロンドンライフの始まり…
他のお客さんがいなくなり、自分だけがこの絵と対面していると、暗い宇宙空間に浮かんでいるような、不思議な気分…
ああ、またロンドンにきたなあ、これって夢じゃないんだなと、じわっときて……
……なんですが……
……な筈なんですが……
ないの!!
(棉の国星のチビ猫風に)
今回、お目当の絵がありませんでした…!
あるべき場所には小さな聖母子像がかかっているだけ…
ダヴィンチのほうは、修復中なのか、どこかに貸し出し中なのか…
ショックでした…
そのあとは、中心部に歩いて行って、この子
Whistlejacket君に会いに行きます。
近くにソファーがあって座りながら描けるし、形がシンプルだし、なにかとちょうどいいので、何回か、模写させてもらってます。
それから正面玄関向かって右側手前の、ゴッホのひまわりやら、ゴーギャン、モネやルノワール、ルソーなどなどにじっくりご挨拶。
幸せな気分になったそのあとは、その日の気分で、フラフラ歩き回ります。
疲れたら地下のカフェで一息。
こないだ食べた「ポテトと卵のサラダ」は3ポンド。
そして、気が向くと地元の小学生に混ざって、美術の校外学習授業を聞いたり…
(日中行けば、必ずどこかにこんな風景が見られます。
夕方のへんは、大学の授業や社会人クラスの講義も。
後ろでそれを聞くのは、英語のお勉強にもなり、楽しいです。)
(あと、ナショナルギャラリー主催の、見学ガイドツアーもあります。時間が決まっていて、セインズベリー棟の入り口付近に集合します。
もちろんタダです。
どの絵にするかは、担当の学芸員さんの気分と、混雑状況によります。
このことはまた詳しく書きますね)
はたまた、好きな絵を模写したり…
ショップのアート関連の本を見たりして、楽しくて充実した一日を過ごします♪
特別展(有料)も充実しています。
今は「ミケランジェロとセバスティアーニ展」をやっていて、素晴らしかったです!
それにナショナルギャラリーは無料ワイファイも飛んでいてちゃんと通じるので待ち合わせにも便利です♪
(ビクトリア&アルバート博物館の無料ワイファイなんて、なかなか繋がりません…)
こんなに素晴らしいギャラリーが、全て込みで、なんと今なら無料!
(いや、いつでも毎日無料!)
ですが、
「ナショナルギャラリーをいつまでも無料で開放するために、ご寄付をお願いします!」
なのです。
そう書いてあるドーネーションボックスが入り口など館内にいくつか控えめに置いてあります。
皆様もナショナル ギャラリーをご訪問なさったら、ぜひぜひドーネーション、4ポンドほどをよろしくお願いします!
わたくしも、まるで神社でお賽銭をあげるように、毎回ドーネーションして拝んでおりまする。
ありがたや…
ありがたや……
記事を書く大きなモチベーションは、「誰か読んでくれてる〜〜」という嬉しさです!
>ナショナルギャラリーが好きなだけ見放題って、美術が好きなjesterさんにはたまらない環境ですね。
本当にお世話になっております!
ロンドン中のほとんどの美術館と博物館がただなんですよ〜
(もちろんドーネーションしますけど!でも4〜5ポンドのドーネーションで一日遊べたら、完全に元が取れます!)
>いつもそこから始まる「ただいま」って言えるような「絵」が有るのっていいなあ〜〜♪
でも今回はなかったのね・・・有ると信じていた展示が変わってるとけっこうショックですよね。
なんでなかったのか、学芸員に聞けばよかったのに、と言われましたが、その辺に学芸員は見当たらず…
メチャクチャショックでした…
>私は「日本:ロンドン」なんてスケールじゃないけど、好きな歌舞伎を見に行くと必ず「また来たよ」と見に行く絵があります。
歌舞伎座にも国立劇場にも沢山の日本画の大作が展示されているので、それを見るのが毎回楽しみで・・・
やはり本物から受ける感動って画集ではけっしてわかりません。
(しかもその前にソファが有って座ってお弁当を食べながら見られる!)
おお!
そうなんですね!
iguさんの「また来たよ」の絵ってどんなのでしょう?
年期が入ったまた来たよですねえ〜〜
>それにしてもナショナルギャラリーって素晴らしい。
美術の郊外学習授業を一緒に聞けてしまうのも羨ましい〜・・楽しそう!
ガイドツアーも有るし模写も出来るしって、すっごく自由に1日楽しめるんですね〜
小学校の授業だと、難しい単語がなく、話もゆっくりで、わたくし向きであります。
社会人講座とかだと、難しいです…
立ち聞きなので手を挙げて、質問するわけにもいかないし…
いつもそこから始まる「ただいま」って言えるような「絵」が有るのっていいなあ〜〜♪
でも今回はなかったのね・・・有ると信じていた展示が変わってるとけっこうショックですよね。
私は「日本:ロンドン」なんてスケールじゃないけど、好きな歌舞伎を見に行くと必ず「また来たよ」と見に行く絵があります。
歌舞伎座にも国立劇場にも沢山の日本画の大作が展示されているので、それを見るのが毎回楽しみで・・・
やはり本物から受ける感動って画集ではけっしてわかりません。
(しかもその前にソファが有って座ってお弁当を食べながら見られる!)
それにしてもナショナルギャラリーって素晴らしい。
美術の郊外学習授業を一緒に聞けてしまうのも羨ましい〜・・楽しそう!
ガイドツアーも有るし模写も出来るしって、すっごく自由に1日楽しめるんですね〜