NASAが選んだ、最高の火星の家が決まりました!
NASAの「3Dプリント居住地チャレンジ」のフェーズ3:レベル5 では、結局、下記の2チームが参加しました。
4日間で30時間に及ぶ制作と試験の結果は、以下の通りでした。
1位:AI. SpaceFactory of New York 賞金50万ドル
2位:Pennsylvania State University of College Park 賞金20万ドル
https://www.nasa.gov/directorates/spacetech/centennial_challenges/3DPHab/19-017.html
下図が今年度の最高の火星の家です。
(C)NASA
2つのチームは、イリノイ州エドワーズにあるCaterpillarのEdwardsデモンストレーション&ラーニングセンターで5月1日から4日にかけて、月や火星のような深宇宙の目的地で発見される可能性のあるリサイクル可能な材料を使って作成しました。構造の大きさは、実際の建築設計の3分の1の大きさでした。
各チームは、最小限の人的介入で可能なロボット製造技術を採用しました。
そのような技術は、より持続可能で自律的な探査ミッションを可能にするでしょう。
*AI. SpaceFactory of New Yorkのコンセプト
https://www.youtube.com/watch?v=XnrVV0w2jrE
製造過程
https://www.youtube.com/watch?v=axnuLepJufs
*Pennsylvania State University of College Parkのコンセプト
https://www.youtube.com/watch?v=iVDY5m2lx3w&t=130s
製造過程
https://www.youtube.com/watch?v=jBlZPLwz1Fs
イベントのスケジュール(すべての時間はCDTです):
5月1日水曜日
8時から18時:各チームは競技場で彼らの居住地モデルの印刷を開始します。
5月2日木曜日
8時から18時:チームは、印刷を継続する。
・ブラッドリー大学とキャタピラーは中学生のための教育デーを開催します。
・NASAの宇宙飛行士ドン・トーマスが話し、インタビューを受けます。
5月3日(金)
8時から18時:チームは、居住地モデルを完成させます。
・ブラッドリー大学とキャタピラーは高校生のための教育デーを開催します。
・NASAの宇宙飛行士ドン・トーマスとスコット・アルトマンが話し、インタビューを受けます。
・NASAの主題専門家がインタビューを受けます。
5月4日(土)
建造物の試験が9時から14時まで行われます。
・ブラッドリー大学とキャタピラーはコミュニティデーを主催し、600人以上の来場者が見込まれます。
・NASAのスコット・アルトマン宇宙飛行士が話をし、インタビューを9時30分から13時30分に受けます。
・NASAの主題専門家がインタビューを受けます。
授賞式は午後3時30分
式典終了後は、チームやその他のチャレンジ担当者が面接を受けます。
5月15日追記
TECHABLEさんの13日の記事で、AI. SpaceFactory とPennsylvania State University of College Parkの建築素材等について詳しく記載されているので追記しておきます。
https://techable.jp/archives/99287
*それにしてもTECHABLEさんの記事でも「~のようだ」との記載が多く、このコンペが複雑で部外者にはわかりにくい部分があったことを裏付けているようです。
今後、より詳細な情報が公開されてくることを期待してます。