1月28日付けWhat'sNewによりますと、Curiosityがドリルを開始する前の準備に入ったようです。
火星史上初の岩を穿つことの出来るドリルを使用するということで、万全を期していろいろ調整をしていますね。
下図は、正面のHazcamでSol170に撮影されたものです。
"John Klein."と呼ばれる岩脈の入った岩にドリルを押し当てているところです。
"drill-on-rock checkout" と呼ばれる今回の活動は、ドリルの刃の回転なしでCuriosityのドリルの叩く動作を使用します。
それは、前後に叩くメカニズムおよび関連するコントロールシステムが岩を叩く為に適切に調整されることを保証するためとのことです。
現在、Curiosityがいる"Yellowknife Bay"では、1日の気温が0℃から-65℃程度上下します。
この気温変化でCuriosityのアーム(2.1m)は、約2.4mm伸び縮みするそうです。約0.1%の伸縮。
微妙な調整が必要なようです。
いよいよ"Yellowknife Bay"にドリルのダッダッダッという音が響き渡ることでしょうね。
火星人を叩き起こすかも・・・