火星への道

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インドの火星探査

2013-01-09 21:44:26 | インド

インドが2013年に火星探査機を打上げるという情報がありますが、直接の情報は得られていません。
1月4日付けの惑星協会Emily Lakdawallaさんのブログに最新の詳しい情報がありましたのでメモしておきます。

Emilyさんのブログより:
ISRO(Indian Space Research Organisation)のサイトでの情報は、現時点では見当たりません。
しかしながら、多くのメディアが同じ内容の情報を発信しているので、発信源は同一と考えられます。
4日から7日に開催される100th Indian Science Congressで情報が出てくるでしょう。

現時点での情報(1月4日時点)
[Spacecraft facts]
1.その主エンジンは440ニュートンの推進力を生成します。
2.打上重量: 1350 kg.
3.それは、火星で750Wの発電可能な単一のソーラーパネルを1.4×1.8メーター運びます。
 [ノート:これは、私が、どうにか見つけた上記の画像と一致しません;それは、各セクション(恐らく1.4×1.8メーター)と共に、3つのセクション・パネルを持つように見えます。私は、この不一致について説明することができません。]
4.姿勢制御については、4つのリアクション・ホイール(8つの22-ニュートン・スラスター)があります。
 [上記の説明では、火星探査機は、かなりChandrayaan-1に似ています(ソーラーパネルのサイズを除いて)。
Chandrayaan-1は、月で2.15×1.8メーターの単一のパネルで750Wを発電しました。
私の推測では、図が正確で、火星の宇宙船には、各々1.4×1.8メーターのパネル3枚からなる太陽電池があるということでしょう。
そして、どうにか単一のより大きなパネルが月で行った発電量と同等の発電量を火星で生産するということでしょう。]

5.下記5つの機器を搭載します。
 •A color camera
 •A Thermal Infrared Imaging System
 •A Lyman-alpha photometer
 •An Exospheric Neutral Composition Analyzer 
 •A Methane Sensor
6.エンジニアリングモデルは、完成しました。また、飛行モデルは、3月に完成するはずです。
7.ISROは、4月に機器の統合を開始するため、3月に届けられるのを待ってます。
8.10月中に地球軌道へ打上げる予定です。
9.宇宙船は、11月26日に地球軌道を出発して、2014年9月22日に火星到着するでしょう。
*事務局注:2段階方式ということは、ロシアの技術でしょうか?

ミッションには、正式名がまだありません。
(「Mangalyaan」はそれではありません -- 私が知る限り、その名前は、名前を必要とする新聞によって構築されました。)
しかしながら、適切なものがないため、、正式名が何か私たちが知るまで、私は、「Mangalyaan」を使い、分かった時点で変更し様と思います。

Jitendra Nath Goswamiさん(director of ISRO's Physical Research Laboratory)は、次のように言ったと伝えられてます:
「私たちは、一生懸命火星探査ミッションを10月中旬までに開始するために努力しています。」
「私たちが火星の大気を研究するとともに、ミッションには、非常に特定の科学目的があります。このミッションは、他の国々によって以前に行われていないものを調査するでしょう。」
「今までの火星ミッションで、水が火星にあったことを示しました。私たちは、惑星がなぜ、またどのようにして水と二酸化炭素を失ったか知りたいと考えています。」

これらのゴールは、NASAのMAVENのものに似ているように思えますが、機器パッケージは、MAVENのより一般的です--カラー画像化、夜間の熱の赤外線、など。
外気圏の中立の構成アナライザーだけが、MAVENとオーバーラップするようです。
いずれの場合でも、科学は、このミッションの第2のゴールに過ぎないというのが私の印象です。
主要目的は、いくつかのものを巧みに計画実行しています。
地球-火星間の遷移軌道上に宇宙船を打ち上げることで単に成功し、首尾よく火星へ航海し、首尾よく火星軌道に入り、すべてそれを操作することがインドの主要な成果となるでしょう。(どのような科学的データーが返って来るかにかかわらず)

                                                            以上

コメント (2)
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