Sol150(1月7日 JST)にCuriosityが"Yellowknife Bay" の中で"Ekwir_1."と名付けた岩でワイヤーブラシを火星で初めてテストしました。
上図の先端部分です。
ワイヤーブラシは、 Honeybee Robotics(New York, N.Y.,)が製造したDRT(the Dust Removal Tool)です。
Spirit と Opportunityにも同様の機能が搭載されています。
目標の表面からダストを取り除くことで詳細な観察が可能になります。
APXSやMAHLIそしてChemCamでの調査がしやすくなりますし、CheMinやSAMでの分析サンプルを絞り込む役割もあります。
下図は、MAHLIで25センチメートルの距離からの画像です。
ダストが払いのけられた岩の表面は、約47ミリメートル×62ミリメートルです。
下図は、DRTでダストを除いた表面のアップ画像です。
MAHLIで1センチメートルの距離からの画像です。