日本裁判官ネットワークブログ
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1 私はこの10年余り,午前7時ころからの早朝30分愛犬と散歩することを日課としてきた。この散歩は犬の生理的欲求から不可欠であり,台風の日でさえも欠かさない日課であるが,私にとっても犬にとっても,貴重な健康法となっている。ところで最近,私は健康増進のために散歩量を増やしたいと思うようになった。毎日30分の散歩では減量効果としては不十分であると感じているためである。
2 30分の散歩が健康のために効果があることは日々実感しているところである。この散歩の際に,50メートルのスロージョギングを10回,合計500メートル走ることにしてきた。数年前にそのためのとてもよい方法を編み出したのである。それはジョギングの際に,両足をワンセットで1から35まで数えると70歩となるが,1歩が約70センチであるために,これで約50メートルとなる。走り始めるとアッという間に35になるので,苦しいという感覚はなく,一瞬物足りない感じさえするが,この500メートルのスロージョギングを欠かさなくなってから,真夏の過酷なテニス大会においても,殆ど苦しい思いをしなくなった。ついでに脱線すると,真夏のテニスの際に濃い色のサングラスを使用すると体感温度が10度位低くなり,酷暑のテニスが,まるで軽井沢などの高原の涼風の中でテニスをしているような錯覚に陥るので,お勧めである。サングラスをはずして汗を拭く時には,余りに強烈な日差しに驚くことになる。
3 ただ30分の散歩と500メートルのスロージョギングでは痩せない。正確ではないかも知れないが,ある元最高裁判事が毎日1時間の散歩を継続された結果,1か月で1キロ,合計で7キロの減量に成功されたという話を自ら書かれていたのを拝読したという記憶がある。1時間の散歩で1日30グラム,1か月で1キロ減量という計算になる。
4 そこで私は,朝の散歩とは別に夜11時から1時間,夜の町を散歩することにした。しかし1週間は実行できたが,これはかなり無理で,続けることができなかった。仕事に支障を生じたのである。
5 いろいろと考え実践もしてみたが,無理をせずに継続するためには,犬との30分の早朝散歩を1時間に増やすことが,最も効率的であるという結論になった。そこで1時間の早朝散歩を開始した。家から川原まで500メートル,川原を1・5キロ,往復すると丁度4キロで,1時間の散歩になる。右手に岡山後楽園の木々を,左手に桜の名所となっている桜並木を眺めながらの散歩は甚だ爽快で,一歩一歩が健康に向けて驀進しているような気分で愉快である。スロージョギングも20回,合計1キロに増やした。1年後には10キロ減量していることは間違いないと思えた。
6 ところが異変が生じたのである。私は「青年と荘犬」の散歩という気分で,颯爽と1年計画の試行的早朝大散歩作戦を開始した。川原を歩いて,ある大橋の下で折り返すのであるが,1週間が経過したころのある日,橋までの中間点付近で犬が立ち止まり,動かなくなってしまった。綱を引っ張っても,足を踏ん張って抵抗する。考えてみれば愛犬ももう14歳の老犬である。いささか無理な計画で,単なる「老人と老犬」の散歩に過ぎなかったということか。そこで計画を変更し,犬との散歩は当初の30分の散歩に戻したところ,犬の機嫌も直り,10年以上続いている散歩が復活したのである。(M)


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最高裁ネット!にアップされた優しそうな!横浜地裁・新所長さんの健康法は「乗馬」 (秦野真弓)
2010-08-19 20:32:47
横浜地裁・新所長さんの健康法は乗馬
@優しそうな横浜地裁所長さんは=[前・高裁民事裁判長]…傍聴してて怖かった
@モノマネ:「被控訴代理人!そんな質問しかできないならば!打ち切ってください」
@尚!新・横浜地裁所長様は,[最高裁・竹崎長官様や!行政局の三輪課長様]と同じく
何故か名瀬支部勤務経験アリ

 
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