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「肩凝りよ、さようなら」(その2)

2015年10月23日 | ムサシ

1 先頃「肩凝りよ、さようなら」という一文をこのブログに投稿した。ところが筋膜体操自体は簡単な内容ではあるが、案外時間を要するため継続して実行することは予想外に困難であることが判明した。そこで私はかなりきめ細かい工夫をして、筋膜体操が継続できるようになり、「肩凝りよ、さようなら」という実感を抱くようになっている。
2 ところが、折角私が苦労してNHKの「ためしてガッテン」を文章化した資料を配付したのに、わが事務所の事務員を始めとして余り実践できていないことが分かってきた。確かに簡単な運動ではあるが、それを継続して実践するにはかなりの決意と粘りと工夫と時間(1日15分)が必要である。勤務している人には、休日はともかくとして、週日の実践はかなり無理だということである。
3 そこで私が結構工夫した継続法の秘策を書くことにした。このままでは多くの人が肩凝りからさよならできず、折角の肩凝り防止の名案が生かされないことになってしまう心配があるからである。筋膜体操の内容のほかに、継続するための方策が必要だということである。
4 理解して頂くためには筋膜体操の概略を書く必要があると思われる。
   筋膜体操は4種類に分類できるが、それを5つの型の体操と考えるのが便利である。
(1)斜め腕伸ばし腹筋リリース法(A型とB型と名付ける)
  A型;①椅子に座り、②右腕を右やや後方45度右下にピンと伸ばし、③あごを引き、④左手で右肩を押さえて肩が上がらないようにし,⑤     首を左に倒し、⑥首を回して左耳を左肩の前に出し,⑦30秒停止する。⑧同じことを反対の肩でも行なう。⑧合計1分を要する。
    B型;A型の⑤に続いて、⑥首を回し,鼻を左肩に近づけ,⑦30秒停止する。  ⑧同じことを反対の肩で行なう。⑨合計1分を要する。
(2)平泳ぎ風筋膜リリース法(C型)
   肩胛骨(けんこうこつ)を前後運動させる。
  ①平泳ぎをするように両腕を前に伸ばし、②背中は丸めずピンとしたままで、③ひじを肩の高さのまま,両側に引いて胸を張り、④腕は直角に曲がったままで30秒停止し、⑤その姿勢のまま,ひじを肩の高さより下げず、ひじより先を上に曲げて,手のひらを前に向け、⑥約30秒停止する。⑦合計1分を要する。
(3)S字筋膜リリース法(D型)
     ①椅子から立ち、②右手を頭の後に,手のひらで頭を軽く押さえ、③左手を背中の真中に,手の甲で背中にさわり、④ひじはそれぞれ直角になるようにし、⑤両腕を,更に20センチ奧に移動させ、⑥右足を左足の前に移動させ(足をクロスさせる)、⑦体を左に倒し、⑧30秒停止し、⑨反対側も同じ。⑩合計1分を要する。
(4)バレリーナ風筋膜リリース法(E型)
     ①立って、②右手を上に伸ばし,手のひらは手前に向け、③左手は下に伸ばし,手のひらは後ろに向け、④右足は軽く1歩前に出し、⑤軽く体を左にひねり、⑥約30秒停止し、⑦反対側も同じ。⑧合計1分を要する。
5 1日に3セットを目標とし、2週間で顕著な効果が出るが、ズっと続けることが大切である。所要時間は、1種目1分、1セット5分、3セットで15分である。(ムサシ)


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