今日,現行型61期司法修習生が赴任しました。昨年度よりさらに人数が多くなって,受入庁は大変です。でも,現行型60期司法修習生に比べて,約3分の1の数の合格者であり,しかも現行型試験がどんどん先細りする中で(今,試験を受けている現行型62期は300人程度の合格者となり,最終的に,平成22年を最後に試験が廃止されることになります。),よくぞ来られましたという気持で,熱烈歓迎でした。でも,現行型試験がどんどん先細りする中で,新試験に移行せずに,現行型試験を受け続けるには,勇気が必要だったのではないかと尋ねたところ,「周りから特攻隊といわれていました」ということでした。これは,後がない,帰る道がないことを比喩したもので,実際に特攻隊でご家族を亡くされた方は,耳にされたら気分を害されるかもしれないとは思いつつ,言い得て妙だと正直感心しました。
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