パートタイム裁判官

パートタイム裁判官についてのドラマが明日あります。以下は，ＴＢＳのＨＰからです。

月曜ゴールデン『パートタイム裁判官(2)』
2007年5月14日 月曜日よる9:00から
▼出演者
水谷豊
床嶋佳子
大空真弓
小野武彦、仁科亜希子、小出由華、森脇史登
石井洋祐、駒塚由衣
遠山俊也、柳下李里
平野稔、池田道枝
田山涼成、市川勇
片桐竜次
▼スタッフ
製作：TBS、オセロット
プロデューサー：赤司学文、石川好弘
脚本：石原武龍
法律監修：高山俊吉
監督：吉川一義 ▼みどころ
水谷豊主演の新シリーズ第2弾！ペットにまつわる調停から、事件は殺人事件にまで広がっていく真実を突き止めるには、弁護士も裁判官もない！

「月曜ミステリー劇場」で常に高視聴率をキープしていた「探偵左文字進シリーズ」主演の水谷豊が、新シリーズに挑んだ作品の第2弾がいよいよ放送される。
タイトルは、『パートタイム裁判官(2)』。普段は弁護士の成田望（水谷豊）は、平成16年に実施された非常勤裁判官制度（経験5年以上の弁護士が週に一度だけ裁判官になる制度）により、パートタイムで裁判官になる。そんな望が非常勤裁判官として担当したペットにまつわる調停は、殺人事件にまで広がっていき…。
非常勤裁判官の望は、弁護士らに任せておくべき調査を自ら行ってしまうなど、少し型破り。だからこそ行き着くことのできる真実とは!?
▼あらすじ
成田望（水谷豊）は、普段弁護士をしているのだが週に一度だけ裁判官をする非常勤裁判官をやっている。非常勤裁判官とは、現在、裁判官が不足していることもあり、平成16年に実施されたもので、経験5年以上の弁護士が週に一度だけ裁判官をやる制度である。望は、非常勤で裁判官をしていることを説明するのに、「パートタイム」のようなものと説明をする。
ある日、望は弁護士として担当している窃盗事件の被告人・柳田（石井洋祐）と接見していた。柳田は住居侵入と窃盗を数多く繰り返していることもあり、面倒くさがって一つ一つの犯罪を確認しようとしない。「全部認める」の一点張りだった。
仕事を終え、家に帰ってきた望に向かって、見知らぬ犬が走ってくる。犬が苦手な望は思わず後ずさり、しばらく犬と睨みあう。奥から裁判官をしている望の妻・柚子（床嶋佳子）が笑顔でやっ来る。柚子は同僚からイギリスに留学に行っている間、ガジロウという犬を預かってきたのだった。
週に一度の裁判官になる日。望が裁判官として担当することになったのは、「放し飼い犬飼育差止め等請求調停申立事件」という裁判だった。事件は、家具製造業をしている横山周造（小野武彦）が、閑静な住宅地でアリスという犬を放し飼いして、近隣住民の安眠や生活に支障をきたしているというものだった。裁判官として調停に入る望だったが、被害者の人たちに対する横山の投げやりな態度がどうしても気になる。望は、この事件に何か裏があるのではないかと思うのだった。
犬が苦手だった望も、徐々にガジロウに愛情を抱き始めていた。ある日、ガジロウとの散歩中、横山は以前にハナという犬を飼っていた事を知る。しかし、ハナが亡くなってからは仲の良かった家族がバラバラになってしまったという話も耳にする。さらに、ハナが亡くなったのは動物病院の医療過誤が原因ではないかという疑いがあったことを知る。横山は、その院長・関口昌則（遠山俊也）を相手に裁判沙汰まで起こしていたのだが、裁判では立証できなかったという。
裁判官の心得、「私知を禁ず」。これは、裁判官は個人的に情報を仕入れてはいけないという意味。にもかかわらず望は、書類だけでは分からないことがあるのではないかと、違反の疑いをかけられることも省みずに横山の家を訪れたり、横山に訴えられた病院のことまで調べ出す。するとその訴えられていた院長が、毎晩横山に連れられた大きな犬・アリスの鳴き声に悩まされ、ノイローゼで自殺していたことが発覚する。そして自ら足を運んで調べていくうちに、望はある疑問に思い至る…。ペットにまつわる調停は、弁護士として担当している窃盗事件をも巻き込んで、思わぬ展開をみせる！