日本裁判官ネットワークブログ
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1 妻の帰郷から2週間が経過した。別居期間は5年で,その前にも4年間の100キロ程度の近距離別居もあったが,それ以外の20数年間は同居していた。しかし以前の同居生活をどんな風にして暮らしていたのか細かいことを忘れてしまい,戸惑うことが多い。共働きなので生活費も折半となるが,以前はどうしていたのか思い出せない。仕方なく台所の机の上に空の菓子箱を置いて,その中に2人同額の数万円ずつ入れて食費に使うことにした。なくなったら補充することになるが,節約・減量モードなので,余りお金が減らない。
2 帰郷1週間後の先週金曜日の夜は,妻もその週の大学の授業を何とか切り抜けたので,外食して祝杯を挙げた。その帰途家までの約2キロを散歩することになり,途中後楽園のすぐ近くの川岸にある満開の桜並木をブラブラと通り抜けた。今年の桜はなかなか散らず,2週連続で土・日の満開の桜を楽しんだ人も多いと思われる。「花の雲」という表現がふさわしく,今年の桜は稀に見る見事な桜であったと思う。
3 その翌日の土曜日の朝7時ころ,私の土日の日課で朝のトレーニングとなっているテニスの壁打ちに行こうとして,そっと抜け出そうとしたところ,妻も行きたいという。そこで車で約10分の所にある壁打用の壁で15分壁打ちをした。テニスコートの一角に長さ約40メートルの壁打用の壁があり,壁に少し角度がつけられていて,打った球がやや上向きに返ってくるので打ち易い。既に何人も壁打ちに来ていた。私はかつて得意としていたフォアの強打の復活を目指しているので,10分間ひたすらフォアを打ち続けた。壁には程よい間隔で7~8か所,小さな白いビニールテープでネットの高さの目印が付けられている。最近では目標とするほぼ同じ所に20回くらい続けて打つことができるようになっており,上達している気配である。その後約5分間,フォアとバックのサーブを15球ずつ,これも全力で強打した。15分以上はしないことになっている。「疾風(はやて)のように現れて,疾風のように去って行く」という自称「月光仮面方式」の電光石火型トレーニングである。継続するために余り時間をかけないのである。
 翌日の日曜日の朝も,私がそっと抜け出そうとすると,妻が気がついて,また行きたいというので,2人で15分打ってきた。
 いずれ土・日早朝の15分ずつの壁打ちと,土曜日の午前10時ころから約2時間の所属のテニスクラブのコートでの遊びテニスが定例化することになるだろう。
4 今後少しずつ2人の生活のペースが整備されてくると,生活の幅が広がるに違いない。やがて散歩やハイキングも生活に組み込むことができるだろう。妻は足利市でオカリナを多少上達して帰ってきた。いずれ私のギターとの合奏も試してみたい。無理をせず,しかししっかりと,抜かりなくいろいろと試みたいと思っている。
5 ごみ置き場のようになっていた我が家も,見違えるようにきれいになった。庭も少し手入れをした。よく切れるのこぎりを買ってきたので,何本かの枯れた木を切り倒すことになる。妻に呆れ顔はされたが,覚悟していた程には怒られずに済んだ。お詫びの印に植木の剪定の仕方とサクランボなど果樹の鉢植えの本を2冊買ってきた。大き目の植木鉢を活用した果樹栽培と犬もいるので健康面からプランターでの野菜の栽培を工夫したい。果樹は楽しみとして,野菜は自家栽培の野菜を沢山食べようというものである。そしてできれば狭い庭であるが,我が家を花屋敷にするべく奮闘することにしたい。(ムサシ)


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