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最高裁判事の義援金寄付

2011年04月05日 | 

今日の新聞の片隅に「最高裁長官ら4200万円寄付」という記事がありました。

東日本大震災の想像を絶する被害の状況に日本中が心を痛めているときに、「ほう-」と思った記事した。

かなりの高給とはいえ、お一人あたりの負担額は相当なもので大変な決断であったと推測されることもさることながら、現職の最高裁判事のこのような行動が公表されたのは、歴史上初ではないでしょうか。

将来的にはいろいろな訴訟が提起されることも考えると、消極意見も予想されるなかで、それを乗り越えての勇気ある決断と評価したいと思います。

裁判所あるいは裁判官も社会的存在であり、一般の人たちと思いを共通にしています,というメッセージが伝わってきました。

このような側面でも奇岩城は動いているのかも知れません。

                             自らの寄付額を言えない「花」


2 コメント

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東北地方太平洋沖地震では!ゆきすぎた→理不尽・整理解雇が乱発されやしないか?心配でなりません (しんのまゆみ≒秦野真弓)
2011-04-05 23:06:44
本日!東京地裁労働部の新裁判官様の下
@リーマンショックでの
[整理解雇が有効か無効か?の労働裁判・集中証拠調べ]傍聴致しました
@新裁判官様は【解雇手続きに問題点はないか?】関心を払われておられました
@さて[東北地方太平洋沖地震の甚大な津波被害は深刻]すぎます. きっと整理解雇もある筈です
A:突如!理不尽解雇を受けた方々の悔しさ→私!わかります→是非とも労働弁護士様に法律相談しましょう
B:一方!重要な現業機関を津波にさらわれ
[残念ながら従業員の一部を整理解雇しなければならない
使用者側の悔しきお気持ちも]→私!わかります
@整理解雇とは手続きが重要。是非とも整理解雇前に[どんな手続きを経た場合に!整理解雇は特別に許されるか?]→使用者様は事前に[経営弁護士様]に相談しましょう
@最後に
@私の人生で[軽率な発言した過ち]何回もありました。こんな私!東北太平洋沖地震時→生き残った事!お詫び申し上げます
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Unknown (ファンクラブ会員)
2011-04-06 00:52:08
秦野さま

私も2/20のこのネットワークのシンポジウムに参加していましたので、お姿拝見しました。

私が言う筋合いのことではありませんが、もし物まねのことを仰っているなら、「生き残った事お詫び申し上げます」なんて仰らないでくださいね。
軽率な発言なら、そそっかしい私は日常茶飯事で、たぶんこのネットの裁判官の方はよくご存知のはず(笑

松山千春さんが今回の地震でこうコメントされたそうです。

知恵があるやつは知恵を出そう
力があるやつは力を出そう
金があるやつは金を出そう
自分は何も出せないよ
というやつは元気を出せ

(私は松山千春さんのファンではないのですが…)

秦野さん、一緒に元気を出しましょうね。
裁判官、弁護士の方は知恵を出してくださいね。
(お金も???)

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