きたる2月28日(土曜日)と3月1日(日曜日)の2日間にわたり,北海道旭川市にある旭川トーヨーホテル(旭川市7条通7丁目,昭和通沿い,JR旭川駅から徒歩約10分,旭川空港から車やバスで約45分)において,日弁連等主催の「第19回全国付添人経験交流集会」が開かれる。ここでいう付添人というのは,少年の刑事事件について,家庭裁判所の少年審判手続の中で弁護人同様の役割を果たす弁護士のこと。少年事件に熱心に取り組んでいる全国の弁護士が300人程度旭川に集結する。それこそ,先進的な「経験」を「交流」し,吸収できる貴重な機会である。
1日目の2月28日(土曜日)の全体会(午後1時30分開始)では,19年間裁判官を勤められ,昨年に退官された横山巌弁護士が「家裁裁判官から見た付添人活動-付添人に期待すること- ~自らの若干の付添人活動経験をも踏まえて~」と題して講演される。同期の横山さんは,判事退官の挨拶状に「少年事件では,一人の人間として少年に全身全霊を傾けて接しました。人と関わることで,少年が大きく変化し,成長していく姿を見ると,関わりを持てたことに喜びを感じました。」と記された上,多数回の審判を開き,夜間の現場検証,実験等をして,非行なし不処分で終結した体験が忘れられない出来事だったと書かれた方であり,若い弁護士に大きな影響を与える話をしていただけるものと期待している。また,「自由と正義」の昨年10月号や「季刊刑事弁護」の最新号にも論文を執筆されている川村百合弁護士から「少年事件の裁判員裁判について」というホットな問題についての特別報告がなされる。全体会については,市民の方々にも開放されているので,ご興味のある向きは旭山動物園観光がてら御参加いただければ幸いである(ちょうどその直前に映画「旭山動物園物語」が封切られる。)。
土曜日の夕刻から日曜日の昼にかけて開催される分科会は,「少年事件の裁判員裁判にどう取り組むか」,「少年審判と被害者」,「弁護士は,社会と少年院との架け橋になれるか-保護観察と社会復帰を考える」,「格闘! 地方における重大少年事件」,「児童虐待は今」といった興味深いテーマが並んでいる。
開催地実行委員長の私としては,全国各地からお越しの弁護士の方々に,厳寒期の最果て旭川を体感していただき,過疎地での弁護活動について相互理解を深め,現実的な議論を進める一助にしたいと考えているところである。
(くまちん)
1日目の2月28日(土曜日)の全体会(午後1時30分開始)では,19年間裁判官を勤められ,昨年に退官された横山巌弁護士が「家裁裁判官から見た付添人活動-付添人に期待すること- ~自らの若干の付添人活動経験をも踏まえて~」と題して講演される。同期の横山さんは,判事退官の挨拶状に「少年事件では,一人の人間として少年に全身全霊を傾けて接しました。人と関わることで,少年が大きく変化し,成長していく姿を見ると,関わりを持てたことに喜びを感じました。」と記された上,多数回の審判を開き,夜間の現場検証,実験等をして,非行なし不処分で終結した体験が忘れられない出来事だったと書かれた方であり,若い弁護士に大きな影響を与える話をしていただけるものと期待している。また,「自由と正義」の昨年10月号や「季刊刑事弁護」の最新号にも論文を執筆されている川村百合弁護士から「少年事件の裁判員裁判について」というホットな問題についての特別報告がなされる。全体会については,市民の方々にも開放されているので,ご興味のある向きは旭山動物園観光がてら御参加いただければ幸いである(ちょうどその直前に映画「旭山動物園物語」が封切られる。)。
土曜日の夕刻から日曜日の昼にかけて開催される分科会は,「少年事件の裁判員裁判にどう取り組むか」,「少年審判と被害者」,「弁護士は,社会と少年院との架け橋になれるか-保護観察と社会復帰を考える」,「格闘! 地方における重大少年事件」,「児童虐待は今」といった興味深いテーマが並んでいる。
開催地実行委員長の私としては,全国各地からお越しの弁護士の方々に,厳寒期の最果て旭川を体感していただき,過疎地での弁護活動について相互理解を深め,現実的な議論を進める一助にしたいと考えているところである。
(くまちん)