アイヌ民族遺骨、小樽に返還後は「市営墓地に」 ウポポイの19体 市議会で市長表明

河田俊樹 有料記事

北海道新聞2024年9月11日 21:28(9月11日 22:02更新)

　定例小樽市議会は11日、本会議で一般質問に入り8氏が登壇した。胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間（ウポポイ）」内の慰霊施設に納められ、小樽市内の団体に返還される見通しのアイヌ民族の遺骨19体について、迫俊哉市長は「団体と協議し、市営墓地の中央墓地内に埋葬を予定している」と明らかにした。

　返還手続きは、アイヌ民族らでつくる団体「インカルシペの会」が進めている。迫市長は「具体的方法や費用負担は国などと協議中」とした。

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https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1061718/