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【白老】森を観光資源に モニターツアーに手応え

2009-10-31 | 日記
(苫小牧民報 2009年 10/28)
 森がまちの新たな観光資源になるか実証しようと、白老町癒やしの森活用ビジネス協議会(小西秀延会長)は、27日から1泊2日の日程で「白老癒しの森モニターツアー」を初開催した。札幌圏からバスで20人が参加し、町内各地で森林浴を楽しんだ。自然を五感で味わう内容に「来て良かった」と上々の手応えを得た。
 協議会は観光協会、町、ネイチャーガイドめむの会など官民8者がメンバー。国のふるさと雇用再生特別対策推進事業の採択を受け、森林観光のビジネス化や自然ガイドなどの新たな雇用発掘を狙っている。
 ツアー初日はアイヌ民族博物館~萩の里自然公園~虎杖浜温泉を回る行程。萩の里自然公園では、園内の森林や隣接するウヨロ川のフットパスを約2時間散策した。参加者はキノコやヤマブドウなど里山の実りを見つけたり、サケの遡上風景に感動し、札幌市から来た江川淳さん(43)は「都会には無い魅力をたくさん感じられる。首都圏に住んでいる方々にも受けるのでは」と満足顔だった。
 アイヌ民族博物館では、健康食としても注目の高い「チェプオハウ」(サケの汁物)に舌鼓を打ち、虎杖浜温泉では「しらおい温泉入浴マイスター」から、温泉の効果を最大限得られる入浴法を学習。2日目はポロト自然休養林でノルディックウオーキング、森のクラフト体験もした。
 ツアーで「癒やし効果」があったかどうかを検証するため、参加者からは血圧や唾液(だえき)のデータを収集した。
 協議会では2010年2月にも日帰りのモニターツアーを企画している。「既存の観光資源と組み合わせ、より魅力的な内容に仕上げていきたい」と意気込んでいる。
http://www.tomamin.co.jp/2009s/s09102804.html
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