先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

千歳高生開発のせんべい、アイヌ文化とPR 売上金で作る鉢巻きも紹介

2023-02-28 | アイヌ民族関連
会員限定記事
北海道新聞2023年2月27日 21:41

アイヌ民族衣装を着て商品をPRする千歳高の生徒
 【千歳】市内に北海道工場のある岩塚製菓(新潟県)と千歳高の生徒が25日、昨年共同開発したソフトせんべい「しゃけっと石狩鍋風味」をイオン千歳店でPRした。アイヌ文化に触れてもらおうと、生徒がアイヌ文様の民族衣装を着用し、買い物客の目を引いていた。
 地域貢献を目的に商品開発に取り組んでいる同校ビジネススタディクラブの1、2年生計4人が参加。生徒たちは「お一ついかがですか」などと声を張り、買い物客を呼び込んだ。しゃけっとの売上金の一部を使って作成しているアイヌ文様の鉢巻きを紹介し、手作りのアイヌ語カードを配った。
・・・・・
(中川渚)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/808129

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東胆振の観光客348万人 22年度上半期、過去10年で最多 苫小牧、白老はコロナ前上回る

2023-02-28 | アイヌ民族関連
北海道新聞会員限定記事
2023年2月27日 18:11(2月27日 19:33更新)
昨秋に開かれたトマコマイ・ミライ・フェストの会場の一つ、港湾地区のキラキラ公園。多くのキッチンカーが並んだ(苫小牧都市再生プロジェクト委員会提供)
 胆振総合振興局がまとめた2022年度上半期(4~9月)の東胆振1市4町の観光客数は、前年同期比48・3%増の348万900人で13年度以降の過去10年で最多となった。新型コロナウイルス対策に伴う行動制限がなく、道の旅行割引「どうみん割」の実施や観光イベントの再開を背景に、苫小牧市と白老町がコロナ禍前を上回り、全体を押し上げた。
 市町別では苫小牧市が同76・1%増の138万5800人で最多。続いて白老町が37・1%増の129万7200人、安平町が26・9%増の62万8200人、厚真町が41・8%増の9万4700人、むかわ町が44・8%増の7万5千人。
 苫小牧の観光客数のうち68%は道内客だった。同振興局の担当者は「22年度上半期はコロナ禍の影響が続き、近場で短期の観光が主体だった」とした上で、ホッキカレーや苫小牧のブランド豚「B1とんちゃん」を例に挙げ「食を楽しもうと苫小牧を訪れた道内客が増えたのでは」と推測する。
・・・・
(佐藤圭史)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/807921

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松浦武四郎の功績やアイヌ文化を発信 松阪でまつり、催しにぎわう

2023-02-28 | アイヌ民族関連
中日新聞2023年2月27日 05時05分 (2月27日 11時45分更新)

アイヌ古式舞踊を披露する札幌大学ウレシパクラブの学生ら=松阪市小野江町で
 松阪出身で幕末の探検家の松浦武四郎(一八一八~八八年)をたたえる「武四郎まつり」が二十六日、松阪市小野江町の松浦武四郎記念館周辺で三年ぶりに開かれた。会場には特設ステージや飲食ブースなどが設けられ、多くの来場者でにぎわった。 (望月海希)...
中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。
https://www.chunichi.co.jp/article/643475

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北海道プレスツアー(2023年3月16日-17日)

2023-02-28 | アイヌ民族関連
FPCJ2023年02月27日
テーマ:自然と共生し、新たな未来を創造する「ゼロカーボン北海道」への挑戦
 2050年までに「温室効果ガス排出量の実質ゼロをめざす」ことを表明し、環境と経済・社会が調和しながら成長を続ける北の大地「ゼロカーボン北海道」を実現するために動き出した北海道。
 その根底には、森羅万象をカムイ(神)として敬い、自然に感謝しながら生きたアイヌ民族の文化から受け継がれる「自然との共生」への想いがあり、吹き荒れる風、降り注ぐ太陽、豊富な森林、雪氷など、北海道ならではの豊かな自然により産み出される再生可能エネルギーや森林吸収量を最大限活用しながら、カーボンニュートラルのフロントランナーとして先進的な取組を進める人々がいる。
本ツアーでは、2023年4月15日~16日にG7気候・エネルギー・環境大臣会合が開催される札幌市とその周辺地域を訪れ、アイヌ文化や北海道ならではの大自然と共生しながら新たな未来を創造する「ゼロカーボン北海道」に向けて取り組む人々を取材する。
「ゼロカーボン北海道」に向けて~大自然を活用した様々なエネルギー関連の取り組み~
・日本初のCCS施設:二酸化炭素回収・貯留する技術であるCCSはCO2の大量削減ができる技術として注目されている。日本CCS調査㈱は苫小牧沖合の地中に30万トンのCO2の圧入・貯留に2019年に成功した。実用化に向けた調査や研究開発を地元自治体と協力して進め、この地区を日本のCCS事業の拠点とすべく取り組んでいる。
・再エネ100%ゾーンで産業振興とエネルギーの地産地消を展開する石狩市:札幌市の北に隣接する石狩市は、石狩湾新港地域の工業団地内100haを再生可能エネルギー100%の電気供給エリアにするという構想を持つ。昨年12月に京セラコミュニケーションシステム㈱は、同地にゼロエミッション・データセンターの建設に着工、2024年秋に開業を予定している。また、同市の北部に位置する厚田地区は大災害時に陸路の寸断などにより、孤立しやすい。この課題を解決するために、地域にあるエネルギーを地域で上手に使う仕組みを構築する新しい電力供給モデルを完成させた。
・雪を夏の冷房に:札幌市にあるモエレ沼公園は、彫刻家イサム・ノグチが自身の最後の作品として市内から排出されたゴミ埋立地の上にデザインした公園だ。公園内には、雪を貯蔵庫に蓄え、夏季に冷房として活用する施設を有している。
・太陽光パネルのリサイクル技術開発に挑む企業:2030年には太陽光パネルの大量廃棄時代を迎えるといわれている。㈱トクヤマは、太陽光パネルを構成する太陽電池モジュールの80%以上をリサイクル可能とする新技術開発に挑んでいる。
アイヌ文化と大自然を守り、育む取り組み
・アイヌ文化の復興・創造・発展の拠点「ウポポイ」:日本の貴重な文化でありながら存立の危機にあるアイヌ文化。2020年7月にオープンした民族共生象徴空間「ウポポイ」では、自然に抱かれたポロト湖のほとりで、アイヌ文化を歴史、文化、食事などを”五感で感じる”ことができる。
・ウトナイ湖:国内での記録種数(276種)の約半数の野鳥が確認されるウトナイ湖は、ラムサール条約にも登録された日本屈指の渡り鳥の中継地で、野鳥保護の大拠点。
【実施要領】
1.日程:2023年3月16日(木)~17日(金)(1泊2日)
2.スケジュール:
※日程は調整中のものであり、予告なく変更になる可能性があります。
<3月16日(木)>
7:30-9:00        羽田空港~新千歳空港
10:25-12:55     ウポポイ(民族共生象徴空間)(昼食含む)
13:45-15:15      日本CCS調査
15:45-17:15      ウトナイ湖
18:25              ホテル着
<3月17日(金)>
8:00                  ホテル発
8:50-10:20       REゾーン
11:10-12:35        道の駅あいろーど厚田(昼食含む)
13:35-14:35       モエレ沼公園
14:55-16:25       (調整中。エネルギー関連施設の予定)
17:05-18:05       トクヤマ
(調整中)      新千歳空港~羽田空港
3.参加資格:原則として外務省発行外国記者登録証保持者
4.参加費用:1人20,000円
(全行程交通費、宿泊費(朝食込み)、昼食(2回)を含む)
※参加確定後のキャンセル料については、参加者にご連絡します。
5.募集人数:10名(各社ペン1名、カメラ1名、TVは1社2名まで)
*申し込み人数が10名を超えた場合は、国別の参加者数に上限を設けることがあります。
6.申込方法:お送りしたメールをご確認ください。申込期限:3月6日(月)
7. FPCJ担当:広報戦略課 佐藤 彩子
(Tel: 03-3501-5251、E-mail: sc@fpcjpn.or.jp)
8.備考:
(1)本ツアーはG7札幌 気候・エネルギー・環境大臣会合実行委員会(以下「委員会」という。)が主催、株式会社日本旅行北海道が運営、FPCJが企画協力しています。
(2)本ツアーの内容は、予告なく変更になる可能性があります。
(3)参加者には経費の一部を負担していただいていますが、営利を目的とした事業ではありません。
(4)委員会、FPCJおよび株式会社日本旅行北海道は本ツアー中に生じるいかなる不都合、トラブル、事故等に対して一切責任を負いません。参加者は個人の判断・責任において、必要に応じ旅行傷害保険等に加入して下さい。
(5)写真・TV撮影に関しては、担当者の指示に従ってください。
(6)本ツアーは、報道を目的とした取材機会の提供を目的としているため、参加者には、本国での報道後、FPCJを通じ委員会に、記事、映像、音声(ラジオの場合)のコピーの提出をお願いしています。また、報道が英語・日本語以外の場合は、内容を把握するため英語または日本語の概要の提出も併せてお願いしています。参加申込者は、これらに同意いただいたものとみなします。
(7)地元自治体、メディア等が、本ツアーを視察・取材することがありますので、予めご了承ください。
(8)本ツアーの様子を記録した動画・写真・記事を、委員会構成団体のホームページ、SNS等に掲載することがありますので、予めご了承ください。
https://fpcj.jp/prlisting/hokkaidopresstour/

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人権が「軽い」この国で──プロスポーツと国会での事例を通して考える

2023-02-28 | アイヌ民族関連
GQ 2023年2月27日
差別や人権侵害を許容してしまう日本社会の背景には、何があるのだろうか。ライターの松岡宗嗣が考える。(本誌3月号掲載)
By 松岡宗嗣
昨年末に注目を集めた「サッカーW杯での抗議行動」と「杉田水脈総務大臣政務官の事実上の更迭」という2つのニュース。これらは異なる問題だが、共通点があるのではないかと思う。それは、いかにこの国における「人権」が「軽い」かを象徴しているという点だ。
11月からカタールで開催されたサッカーW杯。競技場建設関連で6500人以上の死亡が報じられるなどの外国人労働者の扱いや、同性愛が違法とされている同国での性的マイノリティに対する人権侵害などについて、国際社会から批判の声があがっていた。開催期間中にも、欧州各国の代表チームを中心に抗議行動が行われた。
これに対し、日本サッカー協会会長は「差別や人権の問題は協会としていい方向に持っていきたい」としつつ、「今はサッカーに集中するときだ」と暗に抗議行動を批判。SNS上では「スポーツに政治を持ち込むべきではない」といった反応が少なくなかった。

2021年3月25日に独・デュイスブルクで行われたW杯欧州予選、ドイツ対アイスランドの試合前、「Human Rights(人権)」とつづられたTシャツを着用するドイツの選手たち。ドイツチームはW杯本戦でも抗議のアクションを続けた。 Pool
12月末には、杉田水脈総務大臣政務官が辞任。8月に第2次岸田改造内閣の人事が発表されてから約4カ月での事実上の更迭となった。
杉田氏は、過去に月刊誌に「LGBTは生産性がない」などと寄稿したり、性暴力被害者に関して「女としての落ち度があった」「女性はいくらでも嘘をつける」などと発言した人物だ。
さらに「男女平等は絶対に実現し得ない反道徳の妄想」「チマチョゴリやアイヌの民族衣のコスプレおばさん。日本国の恥さらし」とも発言し、著書では「慰安婦像」を「建つたびに、一つひとつ爆破すればいい」と書くなど、差別や問題発言を繰り返してきた。
本来は議員辞職レベルの人物のはずが、むしろ政府の要職に起用されてしまうことに対し、就任当時から多くの憤りの声があがっていた。臨時国会で何度もこの問題が追及され、批判に耐えかねたのか、杉田氏は臨時国会後の12月27日に総務大臣政務官を辞任した。
事実上の更迭となったことは当然の対応だが、一方で「トカゲのしっぽ切りでしかない」という指摘もある。そもそも杉田氏のような人物を起用してしまう政権の責任が厳しく問われるべきだという主張には強く同意する。ただ、杉田氏すら更迭できないような政権が、ジェンダー平等や性的マイノリティの権利保障を進められるわけがないという点も強調したい。
岸田首相はこれまでも「性的指向、性自認を理由とする不当な差別や偏見はあってはならない」と答弁してきたが、当初、杉田氏の起用について「適材適所」「職責を果たすだけの能力を持った人物と判断した」と述べ、同氏を擁護した。
サッカーW杯で起きた抗議行動に対する反応も、杉田氏を擁護する岸田首相も、枕詞のように「差別はダメだ」という〝前提〟は示す。しかし、いま目の前で起きている人権侵害に対しては「今はサッカーに集中すべき」「職責を果たす能力がある」などと軽視し、許容してしまうのだ。
こうした問題はプロスポーツや国会という場に限らず、職場など、私たちの日常のあらゆる場面で起きているものではないだろうか。一般的に、多くの人が差別やハラスメントは「してはならないもの」と認識しているだろう。しかし、例えば職場のハラスメントについて、被害者が勇気を振り絞って被害を訴えても、「でもあの人は実績があるから」「悪い人ではないから」と加害が許容されてしまうことは多々ある。
そもそも「人権」は、「能力」や「実績」などと天秤にかけるものではない。人権が守られていなければ働くことはできず、サッカーを安全にプレーできず、サポーターも試合を見ることはできない。いま危険を感じずに試合を楽しめているとすれば、それは差別や偏見による被害を受けずに済む立場にいるからだ。
杉田氏については、一体どの「能力」が評価されたのか理解できないが、岸田首相が「適材適所」と評価し、擁護し続けること自体が、杉田氏の差別発言に「お墨付き」を与え、政府が差別や偏見を容認することにほかならない。
サッカーW杯での抗議行動や杉田水脈総務大臣政務官の事実上の更迭、これらに対する社会の反応──差別や人権侵害を許容してしまう姿勢の背景には、「自分だけ助かれば、差別されなければ、楽しめれば、それでいい」とする考えがないだろうか。
それは、もし自分がいざ排除される立場になった時、容赦なく見捨てられることと地続きだという自覚はあるだろうか。果たしてそんな社会でいいのだろうか。私はそうであってほしくないと思う。
松岡宗嗣(まつおか そうし)
ライター、一般社団法人fair代表理事
1994年、愛知県生まれ。政策や法制度を中心とした性的マイノリティに関する情報を発信する「一般社団法人fair」代表理事。ゲイであることをオープンにしながらライターとして活動。教育機関や企業、自治体等で多様な性のあり方に関する研修・講演なども行っている。単著『あいつゲイだって アウティングはなぜ問題なのか?』(柏書房)、共著『LGBTとハラスメント』(集英社新書)など。
編集・横山芙美(GQ)、写真・getty images
松岡宗嗣が選ぶ、「性的マイノリティ」を考えるための「はじまりの5冊」【GQ VOICE】
私たちがいま直面している社会的・文化的問題について、読者とともに考えるプロジェクト「GQ VOICE」が再始動! そのはじまりの企画として、「人権・差別・新しい男らしさ・性的マイノリティ・フェミニズム・気候危機」の6項目に即して、各分野の識者に選書をしてもらった。ウェブの第3回は、松岡宗嗣さんによる「性的マイノリティ」にまつわる5冊だ。
「性」をめぐる宗教と政治──ジェンダー平等や性的マイノリティの権利保障はなぜ実現しないのか?
「性」や「家族」をめぐる政策に大きな影響を与えている宗教右派と政治の関係を、ライターの松岡宗嗣が考える。
https://www.gqjapan.jp/culture/article/20230227-soshi-matsuoka-column

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米・カリフォルニア大学バークレー校ロースクール図書館における先住民族に関する資料の再分類(記事紹介)

2023-02-28 | 先住民族関連
カレントアウェアネス・ボータル2023年02月27日
米・カリフォルニア大学バークレー校ロースクールが、2023年2月3日付で、先住民族に関する資料の再分類に関する記事“‘The Respect They Deserve’: Law Library Fights Intrinsic Bias by Reclassifying Indigenous Materials”を掲載しました。
先住民族関連の資料を再分類する同校図書館の取組に関する記事です。きっかけの一つとしては米国議会図書館分類表(LCC)で法律分野が分類されるクラスK内において先住民族資料の分類体系を拡大した2014年の米国議会図書館(LC)の変更があったとし、Kクラスのサブクラスとしての「アメリカ先住民の法律」は現在、大陸、国、地域、部族といったレベルでの特異性を考慮したものとなっているとあります。
図書館員の提案で始まったこの取組では、550件の書誌レコードについて、各タイトルの目録内容を調べ、それぞれ既存の分類のままであるべきか、新しい分類に移行すべきかについて議論がなされたことなどが取り上げられています。取組を提案した図書館員は、先住民族の法律資料を再分類することで、長い間疎外され孤立してきた人々の主権と独立を認めることができると述べているとあります。
‘The Respect They Deserve’: Law Library Fights Intrinsic Bias by Reclassifying Indigenous Materials(Barkley Law, 2023/2/3)
https://www.law.berkeley.edu/article/law-library-of-congress-indigenous-law-reclassification-research/
参考:
米国議会図書館(LC)の法律図書館が今夏に公開した“Indigenous Law Web Archive”:先住民の部族政府策定の法律情報等を収集 [2020年11月30日]
https://current.ndl.go.jp/car/42644
ブリティッシュコロンビア大学図書館(カナダ)の件名標目における先住民族「脱植民地化」に向けた取り組み(記事紹介) [2020年07月07日]
https://current.ndl.go.jp/car/41444
米国議会図書館(LC)、先住民族の法律情報のポータルサイト“Indigenous Law Portal”を公開 [2014年08月11日]
https://current.ndl.go.jp/car/26779
https://current.ndl.go.jp/car/173151

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ゼレンスキー氏「侵略はクリミア強奪から始まった」…奪還目指す考え強調

2023-02-28 | 先住民族関連
読売新聞2/27(月) 10:09配信

ウクライナのゼレンスキー大統領=ロイター
 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は26日のビデオ演説で「クリミアの解放により、人々の生活を破滅させるロシアのあらゆる試みに終止符を打つ」と述べ、南部クリミアの奪還を目指す考えを改めて強調した。
 26日は、2014年にクリミアを一方的に併合したロシアへの抵抗運動が始まった日とウクライナで定めている。ゼレンスキー氏はこの日に合わせて演説し、「ロシアの侵略はクリミア強奪から始まった」と述べた。
 ウクライナ外務省は26日、クリミアの不法占拠の終結を目指す外交枠組み「クリミア・プラットフォーム」の参加国などと共同声明を発表した。声明では、クリミアを含むウクライナ領からの露軍の完全撤退や、ロシアの併合に抵抗する先住民族クリミア・タタール人への弾圧の停止を求めた。
 ウクライナ最高会議(国会)の人権オンブズマンは26日、ロシアが180人の政治犯を不法に拘束し、このうち116人がクリミア・タタール人だと発表した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e8f25775623889de64d61cc20db58674ee76620

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アカデミー賞ノミネート獲得のコツは? Netflix配信作ほか力作ぞろいのドキュメンタリー部門紹介&受賞作予想‼【後編】

2023-02-28 | 先住民族関連
BANGER2023.02.27

Netflix映画『エレファント・ウィスパラー:聖なる象との絆』独占配信中
Netflix配信中作品も! 短編ドキュメンタリー賞
今年も力作ぞろいとなったアカデミー賞ドキュメンタリー部門。後編では「短編ドキュメンタリー賞」のノミネート作紹介と、受賞作の予想、そして選考の傾向を考察する。
『エレファント・ウィスパラー:聖なる象との絆』
監督:Kartiki Gonsalves インド
Netflixで独占配信中。南インドの先住民族として象使いの村に生まれた男女が、親を失い保護された子象を育てる。先例のない孤児の子象を育てるために二人はいろいろな工夫を凝らし、愛情をこめて象の世話をする。
やがて二人のあいだに愛が芽生え、二人は夫婦になる。子象は成長し、二頭目の孤児子象がやって来る。先住子象は子象の面倒を見るようになり、まるで二頭と二人の家族のような関係になるが、先住子象は別の村にもらわれていくことになり、別れが訪れる。
風景の美しさ、象との暮らし、相手に恵まれなかった二人の象使いが結ばれていく様子などが丁寧に捉えられている。自らカメラも回す監督のデビュー作。
https://www.youtube.com/watch?v=a0J0b_OVa9w&t=1s
『ホールアウト』
監督:Evgenia Arbugaeva/Maxim Arbugaev イギリス・ロシア
<The New Yorker>のYouTubeで配信中(日本語字幕なし)。AFI映画祭とパームスプリング国際短編映画祭で受賞した作品。共同監督のひとりEvgenia Arbugaevaは、2018年のサンダンス映画祭でワールドドキュメンタリー部門の特別審査員賞を受賞している。
ロシアの北極圏にある海岸に建てられた小屋で暮らす一人の男。彼は何かを待っている。ある朝、海辺は折り重なるほどの巨大なセイウチの群れに占拠される。小屋を出ることもできず、屋根に上り、セイウチの観察をするしかない。そして突然、セイウチは去る。残されたのは何十頭ものセイウチの死体。男はその状態を調べていく。
男は海洋生物学者。毎年起こるこの現象を調査しているが、地球温暖化による海洋温暖化によってセイウチたちの行動に変化が起きているという。ミニマムな表現で描かれるドキュメンタリーだが、圧倒的な自然現象をとらえた映像が何よりも力強く訴えかけてくる。
https://www.youtube.com/watch?v=8mKBZ9dy5fQ
『ハウ・ドゥ・ユー・メジャー・ア・イヤー?』
監督:Jay Rosenblatt アメリカ
VIS(ウィーン・インディペンデント短編映画祭)で名誉メンションを受賞。監督はトライベッカ映画祭の常連で、昨年もアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞ノミネートを受けている。
監督自身の娘エラが2歳の時から18歳になるまで、監督が質問しエラが答えるところを撮影するという儀式を続けてきた。夢、恐怖の対象、父と娘の関係について……など、定点観測の手法を使って描かれた、娘の成長記録と父と娘の愛についての物語。
https://www.youtube.com/watch?v=aQdIt3lDD6Q
『マーサ・ミッチェル -誰も信じなかった告発』
監督:Anne Alvergue/Debra McClutchy アメリカ
Netflixで独占配信中。サンダンス映画祭に出品されている。
ニクソン大統領政権下、司法長官を務めたジョン・ミッチェルの妻、マーサ・ミッチェルの評伝的ドキュメンタリー。ニクソンの右腕、弁護士時代からの朋友として政権入りしたジョン・ミッチェルの妻として、ファーストレディよりも活躍したマーサ。よくしゃべり、よく笑い、ヘア・メイクもバッチリと流行の服を着こなし、芸能人ばりのセレブとしてテレビ出演などにも引っ張りだこだった。
硬軟のジャーナリストとも親しく、個人的な付き合いのあるジャーナリストも少なくなかったマーサ。ニクソンの選挙には必ず応援団として尽力し、夫の出世にも大きな影響を与える存在だったが、ウォーターゲート事件の時、情報の漏洩をおそれたニクソン側から“拉致・隔離”されたと告発するも無視され、表舞台から消えていった。その顛末を、証言やフッテージから掘り起こしていくドキュメンタリーである。
2022年はウォーターゲート事件から50年。マーサ・ミッチェルの視点から事件を再構築したドラマがジュリア・ロバーツ主演で作られたりと、マーサにスポットライトが当てられた年だった。
https://www.youtube.com/watch?v=0SYWxQ62AUM
『ストレンジャー・アット・ザ・ゲート』
監督:Joshua Seftel アメリカ
<The New Yorker>のYouTubeで配信中(日本語字幕なし)。トライベッカ映画祭で短編ドキュメンタリー部門の審査員特別メンションを受けた作品。エグゼクティブ・プロデューサーに、ノーベル平和賞受賞者の人権活動家マララ・ユスフザイが加わっている。
米インディアナの田舎町で育ち、高校を卒業して軍に入り、海兵隊員としてアフガニスタンとイラクに派兵され帰還した男性。PTSDを負い苦しむが、ある女性と出会い結婚、娘をもうける。
彼はPTSDと共にイスラム教徒への恐怖症も抱えており、自身の住む町にモスクができることに対して強い恐怖心を抱き、娘の安全を守るためにモスクを爆破するという秘密の計画を立てる。しかし、偵察に行ったモスクで出会ったアフガニスタン難民の一家に受け入れられたことで彼の計画は捨てられ、やがて対話を通して彼はムスリムに改宗することになる。
https://www.youtube.com/watch?v=GPbbl1S6foM
――以上、全10作品のうち、現時点で日本で観られるのは4作品(+2作品)。長編も短編も、さすがにたくさんの壁を乗り越えて最後の5本に残っただけあり、力作ぞろいである。
アカデミー賞ノミネート獲得のコツは?
アカデミー賞ノミネートを獲得すべく、既定地域の劇場で1週間の有料上映にこぎつけるためには目立つ映画祭への出品が第一歩だろう。もちろんその映画祭は、賞を獲ればノミネートの規約をクリアできるところであるのが望ましい。賞は獲れなくても、配給会社をつかんで上映にこぎつけられれば、それもいい。コンテンツが欲しい配信会社が配信権を買ってくれれば製作費も助かるし、必ず観客の目に届くことにもなる。うまくすれば劇場への売り込みに力を貸してくれるかもしれない。
Netflixであれば、自前の劇場をロサンジェルスとニューヨークに持っている。短編を長編と抱き合わせに、もしくは短編同士を組み合わせて上映、などということも自前の劇場ならできるだろう。ハリウッドメジャーも配信部門を強化したいと考えているところで、コンテンツとしてドキュメンタリーにも目を向けるようになってきたのではないか。
HBOは、もともとテレビ映画としてドキュメンタリーも製作していたが、親会社ワーナーがディスカバリーと組んだためにドキュメンタリー分野への進出をさらに進めるだろうし、ディズニーもナショナルジオグラフィック系のドキュメンタリーに力を入れてくるのではないだろうか。今回のノミネート作品にNetflixとHBOが関係した作品が多いのは、そんな理由もあるのだと思う。
受賞作予想のヒントは“アメリカ”にあり?
では受賞の予想はというと、ドキュメンタリー映画部門はアメリカ以外の国の作品も上がってくる。映画祭での受賞作がノミネート資格を得るからだ。ショートリストから本選に絞る委員はドキュメンタリーを見慣れているし、海外のドキュメンタリーにも通じているので、ノミネート作品にはバランスよく各国の作品が混ざることになる。しかし、多様化を図っているとはいえ、圧倒的にアメリカ人会員が多いアカデミー全会員による投票で選ばれる受賞作は、どちらかというとアメリカの今抱えている、つまり投票者にとって身近な問題を扱った作品になることが多い。
そう考えて受賞作を予想してみると、長編は『オール・ザ・ビューティ・アンド・ブラッドシェッド』、短編は『マーサ・ミッチェル -誰も信じなかった告発』か『ストレンジャー・アット・ザ・ゲート』だろうか。筆者の個人的な好みとしては『オール・ザット・ブレス』『ホールアウト』がドキュメンタリーとしていい作品だと思う。さて、結果はどうなるのだろう。
日本で劇場公開された作品は『ナワリヌイ』だけだが、ストリーミングという新しいメディアのおかげで日本でも見られる作品が増えたのは喜ばしい。授賞式の前にチェックしてみてはいかがだろう。
文:まつかわゆま
https://www.banger.jp/movie/93121/

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中国最北県の女性観光局長が地元PR 「美しすぎる」と大評判に

2023-02-28 | 先住民族関連
AFPBBNews2023年2月27日 22:16 発信地:中国 [ 中国 中国・台湾 ]

【2月27日 CGTN Japanese】中国最北の県である黒竜江省(Heilongjiang)大興安嶺地区塔河県の文化観光局の都波局長が配信した「森のあるじ」という動画がここ数日、ネット上で大きな反響を呼んでいます。わずか20数秒の動画ですが、純白の雪化粧をした白樺林で、美しいオロチョン族の衣装をまとった都波局長の姿に、「熱い投稿」が相次いでいます。
 都波局長は今年45歳で、ハルビン師範大学漢言語文学科(中国語文学科)を卒業して1999年に公務員になり、2019年に塔河県文化観光局長に任命されました。「森のあるじ」の動画が投稿されると、多くのネットユーザーが「中国で最も美しい観光局長だ」と称えました。取材を受けた都局長は、「『冬にこんな服を着る人がいるものか。どうせ見せかけだけだ』などと理解していただけない人もいますが、動画を通じてより多くの人にオロチョン族の伝統衣装の美しさを知り、少数民族が集まり住む中国最北の純粋な自然を見て、その独特な魅力を発見していただきたい」と説明しました。
 塔河県は黒竜江省北部に位置する、中国最北端の県です。北は黒竜江主航路の中心線でロシアと接し、国境線の長さは173キロに及びます。県には漢族、満族、ホイ族、オロチョン族、ロシア族など15の民族が住んでいます。県内の十八站オロチョン族郷は、オロチョン族の人々が最も多く集まり住む場所です。オロチョン族は塔河県の先住民で、長い歴史と独特の文化を持っています。骨付き羊肉の塩煮の手把肉、シャーマン舞踊、白樺の樹皮で作られた船、撮羅子(テント)、白樺樹皮工芸品などの民族の独自色を持つ文化で、中国国内および世界の人々を魅了しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News
https://www.afpbb.com/articles/-/3453143

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グレタさんら、ノルウェー風力発電巡り抗議 先住民の人権を侵害

2023-02-28 | 先住民族関連
ロイター2023年2月27日5:25 午後11時間前更新
 2月27日、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんら数十人が、ノルウェー・エネルギー省の入り口を封鎖し、先住民の利用区域に設置された風力発電装置を巡って抗議した。提供写真(2023年 ロイター/NTB/Ole Berg-Rusten via REUTERS)
[オスロ 27日 ロイター] - スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんら数十人が27日、ノルウェー・エネルギー省の入り口を封鎖し、先住民の利用区域に設置された風力発電装置を巡って抗議した。
ノルウェー最高裁は2021年、同国中部に建設された2つの風力発電所が国際条約に基づく先住民サーミの権利を侵害しているとの判断を示したが、なお稼働を続けている。
トゥンベリさんはロイターに「人権と先住民の権利のための闘いを支援するためにここにいる」と述べた。「ノルウェー政府は人権を侵害しており、まったく容認できない。私たちはこの闘いで連帯する必要がある」と訴えた。
トナカイ遊牧民のサーミは巨大な風力発電機がトナカイを怖がらせ古くからの伝統を破壊していると主張し、撤去を求めている。一方政府は法的・政治的に複雑な問題だとして妥協点を見出したいとしている。
https://jp.reuters.com/article/norway-windfarm-protests-idJPKBN2V10G7

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プールA:チャイニーズ・タイペイ 日本に育まれた「棒球」の国

2023-02-28 | 先住民族関連
ベースボールキング2/27(月) 14:00
◆ 台湾野球の歴史
 台湾の野球には、かつてここを植民地にしていた日本の影響が色濃く残っている。
 日本は日清戦争での勝利の結果、1885年にこの島を領土に組み入れることになったが、野球がもちこまれたのは、その2年後の1887年頃のことであるという。ただし、その後20年ほどは、支配者としてこの島に渡った日本人によってのみプレーされていた。
 1910年代に入ると、あるいは日本人と同じ学校に通う現地人らがプレーするようになった。そして、日本の植民地支配方針の転換により、野球は台湾でも人気スポーツとなっていった。
 1921年1月には、レッドソックスに所属していたH・ハンター率いる3A主体のオールアメリカン・ナショナルが前年より行っていた「日本遠征」の一環として来台し、在台日本人の実業団チームから選手を選抜した「全台湾」を相手に26-0で圧勝している。
 この2年後の1923年からは『全国中等学校優勝野球大会』、現在の高校野球「夏の甲子園」に、1930年からは第4回を迎えた社会人『都市対抗野球』に台湾代表も参加するようになった。
 その中でもとくに1931年の甲子園に出場し、準優勝を収めた日本人、中国系、マレー系の先住民からなる「KANO」こと嘉義農林学校は、日本の植民地支配を象徴するチームとして注目を集め、近年映画ともなり話題を呼んだ。
◆ 野球人気を復活させた国際大会での奮闘
 太平洋戦争終結後、台湾は中国を支配していた国民党政権が治めることになったが、共産党軍に中国本土を奪われた政権は台湾を本拠とし、敵国だった日本がもたらしたスポーツである野球を半ば無視するようになった。
 その中でも、1960年代末には台湾がリトルリーグの世界的強豪として名を馳せるようになり、そこから育った選手たちが、国外のプロリーグへと巣立っていった。
 戦後最初に国外プロリーグでプレーしたのは、譚信民(タン・シンミン)で、1974年にジャイアンツ傘下のA級フレズノで主にリリーフとして8勝4敗2セーブを記録している。
 それでも、台湾人の射程にあったのは旧宗主国の日本で、1980年に高英傑(カオ・インチェ)、李来発(リ・ライファ)が南海ホークスと契約したのを皮切りに、台湾人選手が次々と日本のプロ野球に挑戦するようになった。
 その中でも、1980年後半から1990年代前半にかけては「二郭一荘」と呼ばれた郭源治(中日/1981~1996)、郭泰源(西武/1985~1997)、荘勝雄(ロッテ/1985~1995)は、日本野球史に名を残すほどの活躍をした。
 そして2002年、陳金峰(チェン・ジンフォン)が台湾人初のメジャーリーガーとしてドジャースでデビューを飾る。
 1990年には4球団でプロリーグがスタート。すぐにその人気は爆発し、1993年に前年のバルセロナ五輪で銀メダルを獲得した選手たちがプロ入りしてくると、プロ野球熱はますます高まった。
 しかし、これも長くは続かず、八百長事件や選手の半数近くを占めるまでになった外国人依存、それに新リーグ発足による分裂状態などから1990年代後半になると、プロ野球人気は急速にしぼんでいった。
 この野球人気を回復させたのは、やはり国際大会だった。
 強豪各国が「オールプロ」の布陣で臨むようになったアテネ五輪を前にした2003年、分裂状態だったプロリーグが合併。トッププロをナショナルチームに送り込む体制を作り上げた台湾は、韓国を押しのけ、五輪出場を決めた。
 以後、五輪の舞台には、2008年の北京大会にも出場。2006年に始まったWBCにも毎度出場している。とくに2013年の第3回大会での日本戦は惜敗したものの、名勝負として今も語り継がれている。
◆ カギを握るNPB組
 今回の代表チームは台湾プロリーグ・CPBLの選手をメインに構成されるが、主力はNPB経験者が占めると思われる。
 投手陣について言えば、国内リーグのローテーションを外国人選手に頼っている現状にあって、先発陣の台所は苦しい。昨季ジャイアンツの2A・リッチモンドで6勝を挙げた鄧愷威(テン・カイウェイ)、楽天モンキーズで12勝3敗をマークした黄子鵬(ファン・ズーペン)、優勝チーム・中信兄弟で11勝1敗の呉哲源(ウ・チェユアン)が配置されるだろうが、それに続く者が見当たらない。
 リリーフは比較的豊富で、楽天で昨季20ホールドをマークした宋家豪(ソン・チャーホウ)、2018年から3シーズン在籍した阪神では一軍登板ゼロに終わったものの、昨年はチャンピオンチームの中信兄弟でクローザーとして20セーブを挙げた呂彦青(ルー・イェンチン)が中心になるだろう。
 さらには、ベテランの域に差し掛かっている元ロッテの陳冠宇(チェン・グァンユウ)や、2016年に在籍した西武ではC.C.リーの登録名で知られた元メジャーリーガーの李振昌(リ・ジェンチャン)もブルペンに控えることになると思われる。
 打撃陣では、国内リーグが典型的な打高投低とあって人材は豊富に映る。
 トップバッターには、CPBLで盗塁王2度の韋駄天・王威晨(ワン・ウェイチェン)が収まるものと思われるが、レベルの高い各国投手を崩せるかどうかは先制点をいかにしてとるかにかかっている。
 おそらくは主軸を任せられるであろう呉念庭(ウー・ネンティン/西武)と王柏融(ワン・ボーロン/日本ハム)のNPB組が攻撃の鍵を握ることは間違いない。
 彼らに加えて、この冬はオーストラリアのウィンターリーグでプレーしていた、レッドソックスなどでメジャー経験もある林子偉(リン・ズーウェイ)もスタメンに名を連ねることと思われる。
 今回は地元でオランダ、キューバ、イタリア、パナマと東京行きの2枠を巡って戦うことになっている。
 強豪が集まるかなり厳しいグループだが、前々回2013年大会以来の第1次ラウンド突破は、人気回復途上にある国内リーグ活性化のためにも、最低ノルマだろう。
文=阿佐智(あさ・さとし)
https://news.yahoo.co.jp/articles/53f073e6816fa6c9b9fe36fc019e2b3641746bc9

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ペルーの政情混迷 総選挙の早期実現がカギ

2023-02-28 | 先住民族関連
japan-indepth2023/2/27
山崎真二(時事通信社元外信部長)
【まとめ】
・昨年暮れ、カスティジョ大統領(当時)罷免後にペルー全土で吹き荒れた抗議デモは沈静化しているが再発の可能性がある。
・国民の間には政治不信、とりわけ国会に対する信頼感の欠如が著しい。
・ボルアルテ現政権は事態打開のため、今年10月の総選挙実施を提案するも国会で否決。
■既存の政治体制打破への動きも
昨年12月7日、カスティジョ大統領(当時)が議会で罷免され、身柄を拘束されたことをきっかけに発生した大規模な反政府抗議デモは本稿執筆現在(2月末)、表面的には沈静化している。
カステイジョ氏失脚後に就任したボルアルテ大統領が軍・警察を動員し、ひとまず力で抑え込んだ格好だ。とはいえ、首都リマには依然として非常事態事態宣言が出されているほか、死者60人以上を出した騒乱の中心舞台となった南部7州も同宣言下に置かれたまま。
ペルーの多くのメディア報道によれば、カスティジョ前大統領の解放、ボルアルテ大統領の辞任などを叫ぶ労働者、先住民系市民、地方の農民らの声が収まる気配はない。治安当局のデモ鎮圧作戦で多数の犠牲者が出たことへの政府の責任を追及する動きも強まっている。いつまた、大規模な騒乱が起きても不思議ではない状況である。当初のカスティジョ大統領罷免への直接的抗議行動から既存の政治体制の打破を目指す動きもみられる。
■国民の間に根強い政治不信
この背景には国民の間に根強い政治不信があることが挙げられる。ペルー政界にはびこる汚職や不正への憤りと失望は大きい。2000年初めから現在までに6人の大統領経験者が汚職事件などに絡み、訴追あるいは、捜査対象になるという異常事態。しかも、数多くの有力政治家の不正や収賄疑惑が浮上した。
2020年に当時のビスカラ大統領が州知事時代の収賄容疑で議会で罷免された際、「自分が罷免されるというなら、130人の国会議員のうち、検察当局の汚職容疑の対象になっている68人も辞任すべきだ」と語ったのは同国政界では有名な話。政治家への不信もさることながら、ここ数年は国会に対する国民の信頼感が著しく欠如している点が目立つ。一昨年来、リマの有力世論調査機関が実施している国会への信頼度を問う調査では「信頼している」がおおむね10%前後に対し90%が「信頼していない」と答えている。「多くの国民が政治混迷の責任の大半は国会にあるとみている」(リマの政治アナリスト)という指摘は説得力を持つ。
■高まる新憲法制定要求の声
デモ参加者の多くが、カスティジョ前大統領の解放とボルアルテ現大統領の辞任のほか、現在の国会の解散と総選挙の早期実施を要求しているのはこのような事情があるからだ。1993年のフジモリ元大統領時代に制定された現行憲法に代わる新憲法制定のための制憲議会設置を求める声も高まっている。
「政治や社会制度を根本から変えなければペルーの政治腐敗や混乱はいつまでも続くのだから、新たな憲法が不可欠」(ペルー・カトリカ大政治学者)という主張がそうした声を後押しする。
リマの有力メディアによれば、ボルアルテ大統領も、総選挙の早期実現や現行憲法の全面改定が政情混迷の打開のカギと認識している。ペルー国会では昨年12月の“政変”後、大統領選を含む次期総選挙を本来の2026年ではなく、24年4月に前倒しする憲法改正案を可決したが、同大統領はさらに選挙を早め今年10月に実施することを提案した。
しかし、今月初め議会で否決されてしまった。カステジョ前大統領のかつての出身母体「ペルー・リブレ」(PL)が総選挙の前倒しと制憲議会設置の国民投票実施を組み合わせた案を提出したが、これも議会で不成立に終わった。総選挙の早期実現をめぐる大統領と国会の動きが当面のペルー政治の行方を左右することになるだろう。
(了)
トップ写真:アレハンドロ・ベラスコ・アステテ国際空港への道を封鎖するデモ参加者に立ち向かう警察(2023年1月11日 ペルー、クスコ)出典: Photo by Michael Bednar/Getty Images
https://japan-indepth.jp/?p=73652

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アイヌの踊りや歌など披露 松阪市で3年ぶりに松浦武四郎まつり 石狩鍋モチーフの武四郎鍋も人気

2023-02-28 | アイヌ民族関連
三重テレビ2023/02/27
北海道の名付け親として知られる幕末の探検家、松浦武四郎の功績をたたえる武四郎まつりが26日、三重県松阪市の松浦武四郎記念館で3年ぶりに開かれました。

アイヌの踊りや歌など披露 松阪市で3年ぶりに松浦武四郎まつり 石狩鍋モチーフの武四郎鍋も人気© 三重テレビ
武四郎まつりは、蝦夷地の開拓やアイヌ文化の保存に努めた武四郎について知ってもらい、つながりの深いアイヌ民族の歴史などを広めようと、武四郎が生まれ、亡くなった月でもある2月に毎年行われています。
3年ぶりに開かれたステージでは、松阪市立三雲中学校の生徒が軽快でリズミカルな音楽を演奏したり、札幌大学の学生がアイヌの伝統的な踊りや歌を披露するなど、会場を盛り上げていました。
また、地元の市民団体が出店する飲食販売のブースなども並び、北海道の郷土料理、石狩鍋をモチーフに作られた鮭や野菜などがたっぷり入った武四郎鍋は人気を集めていました。
冷たい風が吹く中、訪れた人達は熱々の鍋を頬張りながら、遠く離れた北海道と松阪市とのつながりに思いをはせていました。
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/アイヌの踊りや歌など披露-松阪市で3年ぶりに松浦武四郎まつり-石狩鍋モチーフの武四郎鍋も人気/ar-AA17Y9Vu

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