先住民族関連ニュース

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先住権について考えよう 浦幌で5月、海外事例学ぶシンポ 米国や豪州などの先住民族招待

2023-02-25 | アイヌ民族関連
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北海道新聞2023年2月24日 21:42

国際シンポジウムの概要や目的を語る差間正樹さん
 【浦幌】町のアイヌ民族団体「ラポロアイヌネイション」(旧浦幌アイヌ協会)が5月下旬に開催する国際シンポジウム「先住権としての川でサケを獲(と)る権利」には、五つの国と地域から先住民族、弁護士、法律学者らが浦幌に集結する。主催者のラポロアイヌネイションは、海外の先住民族の現状と先住権の「現在地」を伝えることで、アイヌ民族による先住権の要求がごく自然であることを浮かび上がらせたい考えだ。
 浦幌に集まる先住民族らの国と地域の内訳は、米国、カナダ、オーストラリア、フィンランド、台湾。8人を招待する方向で調整しているという。
 このうちオーストラリアからは「アボリジナルの人々」の権利と先住権実現のために活動するダニー・チャップマン氏、先住民の漁業権を巡る裁判に多く関わる弁護士キャサリン・リッジ氏を招く。
 計画では、5月26日午後2時~5時半に浜厚内生活館で開会セレモニー(歓迎のカムイノミ)を行い、国際シンポジウムは27、28の両日、コスミックホールで開催する。27日は午後2時~6時半で、内容は海外先住民ゲストの講演(通訳あり)。28日は午前9時~11時45分が同じく海外先住民ゲストによる講演(同)で、午後0時45分~4時半がラポロアイヌネイションとゲストの車座トークを予定している。
 ラポロアイヌネイションの差間(さしま)正樹会長(72)は「このシンポジウムを通じて明らかにしたいことは、先住権と国との関係が海外でどのように整理されているか。アイヌ民族による先住権の要求がごく自然であることを、他の先住民族の事例から学び、発信したい」と話している。
 一部を除き誰でも参加可。申し込み不要で無料。詳細は北大開示文書研究会事務局の三浦さん、電話0164・43・0128へ。(椎名宏智)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/806976

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平取町、一般会計6.4%減68億円 23年度予算案 二風谷地区の整備継続

2023-02-25 | アイヌ民族関連
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北海道新聞2023年2月24日 22:54(2月24日 23:37更新)
 【平取】町は24日、2023年度予算案を発表した。一般会計は22年度当初比6・4%減の68億3800万円、6特別会計を含めた総額は同4・7%減の96億3790万円となった。
 新規事業として、町ホームページ(HP)の改修経費として1千万円を計上した。音声機能を加えるなど、障害者に配慮した使いやすいHPを目指す。50年までに町内の温室効果ガス排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシテ
・・・・・
(杉崎萌)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/807062

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白糠町、歳入の半分93億円がふるさと納税 23年度予算案

2023-02-25 | アイヌ民族関連
会員限定記事
北海道新聞2023年2月24日 21:32
 【白糠】町は24日、2023年度予算案を発表した。一般会計は22年度当初比2・7%増の174億3千万円と過去最高を更新した。歳入の約半分にあたる93億円をふるさと納税の寄付金で占め、町税9億6900万円のほぼ10倍になった。
 歳入のうち、寄付金は22年度と同額の60億円を計上し、寄付金を積み立てた基金から33億円を繰り入れる。
・・・・・・
(佐竹直子)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/806963

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文様、デザイン力で広まる 二風谷クラフト コシノジュンコさんら新作の意義語る

2023-02-25 | アイヌ民族関連
会員限定記事
北海道新聞2023年2月24日 19:17(2月24日 19:44更新)

開発に携わった(右から)能作社長と川奈野さん、コシノさん、原田さん、鈴木常務
 平取町二風谷のアイヌ工芸作家と富山県高岡市の老舗鋳物メーカー「能作」が共同で商品開発した本年度の「二風谷アイヌクラフトプロジェクト」。今月中旬に東京で行われた新作説明会では、プロジェクトの総合デザインディレクターを務める世界的ファッションデザイナーのコシノジュンコさんや工芸作家らが、それぞれ商品についての思いやプロジェクトの意義を語った。
 東京・南青山のコシノさんの会社「JUNKO KOSHINO」で16日に行われた報道向けの説明会には、コシノさんや同社の鈴木順之常務、能作の能作克治社長に加え、商品のアイヌ文様を担当した町二風谷の工芸作家の川奈野利也さん(41)と原田祥吾さん(33)が出席した。
 同プロジェクトは国のアイヌ政策推進交付金を活用し2020年に始動。3度目の今回は、アイヌ文様が目を引くスズ製の豆皿や箸置きなど9点を作った。新型コロナウイルス感染の影響で、初めて説明会場に参加したコシノさんは「単なるテーブルウェアでなく置物やアートにもなるので、使い方はいろいろある。デザインの力でアイヌ文様を生かし、今の生活に合うものに置き換えることで、文様が広く理解される。今回は、そのきっかけとなった」と評価した。
 ・・・・・
(杉崎萌)
◇「シクノカ」の「ク」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/806841

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アイヌ文化講座の受講生、28日成果発表 平取

2023-02-25 | アイヌ民族関連
会員限定記事
北海道新聞2023年2月24日 19:12(2月24日 19:24更新)
 【平取】アイヌ文化を学ぶ町の講座「シシリムカ文化大学講座」が28日午後6時半~8時半、町中央公民館で開かれる。アイヌ文化の担い手を育てるアイヌ民族文化財団(札幌)の伝承者育成事業を町内で3年間受講する2人が、これまでの成果を発表する。
 ・・・・
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/806837

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小原真史さん 『帝国の祭典』

2023-02-25 | 先住民族関連
毎日新聞 2023/2/25 東京朝刊 有料記事 851文字
小原真史さん=東京都千代田区で2023年2月8日、宮本明登撮影
 ◆小原真史(こはら・まさし)さん
 (水声社・3300円)
「負の歴史」 いかに向き合うか
 パリの百貨店「ボン・マルシェ」の内装や、世界の子供たちが登場する、ディズニーランドの「イッツ・ア・スモール・ワールド」など、19世紀後半に英国で始まった万国博覧会は、さまざまな遺産を残した。なかでも非西洋の集落を住人ごと移した「人間の展示」は、西洋の異文化観に大きな影響を与えたという。本書は、多数の写真類と共に、万博でどのような「視覚のスペクタクル化」が行われたかを振り返る。
 基になったのは、万博に関連する約2500枚の写真など。土産物のポストカードや印刷物も含め、こつこつと購入した。「東日本大震災後、復興を掲げて東京五輪が招致されたこともあり、国家的イベントについて再考したいと集め始めました」
この記事は有料記事です。 残り505文字(全文851文字)
https://mainichi.jp/articles/20230225/ddm/015/070/023000c

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28歳の若きTVマンは、なぜ“日の丸”をめぐるドキュメンタリー映画を蘇らせたのか?

2023-02-25 | アイヌ民族関連
ぴあ2023年02月24日 17時00分
TBSドキュメンタリー史上“最大の問題作”と称される1967年のドキュメンタリー番組『日の丸』。今から50年以上前に放送された、しかも郵政省電波管理局がTBSを調査するに至ったほど波紋を呼んだ同番組の試みを、現代に再び挑んだのがドキュメンタリー映画『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』だ。
「日の丸の赤は何を意味していますか?」「あなたに外国人の友だちはいますか?」「もし戦争になったらその人と戦えますか?」と50年以上前にされた質問を、現在を生きる人々にしたら、どんな反応が起きるのか?というところから出発した作品は、1967年と2022年を対比して、何か見えてくる“日本像”のようなものはあるのか? そもそも1967年の番組を手掛けた寺山修司をはじめとした関係者は、『日の丸』で何を描こうとしたのか? はたして『日の丸』は偏向報道たったのか? など、さまざまな問いと向き合い、その答えを探す旅へとなっていく。
そう簡単に答えなど出るはずのない“問い”と向き合い続けた、28歳の若きTVディレクター、佐井大紀に話を聞いた。
1967年と現代の偶然の符合
対比によってなにか見えるものがあるのでは
はじめに『日の丸』が放送されたのは1967年のこと。今から50年以上前で、当然ながらまだ20代の佐井監督が生まれるよりもはるか前の番組になる。このドキュメンタリー番組にはTBSの新人研修で出合ったという。
「この番組の存在は是枝(裕和)監督が著書で触れていて、知っていました。ただ見る機会を得たのは新人研修のときでした。
印象はひと言、衝撃で。こんな尋常ではない街頭インタビューをまとめた、呪いのビデオのような、視聴者の気分を害する映像をよく当時のお茶の間に流したなと思いました。
今僕はドラマ制作部に所属していますけど、番組を作る上で、何に一番重きを置いているかというと、いかに視聴者の方に気持ちよく楽しんでいただけるか。視聴者の方にいかに興味をもっていただいて、作品世界に入っていただけるかを第一に考えています。
でも、『日の丸』がやっていることは反対のことで。視聴者の方が不愉快になる、あるいは怒り出すようなことを敢えてしている。これが当時のテレビでは許されていたのかと思いました。成熟しきってしまって、新たな可能性を切り拓くようなチャレンジができなくなっている現在のテレビとは大違い。テレビにこんな自由な時代があったことに衝撃を覚えました」
この衝撃が心から消えることはなく、ずっと『日の丸』のような挑発的な試みができないかと考えていて実現したのが今回の作品になる。
「どこかのタイミングで『日の丸』をやってみたら面白いことが起こるのではないかと、ずっと考えていました。
そう考えていたところ、『日の丸』が放送された1967年は、東京オリンピックと大阪万博の間だったのですが、現在も同様に東京オリンピックが終わって、大阪万博を控えているときに当たることに気づいたんです。さらに1967年はベトナム戦争が世界を揺るがしていて、取材時はコロナパンデミックが世界を脅かしていました。55年の時の隔たりはあるのだけれど、どこか類似している今こそ『日の丸』の試みをやってみると何か見えてくることがあるのではないかと思いました」
こうして、佐井監督はマイクを持って自ら街へ繰り出し、1967年の『日の丸』と同じ質問を2022年の人々へと投げかける。
「現在と1967年に同じ質問を投げかけることで、日本社会や日本人の変化みたいなものが、何か見えてくるのではないかと当初は考えていました。ふたつの時代を対比させることで、日本の実像みたいなものがきっと浮き彫りになるだろうと。ただ、日本とは、日本人とは、とか、そう簡単に答えが出るものではない。当然といえば当然なんですけど、街頭インタビューをちょっとしたぐらいで明確な答えなど出るはずもない。そのことにすぐ気づくんですけどね(苦笑)」
新たな疑問が浮かび混乱する
そんな頭の中がそのまま映っている
『日の丸』の試みを主体に始まった作品だが、佐井監督の視野はさらに広がり、街頭インタビューを起点に新たに生まれた疑問や自らへの問いと向き合い、その答えを探すことになっていく。結果、作品は、『日の丸』を現代で試みるという当初の想定した形からより広がりのあるものに。
1967年版『日の丸』の詳細な舞台裏を明かすとともに、この作品で起きた様々な問題(インタビューを担当した女性は批判を浴びて姿を消した。彼女は今回の取材でも見つからなかった)にも言及。国家とは何かを追い続けていた寺山修司が、テレビという公共の電波を使って壮大な実験をしたといわれる『日の丸』を改めて検証するとともに、寺山の真意にも迫ろうとする。さらに、その『日の丸』から派生して、アイヌの歴史と琉球の歴史といったテーマにも迫る作品になった。
「ふだんはドラマの現場で働いていますので、ドキュメンタリーを作るのは初めてのこと。あらゆることが手探りで進めていったんですけど、ひとつのことを調べると新たな課題や疑問が出てくる。その繰り返しで、調べれば調べるほどいろいろと解き明かしたいことが出てきた。そして、その度に僕は戸惑って混乱していた。
だから、興味の赴くまま動きながらも、探れば探るほど混乱して戸惑うみたいな、当時の僕の頭の中がそのまま映っている気がします(笑)」
では、熱望した『日の丸』の試みを、実際にやってみてどういう感触を得たのだろうか?
「まず街頭インタビューですが、あのような形で相手のタイミングなどほとんど関係なく、いきなり矢継ぎ早に質問をするのは気持ちのいいものじゃないです。1967年のインタビューで街頭に立った女性は批判にさらされて姿を消してしまいましたが、その気持ちが痛いほど分かりました。こんなことを素人にさせるなんて今では一発でアウトです。
作品については、いろいろなことが詰まっているので、おそらくみなさん感想の言葉が見つからないんじゃないかと。『日の丸』の質問と同じで、なかなか答えに困るかもしれません。ただ、それでいいと思っています。
僕は、世の中を斜めから疑ってみたり、別角度から物事を考えてみたりすることが好きで、それが自分のできることだと思っています。そこについてはこの作品でできていると思いますし、ドラマ制作に携わる者としてエンターテイメント性にもこだわりました。全編にわたって退屈させない作品になっていると思うので、ひとりでも多くの方に観ていただけることを願っています」
取材・文:水上賢治
<作品情報>『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』上映中
https://news.nifty.com/article/entame/movie/12178-2189457/

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『THE LAST OF US』後半の“冬編”へ 強調される西部劇の側面

2023-02-25 | 先住民族関連
リアルサウンド2/24(金) 12:02配信

『THE LAST OF US』
 ジョエル(ペドロ・パスカル)とエリー(ベラ・ラムジー)がカンザスシティを後にして3カ月。季節は移ろい、第6話で物語は後半の“冬編”へと突入する。原作ゲームで2人がワイオミングに到着したのは秋のこと。だがロケーションが映えるのは断然、冬景色の方だ。雪を頂いた山々と馬が織り成すランドスケープに、『THE LAST OF US』の西部劇としての側面が強調される。冒頭、2人が道を尋ねる先住民族の老夫婦は都市からも居留区からも締め出されたが、感染者の影もないこの地域の生活は素朴で、彼らにはどこかユーモラスな雰囲気すら漂う。今回、アクションゲームからアクションをオミットしたクレイグ・メイジンは、大部分にドラマオリジナルの脚色を施しながら、それでいて(やや駆け足な部分も含め)原作の語りのリズムからは少しも外れておらず、アメリカの辺境にいまを生きる人の在り方を描いている。
 原作ではジョエルが弟トミー(ガブリエル・ルナ)の暮らすジャクソンに立ち寄ることはなく、町の実態が描かれたのは続編『PART II』の冒頭部だった。近隣のダムから電力を得てインフラを整備し、砦のような高い壁で周囲を覆ったこの集落で人々はパンデミック以前の平穏な生活を送っている。自給自足、資源は全て共有財産。おそらく互いの技能を提供しあう相互扶助社会が成立している(夜には映画上映会という文化的な営みも催されている)。ジョエルは思わず「共産主義か?」と口をつくが、後にエリーとこんなやり取りをしている。
「昔はみんなあの町みたいな暮らしを?」
「いや、そうするには国が大きすぎた。当時は2種類の人がいた。全てを所有したい人と、誰にも所有させたくない人だ」
 2000年代以後、都市と地方という分断が深刻化していった今、人里離れた辺境にこそ平和と共存があるとするアイロニーはエピソード終盤、ジョエルとエリーがコロラド大学に到着するとさらに際立つ。ファイアフライの拠点があるとされたキャンパスには人間どころか感染者の姿もなく、逃げ出した実験用の猿が走り回るだけだ。本エピソードの監督はヤスミラ・ジュバニッチ。ベルリン映画祭で金熊賞を受賞した『サラエボの花』や、アカデミー国際長編映画賞にノミネートされた『アイダよ、何処へ?』など、祖国ボスニア・ヘルツェゴヴィナで90年代初頭に起こった内戦を描き続けてきた作家である。巨大な廃墟には戦争という人類文明の崩壊を目の当たりにしてきた彼女ならではの真に迫った怖さがある。
 第3話のピーター・ホアー、第8~9話の監督を務める『ボーダー 二つの世界』のアリ・アッバシといい、エピソードごとで個性の異なる本作においてゲスト監督の起用は重要な“キャスティング”だ(実現しなかったが、プロダクションの初期には『戦争と女の顔』のカンテミール・バラーゴフ監督も起用されていた)。ヤスミラ・ジュバニッチは『アイダよ、何処へ?』の傑出した群衆演出で大作もディレクションできることを証明していたが、クレイグ・メイジンが注目したのはその精神性だろう。
 数年ぶりに再会したジョエルとトミーの会話から、彼らがパンデミック後の“生存戦争”を生き延びるため殺人にまで手を染めてきたことが仄めかされる。トミーはマリアという伴侶を得てジャクソンの町に根を下ろし、今は生まれてくる子供の存在に「死ぬほど怖い」とこぼす。『アイダよ、何処へ?』で内戦終結後、加害者と被害者が軒を連ねる日常へと戻っていく様を描いたジュバニッチは、男たちが背負った暴力の咎と代償を突き詰める。ジョエルはエリーとの絆が強まれば強まるほど、波のように襲う喪失の恐怖に抗うことができないのだ。エピソード冒頭でフラッシュバックするヘンリー(ラマー・ジョンソン)の死は、ジョエルの回想だろう。原作で頑なに彼らの末路について口を閉ざしていたジョエルは、鏡像とも言うべきヘンリーの為す術もない最期に無力感を抱き続けてきたのではないか。暴力とその代償という西部劇のモチーフは変奏され、弱さをさらけ出すペドロ・パスカルの抑制された演技はキャリア最高の名演だ。
 野盗の襲撃によって絶対絶命の危機を迎えたジョエルとエリー。もはや互いの存在しかない世界で、彼らはどのような運命を辿るのか? 冬の厳しさはいよいよ極まり、2人は極限状況へ追い詰められていくことになる。
©2022 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc.
長内那由多(Nayuta Osanai)
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c909ea41a0ba098fd45ee6bb570dd629cb79b13

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ケヴィン・コスナー主演、ゴールデングローブ賞受賞の大ヒット作『イエローストーン』の原点となる物語『1883』をU-NEXT独占で配信開始!合わせて『イエローストーン』本編もシーズン3まで一挙配信

2023-02-25 | 先住民族関連
株式会社 U-NEXT2023年02月24日

USEN-NEXT GROUPの株式会社U-NEXT(本社:東京都品川区、代表取締役社長:堤 天心)が運営する動画配信サービス「U-NEXT」は、ドラマ『1883』を日本初公開で独占配信いたします。また、本作のスピンオフ元となるメインシリーズ『イエローストーン』シーズン1~3を同時に配信開始いたします。
全米視聴率No.1!ケヴィン・コスナーがゴールデングローブ主演男優賞を受賞、アメリカ西部を舞台にした『イエローストーン』をシーズン3まで一挙配信
 アメリカ最大の牧場を営むダットン一家の、西部先住民や開発業者との土地をめぐる争い、家族の葛藤を描くドラマ『イエローストーン』。主人公のジョン・ダットンを演じるのは、連続ドラマ初主演となるハリウッド俳優のケヴィン・コスナーで、製作総指揮にも自身が名を連ねる意欲作となっています。そのほか、アカデミー賞候補者であり、『ウインド・リバー』『モンタナの目撃者』などの作品で知られる鬼才、テイラー・シェリダンをはじめ、ジョン・リンソン、アート・リンソン、デヴィッド・C・グラッサー、ボブ・ヤリ、スティーブン・ケイらが製作総指揮を務めます。昔ながらの生き方が残るアメリカ西部を舞台に、アクション・サスペンス要素も加わった見どころ満載の人間ドラマで、2021~2022年にかけて全米で放送された最新シーズンは視聴者数が1,210万人を超え、同期間中の視聴率1位(※)を獲得する超人気作となっています。また、今年1月に行われた第80回ゴールデングローブ賞では、ケヴィン・コスナーが本作でテレビ部門の主演男優賞(ドラマ部門)を受賞し話題となりました。
※スポーツ番組を除く
エミー賞ノミネート!西部開拓時代のアメリカを舞台にダットン家の知られざる過去に迫る、同制作陣が贈る前日譚『1883』を日本初、独占配信
 一方『1883』は、タイトル通り19世紀、西部開拓時代のアメリカを舞台に、より良い未来を求めはるか西のモンタナ地方へ旅に出る、ダットン一家の過去を描く『イエローストーン』の原点となる物語の第1弾で、『イエローストーン』と同じスタッフが製作総指揮を務めます。『明日に向って撃て!』(1969年)でデビュー後、多くの西部劇に出演するアカデミー賞(R)ノミネートの名俳優、サム・エリオットが主演を務めます。そのほかに、それぞれグラミー賞(R)受賞経験のある歌手のティム・マッグロウ、フェイス・ヒルをはじめ、イザベル・メイ、ラモニカ・ギャレット、マーク・リスマン、オーディー・リック、エリック・ネルセン、ジェームズ・ランドリー・ヘーベルトなどが出演。また、ビリー・ボブ・ソーントン、トム・ハンクスなどのハリウッドスターも各話でゲスト出演するなど、豪華キャストの共演に注目が高まる作品です。
 現在、アメリカ本国ではメイン作がシーズン5まで放送中、さらに『1883』後のダットン家の過去を描くシリーズ第2弾『1923』がハリソン・フォード、ヘレン・ミレン出演で制作決定するなど、今後の展開がますます期待される『イエローストーン』シリーズ。U-NEXTでは2023年2月24日(金)より、『イエローストーン』をシーズン1~3まで、『1883』を日本初公開の独占で、それぞれ同時配信いたします。合わせてお楽しみください。
<作品概要>
『イエローストーン』(原題:Yellowstone)
<シーズン1:全9話、シーズン2:全10話、シーズン3:全10話>
【視聴ページ】https://video.unext.jp/title/SID0077944
【配信形態】見放題
【STORY】
アメリカ、モンタナ州。イエローストーン国立公園に隣接する大牧場を持つジョン・ダットンは、牧場付近に分譲住宅地の開発を計画する開発業者と対立する。一方、先住民居留地の首長・トーマスは、入植者たちに奪われた先祖代々の土地を再び先住民のものにしようと野心を燃やすなか、居留地にジョンの牧場の牛が入ったことをきっかけに、争いへと発展していく。
【スタッフ】
製作総指揮:ジョン・リンソン、アート・リンソン、テイラー・シェリダン、ケヴィン・コスナー、デヴィッド・C・グラッサー、ボブ・ヤリ、スティーブン・ケイ
【キャスト】
ジョエル・ダットン役:ケヴィン・コスナー
カイス・ダットン役:ルーク・グライムス
ベス・ダットン役:ケリー・ライリー
ジェイミー・ダットン役:ウェス・ベントリー
リップ・ウィーラー役:コール・ハウザー
モニカ・ロング・ダットン役:ケルシー・チャウ
トーマス・レインウォーター役:ギル・バーミンガム
『1883』(原題:1883)<全10話>
【視聴ページ】https://video.unext.jp/title/SID0077947
【配信形態】見放題
【STORY】
19世紀アメリカ、テキサス州。南北戦争の元北軍大尉シェア・ブレナンと相棒のトーマスは、西部開拓のため地元のカウボーイらを集めキャラバンを組む。一方、元軍人のジェームズ・ダットンは、妻のマーガレット、娘のエルサ、息子のジョンらとテキサスを訪れるが、ブレナンに銃の腕を買われ同行を求められたことから、未開の地を目指すダットン一家の過酷な旅が始まる。
【スタッフ】
製作総指揮:ロナルド・バークル、デヴィッド・C・グラッサー、ジョン・リンソン、アート・リンソン、テイラー・シェリダン、ボブ・ヤリ
【キャスト】
シェア・ブレナン役:サム・エリオット
ジェームズ・ダットン役:ティム・マッグロウ
マーガレット・ダットン役:フェイス・ヒル
エルサ・ダットン役:イザベル・メイ
トーマス役:ラモニカ・ギャレット
ヨセフ役:マーク・リスマン
ジョン・ダットン・シニア役:オーディー・リック
エニス役:エリック・ネルセン
ウェイド役:ジェームズ・ランドリー・ヘーベルト
制作:MTV Entertainment Studios、101 Studios
配給:Paramount Global Content Distribution
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【 #死ぬまでに観たい映画1001本 】『The Chant of Jimmie Blacksmith』血みどろ豪州西部劇

2023-02-25 | 先住民族関連
チェブンブン2023.02.25

The Chant of Jimmie Blacksmith(1978)
監督:フレッド・スケピシ
出演:フレディ・レイノルズ、アンジェラ・パンチ=マグレガー、トミー・ルイス、レイ・バレット、ジャック・トンプソン、スティーヴ・ドッズ、ピーター・キャロル、ルース・クラックネル、ドン・クロスビー、エリザベス・アレクサンダーetc
評価:65点
おはようございます、チェ・ブンブンです。
「死ぬまでに観たい映画1001本」掲載のオーストラリア映画『The Chant of Jimmie Blacksmith』を観た。日本未公開映画だけに、どこで観れば良いのかと思っていたらVimeoでレンタル可能であった。サブスク、ネットレンタルが主流になった今、こういうケースで鑑賞できる作品が増えてきたので攻略がしやすくなっている。いい時代だ。
『The Chant of Jimmie Blacksmith』あらすじ
After suffering racist abuse throughout his life – which intensifies following his marriage to a white woman – a half-Aboriginal farmhand finds himself driven to murder.
訳:白人女性との結婚後、人種差別的な虐待を受け続けてきたアボリジニの農夫は、殺人にまで発展する。
※IMDbより引用
血みどろ豪州西部劇
オーストラリア西部劇はマカロニウエスタンと違って、じっとりとした陰惨さを持っている気がする。本作は3つの異なる質感で描かれている。最初は、オーストラリア先住民と白人との間でアイデンティティが揺らぐ男のヒューマンドラマが展開されていく。しかし、中盤からは凄惨な西部劇へと発展してくる。ドキュメンタリータッチで、家庭が荒らされる場面。そこから銃を使った一触即発の空間が広がってくる。かと思えば、終盤は文字が刻まれた巨石を背に心象世界的場面が広がる。オーストラリア先住民映画ならロルフ・デ・ヒーア映画が「死ぬまでに観たい映画1001本」に選出されてもおかしくないのではとも思ったが、この映画の多様な質感から紡がれる先住民と白人との揺らぎを観ると、確かに掲載に値する作品だったなと思う。そして、日本未紹介なのが意外な作品であった。
https://france-chebunbun.com/2023/02/25/the-chant-of-jimmie-blacksmith/

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10年ぶりに低下した日本人女性の平均寿命…先進国が軒並み短くなっている「衝撃的な理由」

2023-02-25 | 先住民族関連
現代ビジネス2/25(土) 7:03配信
「医療は進化している」のに寿命は短くなっている?
 米国・国立衛生統計センター(NCHS)は2022年8月31日、2021年の米国人の平均寿命が76.1歳となり、2020年に比べ0.9歳短くなったとするデータを公表した。平均寿命の低下は2年連続で、1996年以来の低水準に落ち込んだことになる。
 内訳を見ていこう。男性は、1.0歳低下し73.2歳に。女性は0.8歳低下し、79.1歳。
 人種別では、アジア系やヒスパニック系は低下しているものの、微減。白人、黒人、先住民は大きく落ち込んだ。具体的には、白人が76.4歳(前年と比べマイナス1.0歳)、黒人70.8歳(-0.7歳)、アジア系83.5歳(-0.1歳)、ヒスパニック77.7歳(-0.2歳)となり、先住民は65.2歳(-1.9歳)だった。黒人、先住民は元々の平均寿命が短い上にさらに大きく落ち込んだ結果となった。
 先進国では、他にもフランス、イタリア、スウェーデンが軒並み平均寿命を落としている。日本でも、10年ぶりに、男性が81.47歳(-0.09歳)、女性が87.57歳(-0.14歳)と微減となった。
 とはいえ、問題が深刻なのは米国であろう。
 米国における2021年の76.1歳という平均寿命は、1997年の76.4歳を下回る数値だ。1997年当時と比較して、医療技術、健康に関する研究は格段に進歩しているのに、なぜか寿命は伸びていない。
薬物の過剰摂取の多さへの驚きと「短命化の謎」
 JETROの短信(2022年9月2日)によれば、
 『(平均寿命の)低下要因の50%は、新型コロナウイルスによるものだという。不慮の事故が15.9%、心臓病が4.1%と続いた。またNCHSによると、不慮の事故の半分が薬物の過剰摂取によるもの(USニュース8月31日)。医療用麻薬「オピオイド」など薬物の過剰摂取による死亡は、2020年も主な死因の1つで、この傾向が引き続き表れている』だという。
 医療用麻薬の過剰摂取が死亡者を増やしているのは、アメリカならではの特徴であり、驚きだが、アメリカの平均寿命が伸び悩むのは、最近だけの話ではない。2011年ごろから、ほぼ横ばいまたは微減と伸び悩んでいて、2014年から3年間は純減だった。
 米国は世界最先端の医療技術を誇る医療大国である。科学技術・学術政策研究所が集計したデータ(https://www.nistep.go.jp/wp/wp-content/uploads/NISTEP-RM262-MaterialJ03.pdf)によれば、医療についての論文数は、臨床医学、基礎生命科学の分野でダントツのトップを走っている。
 さらに、アメリカの総医療費(4兆88億ドル)は2位の中国の3倍強、一人当たり医療費(1万2318ドル)は2位ドイツの1.5倍とこれまたダントツの水準で、アメリカは名実ともに世界一の医療大国だ(数値は、グローバルノート社より引用・https://www.globalnote.jp/category/9/11/81/)。
 「予防医学」にも熱心で、1979年には米保健福祉局(HHS)が中心となり、乳児、子ども、未成年、成人、高齢者の5ライフステージ別に目標を設定した「ヘルシーピープル」を公表、健康項目ごとに具体的な目標値を掲げている。喫煙対策も進んでいて、喫煙率は21.6%と日本の28.3%よりも低い。
 それでも、アメリカ人の平均寿命は短くなる一方だ。医療大国のアメリカで、いったい何が起きているのだろうか。
謎の答えは「絶望死」?
 その理由を巡って、アメリカで大きな議論があったのは、コロナによって「絶望死(薬物過剰摂取、自殺、アルコール乱用を伴う死)」が増えたのではないかという点だ。
 米シカゴ大学のケイシー・マリガン教授は、コロナ下の孤立などが絶望死を招いていると「Deaths of despair and the incidence of excess mortality in 2020」論文内で指摘している。マリガン教授は、コロナパンデミック(とそれによってもたらされた経済不況)によって、絶望死が10~60%の増加をしていると指摘している。コロナによって社会的孤立が進み、医療用麻薬「オピオイド」など薬物の過剰摂取などによる死亡が増えたと考えたのだ。
 それに対して、米ブラウン大学のメーガン・レイニー准教授らは、「2010年代に自殺、薬物の過剰摂取、アルコールによる米国の死者が増加した。この3種類の死はすべて過去10年間、すべてのアメリカ人の間で増加している。これは、10年来の絶望感、不公平感の高まり、そして殺傷手段を容易に入手できるようになったことと並行して起きているのだ」(米サイト『STAT』2020年5月31日)と指摘している。つまり、コロナが絶望死の原因なのではなく、アメリカ社会全体が絶望死の原因ということを主張している。
 レイニー氏の主張が、2011年ごろからほとんど伸びなくなったアメリカ人の平均寿命についての説明として、フィットしているように思える。コロナによって、絶望感が深まったということであろう。
 いずれにせよ、2人の教授の主張で中心となっているのは、「絶望感」というキーワードだ。正確な医療情報を得たとしても、ストレスを抱えてしまっては、長生きができないということだろう。
 ここまで分かってきたところで、さらに死へと近づく絶望感を強めるものとして「経済格差」があることが分かってきた。その詳細について、後編『「経済格差が早死にの元凶」だった…? 「そのストレスにさらされると不健康さが増す」というヤバすぎる事実』につづく。
小倉 健一(イトモス研究所所長)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b301d5498234f6c97aa73fbc84b99b022fa656d3

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