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北海道でアイヌ文化に触れる旅、2020年オープンの「ウポポイ」も「いつか訪れたい旅先25 2022年版」第17回

2022-06-14 | アイヌ民族関連
ナショナルジオグラフィック2022.06.13

平取町にある萱野茂二風谷アイヌ資料館。アイヌ初の国会議員となった萱野茂が収集したアイヌ民具などが展示されている。(PHOTOGRAPH BY YOMIURI SHIMBUN, AP)
 雄大な自然を誇る北海道。この地を訪れる人々に、日本列島北部の先住民族アイヌについて学ぶ機会を提供するのが、2020年に白老町にオープンしたウポポイ(民族共生象徴空間)の主要施設のひとつ、国立アイヌ民族博物館だ。平取町にある萱野茂二風谷アイヌ資料館などとともに、国内外の旅行者にアイヌ文化を紹介している。
 2019年には日本で「アイヌ施策推進法」が成立、施行された。法律でアイヌを先住民族として認め、アイヌの人々の誇りが尊重される社会の実現をうたっている。
 ウポポイは消滅の危機にあるアイヌ文化を振興するだけでなく復活、発展させるという使命を負う。特に緊急を要するのがアイヌ語。言語学的にはほかの言語との関連が薄く、ユネスコの危機言語にも指定されている。アイヌ民族博物館の常設展では、アイヌ語の会話を聞いたり、ゲームで発音を学んだりできる。
 また、アイヌの信仰は自然への敬意と感謝に根差しているため、今まさに必要とされている持続可能な暮らしのヒントを学ぶこともできる。ウポポイを訪れた後は、車を南西に30分ほど走らせ、登別温泉で自然を満喫しよう。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/22/060300250/

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アマゾンで身元不明の遺体発見 英記者らの捜索で

2022-06-14 | 先住民族関連
jiji.com6/14(火) 2:10

ブラジルの首都ブラジリアで、行方不明になっている英国人記者ドム・フィリップス氏(左)と先住民族研究者ブルノ・ペレイラ氏(右)のイラストを掲げ、2人の捜索を訴える抗議活動を行う人々(2022年6月9日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ブラジルのアマゾン(Amazon)熱帯雨林で英国人ジャーナリストと先住民族研究者が行方不明となっている問題で、同国のジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領は13日、捜索により身元不明の遺体が見つかったと発表した。
 英紙ガーディアン(Guardian)に長年寄稿してきたベテラン外国特派員ドム・フィリップス(Dom Phillips)氏(57)と、ブラジル人研究者のブルノ・ペレイラ(Bruno Pereira)氏(41)は、5日から行方不明になっている。2人は消息を絶つ前、脅迫を受けていた。
 ボルソナロ氏はラジオ局CBNレシフェ(CBN Recife)に対し、人体の一部が川で見つかり、DNA鑑定が行われていると説明。2人が「何らかの悪行」の被害を受けたとの見解を示した。
 フィリップス氏のめいがAFPに語ったところによると、捜索で「2体の遺体」が見つかり、親族は警察による身元確認を待っている。ガーディアン紙も、駐英ブラジル大使の側近から同氏の家族に伝えられた情報として、2人の遺体が木に縛り付けられた状態で見つかったと報道。一方、警察当局は報道を否定している。
 フィリップス氏とペレイラ氏は、北部アマゾナス(Amazonas)州バレドジャバリ(Javari Valley)のジャングル奥地で、本の執筆のための調査中に行方不明となった。同地域では、違法な漁業や伐採、採掘、麻薬取引が横行している。
 警察は、アマリウド・コスタデオリベイラ(Amarildo Costa de Oliveira)容疑者(41)を逮捕。地元住民は、両氏が消息を絶つ直前、容疑者が2人を脅迫し、後をつけてボートで追いかけるのを見たと証言している。【翻訳編集】 AFPBB News
https://news.yahoo.co.jp/articles/44b2d13fd88749608445d94cec1965ed37f37433

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