先住民族関連ニュース

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<ウポポイ オルシペ>41 弓矢体験アクシノッ 遊びで腕磨き、昔も今

2022-06-08 | アイヌ民族関連
北海道新聞06/08 05:00

的に向かって真剣に弓矢を構えるお客さんたち
 「ウポポイ」(民族共生象徴空間)の国立民族共生公園では、弓矢体験プログラム「アクシノッ」が行われています。
 昨年までは「狩猟・漁労文化解説イラマンテ」という名前で行われていた冬季限定の特別プログラムでしたが、好評により、弓矢の体験をメインとした常設のプログラムとなりました。
 そもそも「イラマンテ」とは、狩猟・漁労といった、生きる糧を得るために生物を狩る活動のことを指し、弓矢を使った猟のことだけを呼ぶわけではありません。このため、「弓矢遊び」という意味の「アクシノッ」という名称にしています。
 昔は、山で行う狩猟を「エキムネ」や「キモイラマンテ」「キモイキ」と呼び、海で行う漁を「レパ」と呼んでいました。場所や獲物によって細かく使い分けていたのです。
 「弓矢体験アクシノッ」は、シカやヒグマのオブジェやホタテの貝殻に矢を当ててもらう体験です。アイヌ民族は、大人になっていきなり狩りに行くのではなく、幼少時より遊びを通して弓矢の腕を磨いていたということを、解説をしています。
 体験者は弓矢を手にしたことがない人が大半で、「弓矢ってこんなに難しいのか」「すごく難しい、全然当たらない」といった感想も聞こえます。その分、当たった時の喜びようはすさまじく、さらに、貝殻に当たった時のカーンという音が周囲に響いた時には当てた本人だけでなく、列に並んでいる他のお客さまも一緒に拍手をしながら歓声を上げるなど、とても楽しんで体験して頂いています。
 ウポポイでは、ほかにも仕掛け弓の実演解説や、博物館展示によっても狩猟について知ることができます。(文・写真 新谷モレウコンレク=民族共生象徴空間文化振興部体験教育課コタンプログラム担当)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/690741

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アイヌ文化の魅力前面に 野田サトル、完結の「ゴールデンカムイ」を語る

2022-06-08 | アイヌ民族関連
日本経済新聞2022年6月7日 14:30
日露戦争の帰還兵やアイヌ民族の少女らが活躍するマンガ「ゴールデンカムイ」の連載が完結した。作者の野田サトルは「自分が一番面白いと思うものを描いた」と振り返る。
4月末発売の「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載が完結した「ゴールデンカムイ」は、これまで単行本(コミックス)29巻が刊行され、累計発行部数は2000万部を突破するなどベストセラーとなっている。6月中旬に30巻、7月中旬に最終31巻が発...
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https://www.nikkei.com/article/DGKKZO61491590X00C22A6BE0P00/

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英記者と先住民研究者が行方不明 伐採業者から脅迫も ブラジル

2022-06-08 | 先住民族関連
AFPBBNews2022年6月7日 16:13 発信地:リオデジャネイロ/ブラジル

行方不明になっている英国人記者ドム・フィリップス氏(中央)。ブラジル・ロライマ州で先住民族と(2019年11月15日撮影)。(c)Joao LAET / AFP
【6月7日 AFP】ブラジルのアマゾン(Amazon)熱帯雨林の人里離れた地域で、英国人ジャーナリストとブラジル人の先住民族研究者が行方不明になっている。当局と先住民の人権団体が6日、発表した。2人は伐採業者らから脅迫されていたという。
 英紙ガーディアン(Guardian)によると、行方が分からないのは、同紙に長年寄稿してきたベテラン外国特派員ドム・フィリップス(Dom Phillips)氏(57)と、先住民族の研究者ブルノ・ペレイラ(Bruno Pereira)氏。アマゾンのバレドジャバリ(Javari Valley)で本の執筆のための調査を行っていた。
 先住民人権団体「UNIVAJA」と「OPI」は、2人は先週、野外調査中に脅されていたとしているが、詳細は明らかにしていない。
 ペレイラ氏は、国立先住民保護財団(FUNAI)に所属する専門家で、一帯に詳しい。先住民が暮らす土地を奪おうと画策する伐採業者や採掘業者から頻繁に脅迫を受けていた。
 UNIVAJAとOPIによると、2人は3日夕、ボートでペルー国境に近い北部アマゾナス(Amazonas)州ジャブル(Jaburu)湖に到着。5日午前9時ごろまでにアタライアドノルテ(Atalaia do Norte)の町に戻ってくる予定だった。
 2人は5日朝、帰路につき、途中で地元指導者との約束がありサンラファエル(Sao Rafael)の集落に立ち寄った。しかし相手が現れなかったため、ボートで2時間の距離にあるアタライアドノルテに向かった。
 最後に2人が目撃されたのは、サンラファエルのすぐ下流にあるサンガブリエル(Sao Gabriel)の集落付近。
 2人が乗っていたボートは新しく、ガソリン70リットルを積んでいた。衛星通信機器も携行していた。
 連邦検察は捜索のため警察を派遣。海軍の指揮による捜索活動も開始したとしている。
 現地紙グロボ(O Globo)によると、6日夜、漁師の男2人が逮捕された。うち1人とはフィリップ氏らが会う約束をしていたという。ただ、サンラファエルで会う予定だった人物かどうかは分かっていない。(c)AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/3408616

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ボリッチ大統領、最初の教書演説で年金改革や鉄道開発計画などに言及(チリ)

2022-06-08 | 先住民族関連
ジェトロ2022年06月08日
ガブリエル・ボリッチ大統領は6月1日、バルパライソにある国会で就任後初めてとなる教書演説を行った。2時間15分続いた演説の中で、ボリッチ大統領は、社会的権利、より良い民主主義、正義と安全保障、包括的な経済成長、環境、の5つを軸に、これから政府が推進していく政策について発表した。主な内容は次のとおり。
〇社会的権利
* 年金制度改革(8月に発表予定)
* 保険制度改革
* 先住民省の創設
* マイノリティへの配慮を含む性教育の確立
* 教育債務免除計画の推進
* 法定労働時間を現行の45時間から40時間に引き下げ
* 公平で質の高い安価な医療の実現のための基金の創設
* 公有地で6万5,000戸の住宅建設(任期終了までに26万戸に拡大)
〇より良い民主主義
* 移民庁のサービス強化を含む国家移民政策の実施
* 政府調達における透明性の確保
* ロビー活動に関する規制を強化
* 報道の自由を確保するための法案の提出
* 人権擁護者や人権保護団体を保護するための法案の提出
* 反政府デモ時の犠牲者を保護するためのアジェンダを実行
* 先住民族の土地の返還、重要な地域の保護のための共同管理協定の締結
〇正義と安全保障
* 公安・市民保護・市民共存省の創設
* チリ警察の改革
* 組織犯罪に対抗するための国家政策として30億ペソ(約4億8,000万円、1ペソ=約0.16円)の予算を割り当て
* 武器の所持を全面的に禁止する法案を提出
* チリ南部の警察の強化
〇包括的な経済成長
* 6月中に税制改革法案を提出
* 燃料価格安定化メカニズム(MEPCO)の運用上限を15億ドル引き上げる法案の推進
* グリーン水素産業の発展を促進
* 国営銅公社(Codelco)の機能強化
* 国営リチウム企業の設立法案の提出
* 道路インフラの改善プロジェクトを実行
* 地下鉄2号線と3号線の延伸
* サンティアゴーバルパライソ間の路線を含む鉄道開発計画の推進
* 首都の交通システムに新たに1,600台のバスを導入(うち990台は電気バス)
〇環境
* エスカス条約(2022年4月27日記事参照)の国内承認を強調
* 気候変動枠組み条約法案の推進
* 海洋回廊保護のためアメリカ大陸太平洋岸での共同作業に関する合意を提案
* 各地域に河川流域評議会を設置
(岡戸美澪)
https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/06/cf4edc9015978d29.html

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6〜7月はブラジルを特集 「WORLD BREAKFAST ALLDAY」で健康的な朝ごはんを

2022-06-08 | 先住民族関連
ファッションスナップ2022年06月07日 10:59 JST

タピオカ粉を使用した伝統料理がメイン
WORLD BREAKFAST ALLDAYにて「ブラジルの朝ごはん」を提供中。7月31日(日)まで。
「朝ごはんを通して世界を知る」をコンセプトに、2ヶ月ごとに国を変えながら世界各地の朝ごはんと文化を紹介するカフェレストラン「WORLD BREAKFAST ALLDAY」。6・7月に特集するブラジルは「移民の国」と言われており、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、先住民族とさまざまなルーツを持つ人々が共に暮らす多様性のある社会。食の面でも、世界各地の料理と先住民族の料理が共存した独自の文化を持っている。
熱帯雨林が広がるアマゾンには、キャッサバ芋や川魚、ココナッツや熱帯のフルーツを食べる伝統的な食文化が残っており、近年では健康志向の高まりから、アマゾンの料理がブラジル国内外で見直されているという。
今回、WORLD BREAKFAST ALLDAYが用意する「ブラジルの朝ごはん(税込¥1,740)」は、アマゾンの主食キャッサバ芋のデンプンの粉「タピオカ」に、モルタデッラとチーズを挟んでクレープ状に焼いた伝統料理がメインのワンプレート。タピオカを使って作るモチモチ食感のチーズパン「ポン・デ・ケイジョ」、スーパフード「アサイー」、南国らしいフルーツサラダに、グァバのお菓子「ゴイアバーダ」とチーズ「ケイジョ・ミナス」が添えられている。その他、ブラジル風コロッケ「コシーニャ」やイタリア系移民によるデザート「パヴェ」、飲むサラダとも呼ばれる「マテ茶」など、ブラジルならではのサイドメニュー、デザート、ドリンクも。
日本で馴染みのある食材でも、全く異なる味わいが楽しめるブラジル料理。外苑前で、日本の裏側にある「移民の国」を旅しよう。
■概要
ブラジルの朝ごはん
開催期間:6月1日(水)~7月31日(日)
営業時間:7:30〜20:00
開催場所:WORLD BREAKFAST ALLDAY
住所:東京都渋谷区神宮前3-1-23-1F
電話番号:03-3401-0815
※お出かけの際はマスク着用の上、こまめな手洗い・手指消毒を行い、混雑する時間帯、日程を避けるなどコロナウィルス感染症対策を十分に行いましょう。
>>EDITOR’S VOICE
せっかく神宮前まで足を伸ばしたなら、お昼ごはんもオモハラエリアで探してみてはいかがでしょうか? OMOHARAREALでは、編集部がリアルに食べているランチをご紹介。LOTUS(ロータス)やサン フランシスコ ピークス (San Francisco Peaks)はWORLD BREAKFAST ALLDAYからも近いですね。
Text:Arisa Watanabe
https://www.fashionsnap.com/article/2022-06-07/world-breakfast-allday/

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