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行方不明の英記者の遺体を確認、ブラジル・アマゾナス州

2022-06-19 | 先住民族関連
CNN6/18(土) 14:30配信

英国人記者のD・フィリップスさん(左)と研究者のB・A・ペレイラさん
サンパウロ(CNN) 南米ブラジルのアマゾナス州で英国人の記者とブラジル人の先住民族研究者が行方不明となった事件について、地元当局は17日、現地で発見されていた遺体を英国人記者のドム・フィリップスさん(57)と特定した。
15日には容疑者1人が、フィリップスさんと研究者のブルーノ・アラウージョ・ペレイラさん(41)を殺害したと自供。警察が複数の人間の遺体をジャングルで発見していた。別の遺体の捜査は現在も継続中。
フィリップスさんとペレイラさんの2人は、アマゾン州西部の人里離れたジャバリ谷で行方不明になったと5日に最初の報告があった。先住民団体の調整機関によれば、2人は行方不明になる前、殺害の脅迫を受けていた。
両者とも当該の地域がたびたび暴力の現場となっていることは熟知していた。背景には違法な採鉱や伐採、狩猟、薬物の密輸の横行がある。
ただ両者は同等の熱意をもって、そうした活動がどれほどブラジルの野生保護区域を傷つけているかを暴露。先住民が危険にさらされ、森林破壊が加速する実態を明らかにしていた。
フィリップスさんは著名なジャーナリストとして、環境問題やアマゾンに関する記事を英米の主要紙に執筆。サンパウロとリオデジャネイロに住んでいたこともある。
ペレイラさんは2010年に先住民関連のブラジル政府機関フナイに所属。以降、生活の大半を費やして国内の先住民に携わる仕事をしていた。
ジャバリ谷には数千人の先住民が暮らしているほか、10以上の「未接触部族」がいる。川と密林が組み合わさり、近づくのは非常に難しいとされている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdc1c0cb7fbf4b17027d77d4bc7e8493c97de876

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4歳の少年を通して現代を生きる「アイヌ」を映し出した話題作『アイヌモシㇼ』、6月15日(水)DVD発売&デジタル配信開始。

2022-06-19 | アイヌ民族関連
PRTIMES2022年6月18日 23:40 

海外で高い評価を得る『アイヌモシㇼ』。新鋭・福永監督をこの作品に導いた思いとは…。
「ゴールデンカムイ」の実写化、北海道白老町にアイヌ文化施設「ウポポイ」がオープンするなど、先住民族「アイヌ」への感心の高まる中、現代を生きるアイヌを映し出し話題となった映画『アイヌモシㇼ』。コロナ禍での公開にもかかわらず3ヶ月にわたるロングランを記録した本作が6月15日にDVDとデジタル配信でリリースされる。
トライベッカ映画祭・国際コンペティション部門にて長編日本映画史上初の審査員特別賞や、グアナファト国際映画祭・国際長編部門での最優秀作品賞など各国で大絶賛された本作は、北海道・阿寒湖のアイヌコタンを舞台に14歳の少年の成長を美しい四季の景色や深い文化とともに描き、誰もが持つアイデンティティーのゆらぎや、地域コミュニティへの帰属意識を通してアイヌという先住民の物語を丁寧に描いた秀作だ。メインキャストはアイヌの人々を中心にキャスティングし、主役のカントを演じるのは自身もアイヌの血を引く下倉幹人。強い眼差しで等身大の役どころを瑞々しく演じる。
また、『ドライブ・マイ・カー』で話題の三浦透子、リリー・フランキーなどが個性豊かに作品を彩る。北海道出身の新たな才能・福永壮志監督が、企画から5年をかけて作り上げた”ちかくてとおい、ぼくが住む町のお話”について、DVD封入ブックレットにコメントを寄せている(一部抜粋)。
「学校で読んだ歴史の教科書でアイヌについて書かれていたのはほんの少しで、アイヌを遠い存在に感じたまま思春期が過ぎた。その感覚が変わったのは二十歳、アメリカに渡った後だった。ネイティブアメリカンについて興味を持つようになった自分が、生まれ育った北海道の先住民族であるアイヌについて何も知らないことにハッとし、恥ずかしく思った。いつかアイヌを題材にした映画を作りたいと思い始めたのは、大学を卒業してからまもなくのことになる。アイヌについて知ることは、自分が生まれ育った北海道、更には日本を知ることでもあり、自分のルーツを見つめ直すことにも繋がると思った」
このDVDブックレットには、斎藤工氏が撮り下ろした主人公「カント」の写真も収められている。また、特典映像には季節を通して撮影されたメイキングや、主演のカントと彼を包み込むような大きな存在「デボ」とのプレシューティングの様子なども収録され、制作された時間軸とともに作品の魅力を楽しむことができる。「アイヌ」をテーマにしつつも、誰もが経験する思春期の自分さがしを描いた本作には、多くの人を惹きつける魅力があふれている。
◆ストーリー
14歳のカントは、アイヌ民芸品店を営む母親のエミと北海道阿寒湖畔のアイヌコタンで暮らしていた。アイヌ文化に触れながら育ってきたカントだったが、一年前の父親の死をきっかけにアイヌの活動に参加しなくなる。アイヌ文化と距離を置く一方で、カントは友人達と始めたバンドの練習に没頭し、翌年の中学校卒業後は高校進学のため故郷を離れることを予定していた。亡き父親の友人で、アイヌコタンの中心的存在であるデボは、カントを自給自足のキャンプに連れて行き、自然の中で育まれたアイヌの精神や文化について教え込もうとする。少しずつ理解を示すカントを見て喜ぶデボは、密かに育てていた子熊の世話をカントに任せる。世話をするうちに子熊への愛着を深めていくカント。しかし、デボは長年行われていない熊送りの儀式、イオマンテの復活のために子熊を飼育していた。
◆キャスト
下倉幹人、秋辺デボ、下倉絵美、OKI(オキ)、結城幸司、
三浦透子、リリー・フランキー ほか
◆スタッフ
監督・脚本:福永壮志
プロデューサー:エリック・ニアリ 三宅はるえ
撮影監督:ショーン・プライス・ウィリアムズ
音楽:クラリス・ジェンセン / OKI 
エグゼクティブプロデューサー:中林千賀子、宮川朋之、葛小松、项涛、ジャッド・エールリッヒ
共同プロデューサー:朱毅飞、福永壮志、ドナリ・ブラクストン、ジョシュ・ウィック
製作:シネリック・クリエイティブ、ブースタープロジェクト
2020年/日本・アメリカ・中国
◆DVD発売中/デジタル配信中 品番:PCBP-12416/¥4,950(税込)
DVD本編84分+特典映像26分
発売・販売:ポニーキャニオン
(C)AINU MOSIR LLC/Booster Project
◆特典映像
・劇場予告編
・メイキング オブ アイヌモシリ
・プレシューティング(カント&デボ)
◆オンオフ機能
視覚障がい用音声ガイド/聴覚障がい用字幕ガイド
◆生産数限定スリーブケース
<映画サイト>http://ainumosir-movie.jp/
<DVDサイト>https://movie-product.ponycanyon.co.jp/item134/
https://www.excite.co.jp/news/article/Prtimes_2022-06-18-31071-1358/

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道の駅が"大進化" 「経由地から目的地へ」世界的ホテルチェーンも注目 アフターコロナ見据え【北海道】

2022-06-19 | アイヌ民族関連
FNN6/18(土) 9:31配信

2022年、北海道の「道の駅」が新たなスタイルを打ち出している。生まれ変わった「道の駅」を取材した。
経由地ではなく"目的地"に…生まれ変わる「道の駅」
美幌町 平野 浩司 町長:
地元、近隣の人も来て楽しめるものを配置
「通過型」から「宿泊型」に方向変換したプロジェクトも進んでいる。
道の駅プロジェクト 前田 清高 さん:
経由地ではなく目的地に
道の駅の進化を探ると、さまざまな背景が見えてきた。
日本最大のカルデラ湖=屈斜路湖を一望できる美幌峠の道の駅。
国立公園の中に位置する「ぐるっとパノラマ美幌峠」が20年ぶりにリニューアルし、4月21日オープンした。
ぐるっとパノラマ美幌峠 海老沢 直美さん:
この辺では手に入らないものをセレクトし、週末には地元の人が訪れるような観光客と地元の人、どちらも楽しめる道の駅を目指しています
「ぐるっとパノラマ美幌峠」は観光客のみをターゲットにしてきたが、今回のリニューアルで地元の人にも来てもらおうと方向転換した。
新戦略は"イートイン" アイヌ伝統料理で独自色
小出 昌範 ディレクター:
リニューアルされた道の駅では、このようにアイヌの伝統料理も提供され独自色を出しています
揚げイモやソフトクリームなど、これまではテイクアウトのメニューしかなかった道の駅にレストランを新設。
サケや山菜が入ったアイヌの伝統料理「オハウ」やエゾシカ肉のロースト丼など、独自のメニューにこだわった。
試食した人:シカの肉は食べる機会がなかったし、アイヌの伝統料理を初めていただいた
「黙っていても来てくれる」からの方向転換…"稼ぐ観光"に
道の駅のあり方を方向転換した背景には、大きな反省点があった。
美幌商工会議所 後藤 哲也 会頭:
(北海道内の)道の駅ランキングで6年連続で「景色部門」の1位をいただいた。黙っていても人は来てくれるものという甘えがあった。この景色プラス"稼ぐ観光"という、道の駅の新しいスタートにしたい
かつては年間約120万人が訪れていた人気のスポットだったが、現在 来場者は60万人ほどに半減している。
世界的ホテルチェーンも…「宿泊型」で"旅の拠点"に
新しい道の駅は「アフターコロナ」も見据え、地元の人も集まりたくなる場所を目指している。
「通過型」ではなく「宿泊型」への方向変換もある。
恵庭市の道の駅「花ロードえにわ」の隣には、ホテルが建設中だ。
2022年6月から開催されるイベント「ガーデンフェスタ」も、道の駅を拠点に楽しんでもらおうと計画された。
恵庭市 花と緑観光課 金 伸彦 課長:
(ガーデンフェスタは)恵庭を知ることにつながるのでアピールしたい
地元の自治体と住宅メーカー、そして世界中でホテルを展開する「マリオット・インターナショナル」が共同でこのプロジェクトを進めている。
道の駅プロジェクト 前田 清高 さん:
道の駅周辺は魅力的なところが多いので、"経由地"ではなく"目的地"にするためにこのプロジェクトを開始した
長沼町の道の駅「マオイの丘公園」でも、このプロジェクトが同時進行している。
ホテルの営業開始は、長沼町も恵庭市も5月26日。道の駅の新たなスタイルが始まった。
(北海道文化放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f88c71da6aaa59511c6750dbcc8b101c03525a6b

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