先住民族関連ニュース

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ラジオでSDGsを伝える 塚本薫(つかもと・かおる)さん

2019-10-18 | アイヌ民族関連
北海道新聞 10/17 09:33
 貧困撲滅や教育の普及、住み続けられるまちづくりなど、国際社会が2030年の達成を目指す「持続可能な開発目標(SDGs)」に関する話題を、札幌市豊平区平岸の地域ラジオ「FMアップル」の電波にのせて伝える。「やりたいことが全てSDGsにつながっている」
 毎週水曜午後5時から1時間の番組「香るパラダイス」。5月から「SDGsラジオ」と銘打ち、札幌市や国際協力機構(JICA)の担当者、企業や高校、大学でSDGsに取り組むゲストらと語り合う。「自分自身たくさん学び、それを多くの人に伝えたい」。番組は少なくとも30年まで続けるつもりだ。
 苫小牧市生まれ。旧小樽女子短大卒。21歳で札幌へ。娘が小学校を卒業したのを機に07年、FMアップルの中継リポーターを始めた。その後、番組パーソナリティーを続けながら12年には放送局長に。SDGsラジオのほか、アイヌ民族の歴史や文化を伝える「イランカラプテ」(水曜午後6時~)、視覚障害のある人による「繋(つな)ラジ」(同7時~)なども手掛ける。
 「地域の人と情報が集まる拠点」を目指す。4年前に始めた子ども食堂は6月から「ぴらけし・みんな食堂」と改名し、月1回開く。「子どもも高齢者も障害のある人も、みんなが安心して暮らせる街にしたい」。平岸という街全体が一つの大きなシェアハウスのような場所になればいい―。そんな夢を描いている。55歳。(関口裕士)
◆イランカラプテのプは小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/355417

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一般社団法人札幌大学ウレシパクラブが「第10回ウレシパ・フェスタ」を開催 -- 特別ゲストに作家の五木寛之氏を招請

2019-10-18 | アイヌ民族関連
北海道新聞 10/17 08:05
一般社団法人札幌大学ウレシパクラブは10月26日(土)に「第10回ウレシパ・フェスタ」を本学プレアホールで開催する。同イベントは、アイヌの学生と和人の学生がアイヌ文化を共に学ぶ「ウレシパクラブ」が発足した2010年から毎年継続して実施しているもので、同クラブによる活動報告や舞踊の披露などを通じてアイヌ文化を発信している。第10回目となる今年度は、基調講演のゲストに作家の五木寛之氏を迎えて開催される。
 特別ゲストとなる五木寛之氏は、基調講演で「いまを生きる力」をテーマにお話しいただくこととなっている。なお、本講演は、平成31年度受託研究「アイヌ文化伝承に係る実践的研究」の一環として実施されるが、ウレシパ・フェスタの基調講演としても一般公開される。
 そのほかに、ウレシパクラブの代表を務める本学の本田優子教授による講演「ウレシパ・10年の歩みと展望」、学生によるアイヌ民族伝統芸能の披露や、動画での活動報告など多くのプログラムが予定されている。さらに会場前の展示スペースでは、これまでの10年間の活動をまとめた年表などアイヌ文化や同クラブの活動に関するさまざまな展示が行われる予定となっている。
 ウレシパ・フェスタは申し込み不要、参加費無料だが、フェスタ後に開催される懇親会は参加費(1,000円)が必要となる。
 また、当日は席に限りがあるため、来場者が多数の場合、ウレシパ会員の方を優先とする場合がある。
◆「第10回ウレシパ・フェスタ」概要
【日 時】 10月26日(土) 13:00~17:00
【場 所】 札幌大学 プレアホール2号館3階(札幌市豊平区西岡3条7丁目3-1)
【参加費】 無料 ※懇親会は参加費1,000円が必要
【ゲスト】 五木 寛之氏(作家)
※「ウレシパ」とは、アイヌ語で「育て合い」を意味する。ウレシパクラブは、アイヌ民族の言語と文化の振興に寄与し、多文化共生社会のモデルを創造することを目的にさまざまな活動を行っている。2013年4月に一般社団法人となった。
■札幌大学ウレシパクラブHP
 http://urespa-club.com/
【問い合わせ先】
 一般社団法人 札幌大学ウレシパクラブ
 TEL: 011-852-9335
 E-mail: urespa@sapporo-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/
プレスリリース詳細へ https://digitalpr.jp/r/35429
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/355427

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「なぜアイヌが自由に獲れぬ」 "違法サケ漁"先住民男性の権利保護訴え

2019-10-18 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2019年10月17日 08時00分(最終更新 10月17日 16時17分)
 「違法です。今すぐ漁をやめてください」――。川岸から遠ざかる丸木舟に向かって北海道庁の男性職員が声を張り上げた。9月1日の早朝。紋別市内の藻別川で、丸木舟に乗った紋別アイヌ協会会長の畠山(はたけやま)敏さん(78)は、制止する声を聞き入れず、静かに丸木舟を川の中央まで進めていった。
 前日のうちに網を仕掛けていた場所だ。かかったサケを畠山さんは次々と取り上げた。本来必要なサケ捕獲の許可は取っていない。岸にはもう一人、道庁の男性職員がおり、その様子の動画をカメラで撮影した。畠山さんを支持する人々が「先住民族の権利だ」と大声で道職員に反論し、押し問答が続いた。
 約2時間の漁を終え、岸辺に戻った畠山さんは職員らをじっとみつめ、許可制のサケ漁について「和人が勝手に作った法律だ」と切り捨てた。自分の行為は「先住権に基づいている」と語った。
 畠山さんは捕獲したサケを、アイヌ伝統の儀式「カムイチェプノミ」で使った。カムイチェプはアイヌ…
この記事は有料記事です。
残り1799文字(全文2215文字)
https://mainichi.jp/articles/20191017/k00/00m/040/008000c

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興味津々 アイヌ語地名 白老町内外20人余、虎杖浜周辺巡る

2019-10-18 | アイヌ民族関連
室蘭民報 2019-10-17 10:09
 アイヌ語地名が残る地域を散策する「アースダイブ」(ウイマム文化芸術実行委など主催)が14日、白老町虎杖浜周辺で行われ、町内外の20人余がアヨロ川やポンアヨロ川、アイヌの人たちが「あの世の入り口」と語り伝えたアフンルパロなどを巡った。
 場所請負商人だった野口屋又蔵の功績碑が立つ虎杖浜神社では、谷本晃久・北大文学研究院教授が「野口屋はアイヌの人たちからサケ、タラ、干しカスベ、ニシン、コンブ、ナマコなどを漁獲物として買っていました」などと解説した。アヨロ川河口では武永真・仙台藩白老元陣屋資料館長が「すぐそばの川沿いに番屋がありました」と説明した。
 文化庁の2019年度戦略的芸術文化創造推進事業として行われた。
(富士雄志)
https://www.oricon.co.jp/article/963401/

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