石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

1月30日本日は北海道千歳市で保育園民営化について視察しました 

2013年01月30日 | Weblog
 こんにちは、年に一度自由民主党・明政会で地方の先進事例について視察しております

 本日1月30日より2月1日まで二泊三日の日程で、北海道千歳市、札幌市、恵庭市を視察しました。

 どういった内容での視察かというと、千歳市と恵庭市は公立保育園民営化、札幌市では学校統廃合となっております。

 1月30日午前9時過ぎの便で羽田空港から新千歳空港へ向かい、空港ロビーから出た瞬間、余りの寒さに身も心も凍り付くかと感じたところです

 新千歳空港から千歳市役所に向かう途中、街中でも身長を超える高さの雪が積み上がっており、千歳市では年間4億円をかけている除雪作業の大変さを痛感しました

 さて、視察初日に行った千歳市の視察は、公立保育園民営化に対する大きなギャップを感じます

 一言で言ってしまえば、国立市では大きな課題のように思える公立保育園の民営化も千歳市においては、利用される保護者に対する丁寧な説明によって、順調に移行作業がされていました

 山を登る前の我々が、大きな山の前に立ちすくんでいることに対して、山を登り終えてその過程を淡々と報告される千歳市の方々には大きなギャップがあるようにも感じたところです

 ちなみに千歳市では、4園の公立保育園と同じく4園の民間保育園があり、定員は合計で735名となっております

 どういった経緯で保育園民営化が打ち出されたかというと、企画部及び総務部が保育園の老朽化による建て替えの必要性や待機児解消を始めとする様々な保育ニーズに対応する為、4園のうち2園の民営化を保育園担当部署へ伝え、担当部局で検討が始まり、平成17年11月に市立保育園保育所の整備及び民営化計画を作成したとのことです

 私自身、この計画をインターネット上で拝見させていただき、是非とも生の声を聞きたく思い視察しました。是非こちらをクリックしていただければと思います。

 計画策定後、計画に沿って丁寧に保護者への説明を実施すると共に、不安の声に対応する為に細かな内容を詰めて行き、平成20年と平成23年にそれぞれ各1園が民営化されました

 国立市でも関口前市長が突如として保育園民営化を言及されましたが、何と言っても、こういった計画策定を行う中で丁寧な議論が必要であったのではないかと感じます

 現在佐藤市長の下で行われている財政改革審議会で、保育園民営化について触れられておりますが、一朝一夕に実現できるものではないことから、まずは千歳市のような計画作りの必要性をまとめるべきであることは間違いありません。

 本日千歳市を視察して、更に明日行う恵庭市の視察が楽しみになりました





 大宰府から送られた梅だそうです。



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