石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

4月12日 本日は日野市多摩平の森における団地再生について視察しました

2018年04月12日 | 自由民主党
 こんにちは、各地域を視察する中で様々な先進事例を吸収したいと考えている石井伸之です

 本日は自由民主党明政会会派で、日野市豊田駅北側に広がる多摩平の森を視察しました。

 視察内容としては団地再生です

 国立市においても、富士見台地域まちづくりビジョンの中でURの団地再生は大きなカギを握ります。

 旧日本住宅公団により「多摩平の森」は昭和33年~35年にかけて工事が行われ、敷地面積28ha、247棟に2792戸が建設されました。

 住戸規模は1DK25㎡から4LDK60㎡まで多岐にわたります。

 築40年が経過した平成8年に多摩平の森地区地区計画(当初)が決定され、翌年より多摩平団地建て替え事業が着手されました。

 平成19年には賃貸住宅の建て替えと居住者の戻り入居が完了します。

 建て替え後の団地概要としては以下の通りです

 敷地面積は11ha、管理戸数は1528戸となり、住戸規模は1K35㎡~3LDK85㎡となっております。

 3LDK(72㎡)の室内は床暖房も設置されており、最新のキッチンが並んでいます。

 これで家賃は約13万円です

 駅まで徒歩数分の距離でこの価格は、周辺賃貸価格と同等の設定との説明がありました。

 平成20年「多摩平団地建て替え事業の整備敷地における総合的なまちづくりに関する基本協定書」が締結され、本格的な再整備のスタートです。

 平成26年11月にはイオンモール多摩平の森がオープンしました

 平成29年に公共公益施設街区が順次開設となり現在に至ります。

 その中でも目を引くのは、既存団地を活用した「住棟ルネサンス事業」です。



 5棟の2棟は「ゆいまーる多摩平の森」コミュニティネット棟(サービス付き高齢者向け住棟)として活用されております。



 真ん中の1棟は「AURA多摩平の森」たなべ物産棟(菜園付き集合住宅)です。


 一番南側の2棟は「りえんと多摩平」東電不動産棟(団地型シェアハウス)となっております。



 こちらは民間活力導入の考え方で15年契約で貸し出しているそうです。

 説明を受ける中で、居住者の方々との丁寧な意見交換を重ね、順調に工事が進んだとのことです。

 現地を視察させていただくと、あちこちにベンチが設置されており、小道と木々や植え込みが上手に配置されています。

 敷地内には保育園3園、特別養護老人ホーム、医師会館など様々な福祉施設が併設されております。


 説明を受ける中で、その素晴らしさに溜め息しか出ません

 各地域の先進事例をこれからも視察して行き、富士見台団地の将来像に向けて市民に喜ばれる機能を少しでも盛り込んでいきたいと思います。



 ゆいまーる食堂でいただいたキーマカレーです。

 人参、玉ねぎ、ひき肉が刻まれ、栄養満点の一品となっています。

コメント (1)
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