石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

7月24日本日は総務文教委員会視察に出かけました

2006年07月24日 | Weblog
 こんにちは石井伸之です。本日は総務文教委員会で秋田県男鹿半島の男鹿市へ視察へ向かうために、早朝8時10分に国立駅集合となりました。
 中央線から武蔵野線、埼京線で大宮に向かい、そこから新幹線こまちで秋田へ向かい、さらに秋田駅からはディーゼルで単線の男鹿線で終点の男鹿駅一つ手前の羽立駅で降り、およそ5時間の長い道のりでした。
 そこから本日は郷土の伝統文化を視察すると言うことで、なまはげの体験ができる、男鹿真山(おがしんざん)伝承館へ向かいました。伝承館といっても、藁葺きの典型的な旧家で、中に入ると薄暗い裸電球で畳に囲炉裏という部屋でした。さて、何故なまはげという名称になったかと言うと、寒い冬に囲炉裏にあたっていると手足に「ナモミ」という火傷ができる。それを剥いで怠け者を懲らしめ、災いをはらい祝福を与える「ナモミはぎ」から「なまはげ」と呼ばれるようになった。

大晦日の夜、鬼の面、ケラミノ、ハバキを身に付け、大きな出刃包丁を持ったなまはげが家々を訪れ、荒々しい声を発しながら怠け者、子供や初嫁を探して暴れる。主人はなまはげをなだめながら丁重にもてなすのですが、この主人となまはげの問答が楽しく、なまはげが勉強しないとか、家の手伝いをしないとか、テレビゲームばかりしているということで、子供を責めるのですが父親がそれをかばおうとする姿に親の愛情を感じました。なまはげが、子供を懲らしめる時でも親が子供をなまはげから必死に守ろうとする姿が印象的でした。
 
 その後、宿舎の湯本ホテルという、周りを山に囲まれた中にひっそりとした宿舎で、客も我々しか居なかったので、大変静かな中で一晩を過ごしました。明日は、男鹿市で窓口のノンストップサービス等を学ぶ予定です。
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