まずは今日の写真です。
これは先週の仕入れ品の一つですが、ブラジルのミナスジェライス州ディアマンチーナ産の正八面体の武石に張り付いたダイヤモンドです。正八面体の武石そのものが大変珍しいのですが(このブログの「共生5」2019.02.01参照)、今度は金に代わって、ダイヤモンドが付いております。それもこのダイヤモンドの結晶は珍しいマクレ(マクレとはフランス語のmacleで双晶の事です。)というスピネル式双晶です。これはモース硬度10のダイヤモンドらしく傷付くことなく、クラリティが高く光っておりますし、さらにブラックライトで青く発光します。複数の意味で非常に魅力的な存在だと思います。
このディアマンチーナは様々な魅力的な鉱物を産出する稀有な産地だと思いますが、中には金とダイヤモンドが共生している礫岩も存在し、そこは太古の玄武岩が変成作用を受けたグリーンストン帯やキンバーライト溶岩の風化帯と縞状鉄鉱層などが混ざり合ってできた礫岩層による漂砂鉱床らしく、金とダイヤモンドと鉄鉱石を含んだ地球史を物語るような場所なのだろうと思います。
正八面体好きの私としては、巨大な正八面体の武石に、骸晶になった正八面体の金の結晶と正八面体のダイヤモンドの結晶が同時に張り付いている標本を探し出したいと夢見ております。
これは先週の仕入れ品の一つですが、ブラジルのミナスジェライス州ディアマンチーナ産の正八面体の武石に張り付いたダイヤモンドです。正八面体の武石そのものが大変珍しいのですが(このブログの「共生5」2019.02.01参照)、今度は金に代わって、ダイヤモンドが付いております。それもこのダイヤモンドの結晶は珍しいマクレ(マクレとはフランス語のmacleで双晶の事です。)というスピネル式双晶です。これはモース硬度10のダイヤモンドらしく傷付くことなく、クラリティが高く光っておりますし、さらにブラックライトで青く発光します。複数の意味で非常に魅力的な存在だと思います。
このディアマンチーナは様々な魅力的な鉱物を産出する稀有な産地だと思いますが、中には金とダイヤモンドが共生している礫岩も存在し、そこは太古の玄武岩が変成作用を受けたグリーンストン帯やキンバーライト溶岩の風化帯と縞状鉄鉱層などが混ざり合ってできた礫岩層による漂砂鉱床らしく、金とダイヤモンドと鉄鉱石を含んだ地球史を物語るような場所なのだろうと思います。
正八面体好きの私としては、巨大な正八面体の武石に、骸晶になった正八面体の金の結晶と正八面体のダイヤモンドの結晶が同時に張り付いている標本を探し出したいと夢見ております。