今日は「砂」です。
私は鉱物マニアなので、同じ石の中でも、岩石と砂には、あまり関心がありません。主に結晶している鉱物に興味があります。
そんなブログなので、砂の話題は少なかったと思いつつも、ブログ内検索で「砂」を検索してみると、意外に多くの記事がありました。ただし、「砂」というタイトルは初めてとなります。
先週の水曜日の定休日に、久しぶりに映画館に行きました。見たのは「デューン 砂の惑星PART2」で、私は金沢で見る初めてのIMAX体験でした。「DUNE/デューン 砂の惑星」は見ていなかったのですが、YouTubeで少し予習をしましたので、それなりに楽しめたと思います。
ただし、金沢のIMAXは画面サイズがそれほど大きくなく横長でしたのでIMAXの感動は少なかったと思います。
私は、若かった頃、テアトル東京のシネラマで「2001年宇宙の旅」を見て、強烈な感動をした経験があり、今回のIMAX上映には期待感がありました。それが、歳のせいか?IMAXの画面サイズのせいか?はたまた作品そのもののせいか?それほど感動しませんでした。
私は、映画でもゲームでも、砂漠が舞台の作品は好きな方です。「砂の惑星」シリーズもSF作品として気になっておりました。出来れば、「グランドシネマサンシャイン池袋」の巨大IMAXで見るべきだったのかもしれません・・・。
で、今日の写真は、これです。
上の写真は奈良県二上山のサファイア入りの砂です。
砂の中に砂粒サイズのサファイアが混じって入っております。鉱物マニアにとっては異色の存在だと思います。
岩石も石も鉱物から出来ている同じ地球の欠片です。それらは、長い年月を経て、風化や浸食などで、いずれ砂になります。地球もいづれ砂の惑星になるでしょう。砂はSF的イマジネーションにふさわしい存在だと思います。
鎌倉は脆弱な堆積岩地帯ですが、その中にザクロ石を含む層があります。火山灰の堆積で、とても崩れやすく、採集しても砂になってしまいます。
私は、二上山には行った事がありません。今回の砂には地下6mとなっておりましたが、以前、何かのTV番組では、川底がコンクリートの川原で採集しておりました。火山灰の堆積層でもザクロ石などが採集されるのですね!