今年は、各地の桜の開花が遅れているらしく、東京は本日になりそうで、金沢では来週の4月1日に開花予想されています。
桜の季節には、過去に何度か「桜石」を話題にしておりましたので、今日は「面白い桜石」というタイトルにします。
上の写真がそのようなチョッと面白い桜石です。
これは亀岡市湯ノ花の母岩付き桜石(菫青石仮晶)です。何が面白いかと言うと、花弁の部分が二色になっているところです。
普通の桜石は、上の写真のように銀色系のものとピンク色系のものがあり、それらはそれぞれ単色です。
今日の桜石は、銀色系の素地にピンク色系の色が規則正しくチョコっと付いており、中々、愛らしい雰囲気があります。
植物であれば、突然変異で、このような変種がありそうですが、これは鉱物の桜石ですから、どうしてこうなったのか?不思議です。
コレクターという人種は変わった珍品を好みます。
この種の珍品は鉱物コレクター向きの標本と言えます。
なんでしょうね。気になります。
私もこれ一個しか見た事がありません。
不思議な感じがします。