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鉱物の部屋へのいざない

ペア2

2024-05-10 11:31:42 | 日記・エッセイ・コラム

今日は「ペア2」です。(このブログでは過去に「ペア」2014.12.22というタイトルで一度書いておりました。)

ペアとは二つ一組のものの事ですが、石の世界では、特に化石のノジュールを割った時に出現します。

上の写真はボリビア産の三葉虫の化石です。凸の化石と凹の化石が一対のペアになっております。元々は一つの化石ノジュールを割ったものなので、当たり前かもしれませんが、このようにペアになって流通するものは意外に少ないような気がしております。

上の写真はネパール産のヒマラヤアンモナイトです。左右でペアになっております。

この化石の面白いところは、化石の一部が方解石になっており、その部分が結晶化しております。

上の写真もネパール産のヒマラヤアンモナイトです。こちらも左右でペアになっております。

私はネパールに行った事は無いのですが、その昔、ヒマラヤアンモナイトの採集現場をテレビ(NHK特集「地球大紀行」1986年)で見て感動した記憶があります。その番組のそのシーンはNHKアーカイブスで今でも見れますが、海抜4000メートルの山中の川で直径60cmの巨大なアンモナイトの化石の一部を採集した現場映像は印象深かった記憶があります。

ところで、巨大アンモナイトのノジュールの完全ペア化石はあるのでしょうか?もしかすると、どこかの博物館あたりで展示されているのかもしれませんが、存在するなら、一度見てみたいものです。

手のひらサイズのペア化石なら、比較的安価に入手可能です。もちろん「石の華」でも販売しております。

 

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