今日も「面白い水晶」です。
私の鉱物趣味は、水晶が好物で、更に、丸いものが好物です。
そのような好物を兼ね備えた鉱物が存在しました。
上の写真がそれです。
水晶が丸くコブのように群晶しております。
究極の丸いものと言えば、やはり、球体です。球体は「体積一定で最小表面積の立体」かつ「表面積一定で最大体積の立体」です。自然界には球体の形状のものが多いのですが、自然界と同様に私も球体を好みます。
「最小のもので最大を成す」というダイマクションという理念を提唱したのはバックミンスター・フラーでしたが、自然界は元々そうなるようになっていました。
ところで、今日のこの水晶、もう一つ面白いところがあります。
上の写真がそれを物語っています。
これは、水石の世界で言う、舟形石です。
球体かつ舟形、二つを兼ね備えた水晶は、やはり、「石の華」的な好物です。