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鉱物の部屋へのいざない

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ウィスキーバブル

2021-04-23 11:55:56 | 日記・エッセイ・コラム

ひとつ前の話題に続き、今日もお酒の話題です。

昨夜放送のNHK「所さん!大変ですよ」はウィスキーバブルの話題でした。この番組、過去には「不思議な鉱物の世界」をやった事もあって、興味のあるテーマの時は、時々見ております。

少し前から、ジャパニーズ・ウィスキーが人気が高い事は知っておりましたが、現在のウィスキーブームがバブル状態になっているとは知りませんでした。

私は、週一回設定している休肝日以外は、毎日、夕食時に晩酌としてビール(主に発泡酒)や日本酒や焼酎を嗜んでおります。それほどお酒に強いわけではありませんが、その日の気分で、食後にウィスキーを飲む事もあります。数年前から、ジャパニーズ・ウィスキーを飲むケースが多くなっており、とりわけ、お気に入りは富山県砺波市の若鶴酒造のサンシャインウィスキー・プレミアムです。そのボトルデザインは何となく安っぽいのですが、それに反して、上質なシングルモルトに近いような味がして、気に入っております。

今日の写真は、それではなく、21年前に買ったものの、もったいなくて中々飲めずにいたままのものです。

上の写真は「サントリー・ピュアモルトウィスキー・センチュリー21年」です。球体ボトルのデザインに惹かれて衝動買いしてしまいました。

それは当時勤めていた会社のオフィス近くの名古屋・栄の明治屋で買いました。その頃は、シングルモルトやビンテージものの古酒に凝っていた、という事もあって、3万円の値段にもあまり抵抗なく買ってしまった、と思います。

それは2001年21世紀の始まりに記念販売されました。熟成21年を越える最長40年のモルト原酒樽から21種を厳選され、つくられたそうです。

あれから21年、そろそろ飲んでみようかなーと思ってみたところ、昨今は、どうもウィスキーバブルになっているようです。

チョッと調べてみると、ネットオークション等には10万円以上の価格で何本か出ておりました。これでは飲めなくなってしまいます。・・・。

思うに、バブルはウィスキーに限ったことではありません。石の世界でも、2.3年前に蛍石バブルがおきました。現在は国産鉱物バブルといったような現象が起きつつあるようです。

鉱物趣味の浸透は歓迎すべきだとは思いますが、一部の採集派の人達による産地の荒らされ方や、バブルによる異常な価格高騰は歓迎すべき現象ではありません。

ウィスキーも鉱物も投資の対象ではなく、楽しむためのものでありたいと思います。

そういえば、本日のNHKBSプレミアムの「美の壺」(19:30~20:00)は「ウィスキー」です。

 

コメント (4)
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