ようこそ石の華へ

鉱物の部屋へのいざない

              【お知らせ】

【定休日は毎週水曜日です。】【9月も毎週日曜日は休業します。】

本屋

2016-03-01 17:17:47 | 日記・エッセイ・コラム
今日は「本屋」です。このタイトルも初登場となります。

私は本好きなので、必然的に「本屋」好きでもあります。今の時代はネットで本を購入する機会が多くなりましたが、それでも私は近所の本屋に行く機会も多い方だと思います。普段、購入している本のほとんどは鉱物や石に関する本です。私は小説の類や一般雑誌などはあまり読まないので、石の新刊本がない場合は、近所の「本屋」に行っても何も買わないで帰る日も多くなっております。

近所の本屋には専門書が少なく、一般書やコミックや学習参考書などが多くて、あまり面白くないのですが、金沢のような地方都市ではしょうがないのかもしれません。そういう状況なので、欲しい本はネットで購入する事になってしまいます。ただ、本当は「本屋」で直に本を手に取って確認してから購入したいのです。ネットでの本の情報だけで購入すると失敗してしまうケースも多々あります。できれば大型書店でたくさんの本の中から気に入った本だけをチョイスしたいのです。残念ながら金沢駅周辺には大型書店がありません。(以前は近所のリファーレにあったそうですが、閉店してしまったそうです。)「本屋」環境は大都市と地方都市とでは大きく違っており、「本屋」の地方格差を感じてしまいます。

そう言えば、つい先日、その昔、お世話になっていた芳林堂書店の倒産のニュースを知って若干ショックを受けました。それも時代の流れなのでしょうか?東京のような大都市でも「本屋」の閉店現象が起きているのです。寂しく思います。

「本屋」には「本屋」ならではの魅力があると思います。それは多くの本に囲まれているという大きな充足感だと思います。その場は図書館と違って、購入できる場所なのです。所有欲を伴った知識欲を満たせる場所なのだと思います。

それから、「本屋」で気に入った本に出合うという事は、ネットでキーワード検索して探し求める事とは違った発見の喜びがあると思います。そのような偶然の出会いが良いのです。

「本屋」、特に大型書店にはそのようなチャンスが大きく潜んでいると言えます。今後も「本屋」はそのような存在であり続けていて欲しいと思います。

私のこれまでの人生は「本屋」に通い続けてきた人生だったと思います。いつまでもそれが続く事を願っております。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする