ようこそ石の華へ

鉱物の部屋へのいざない

              【お知らせ】

【定休日は毎週水曜日です。】【10月も毎週日曜日は休業します。】【10月19日(土)は店主は終日不在です。店は通常通り営業します。】

旅行

2015-08-04 16:13:13 | 日記・エッセイ・コラム
今日は「旅行」です。

4年前に「石の華」を始めてから丸4年が過ぎ、開店5年目に入っております。店を始めてサラリーマン時代と何が大きく変わったかと言うと、連休が取れない、という事でしょうか。ビルの一階テナントとして店を開いた事から、連休を取れるのは大晦日と元旦だけなので、それ以外は連休が無く、その結果、泊りの旅行が出来ないのです。本来、旅行好きだった私ですが、この4年間、「旅行」をしておりません。

その昔、サラリーマンだった頃は独身でもあったので、いろんな所へ一人旅をしていました。一人旅は気軽なものです。旅行先は観光地といった所よりも全国の鉱物博物館や地質・鉱物的に興味のある所(巨岩や洞穴や滝の名所も含む)が主でした。今ではTVの番組等で世界中の絶景を見る事が出来ますが、それはやはり疑似体験に過ぎず、実際に現地に行って直に見るのとは大きな違いがあります。TV番組では決して本当の「体感!」は出来ないのです。

自然、特に滝や巨岩等は、小さな写真を見るよりも大きな写真、写真よりも動画、それも大きな画面(できるだけ3Dで)で見て、そのスケール感を感じる事が重要です。もっと言うと、やはり現地に行って直に体感する事がもっと重要です。何でもそうだと思いますが、「生」が大切なのです。その場で自然と一体化する感動は何事にも代えがたい経験だと思います。自然から受ける感動は「人生観を変える」事もあるそうで、そのような体験をしてみたいものです。

そろそろ「旅行」をしたいとムズムズしている今日この頃ですが、今はWeb上で情報的な「旅行」をして我慢しております。

毎日暑い日が続いているので、行けるなら、今、行ってみたいのは北の方、北海道あたりでしょうか。北海道でも最も行ってみたい所は、行った事のない奥尻島(島好きでもあります。)ですね。島の中でもシンボル的存在の「鍋釣岩」が気になっております。

そうそう、「鍋釣岩」に似た雰囲気のある標本が店にあります。今日の写真はこれです。







これはインド産のドゥルージー水晶です。断面(二つめの写真)には芯のような部分が見えます。よくあるのは三つめの写真のような垂直に立った石筍タイプのものですが、最初の写真ものは極端に曲がっており、鍋の弦(取っ手)のように見えます。「鍋釣岩」もそのような形状をしていることからその名がついたそうです。この水晶を見ていると、奥尻島に行ってみたくなりました。

観光情報では島内最大のイベント「なべつる祭」が8月29日(土)に開催されるそうです。気になります。

オッと、その日は名古屋ミネラルショーの日です。残念でした。今回は「旅行」情報の収集だけで終わる事になりそうです。





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