2009年、第一弾です。今年もどうぞよろしく!
うし年ですが、牛の姿を見る機会って、ありますか?
アイルランドでは、ダブリン市内からちょっとはなれると、牧場だらけ。
ニューブリッジ界隈でも、以前に比べて少なくなってきたとはいえ、牛の姿を見ない日はないほど、身近な存在です。
新興住宅地にある、わがやでも、風向きによって牛の声がすぐ近くに聞こえます。
モウ~と、のんびりした鳴き声は、気分をいっきに、ゆるーくしてくれます。
キルデアにあるナショナルスタッド(国立の種牡馬の厩舎。サラブレッドの生産牧場です)では、馬を放牧する牧場に牛が同居しています。のんびりした牛の存在が、神経質なサラブレッドをリラックスさせるのだそうな。
のっそりと牧場で草を食む、アイルランドの牛を見ていると、彼らもまたストレスのない暮しをしているように見受けられます。
そんな牛からとれる牛乳が、おいしくないわけないですよね。
去年の秋、アエライングリッシュの取材で、Birrにあるオーガニックの酪農牧場モスフィールドを訪れました。
ここでつくられたチーズが、ロンドンで開催されたコンペで、金賞をとったことは1月号の記事に書きましたが、他にも有名な逸話がありました。
アイルランドでツアーをしていたブルース・スプリングスティーンの専属シェフが、ここのチーズを買いにきて、バックステージでふるまっていたそうな。
ミルクの味を存分にいかした、クセの少ないゴーダ・スタイルのチーズは、きらいっていう人を探すほうが、むずかしいのかも。
今年の初夏までに、モスフィールドには新しいチーズ工房が完成し、なかなか見る機会の少ないチーズづくりを見学できるようにするのだと、エネルギーいっぱいのオーナー&チーズ職人のレイフさんが教えてくれました。
チーズの他に、ヨーグルトやアイスクリームもつくる予定なんですって。楽しみ!
取材に行ったときは、まだ工房の大工事中だったので、完成したらぜひ見学しに再訪したいと思っています。
どうしても名前を覚えられなかった「チーズづくりには最適」という牛も見てみたいし。
★松井ゆみ子さんのプロフィールはコチラから★
☆「松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー」投稿一覧はコチラから☆
⇒「松井ゆみ子さんの著書はコチラから購入できます!」
うし年ですもんね。アイルランドでは、どこでもこんな風景が見られます。 | |
去年、取材したモスフィールドのチーズ。ロンドンで開催されたチーズのコンペで金賞をとってます。酪農王国のチーズだもん。 |
アイルランドでは、ダブリン市内からちょっとはなれると、牧場だらけ。
ニューブリッジ界隈でも、以前に比べて少なくなってきたとはいえ、牛の姿を見ない日はないほど、身近な存在です。
新興住宅地にある、わがやでも、風向きによって牛の声がすぐ近くに聞こえます。
モウ~と、のんびりした鳴き声は、気分をいっきに、ゆるーくしてくれます。
キルデアにあるナショナルスタッド(国立の種牡馬の厩舎。サラブレッドの生産牧場です)では、馬を放牧する牧場に牛が同居しています。のんびりした牛の存在が、神経質なサラブレッドをリラックスさせるのだそうな。
のっそりと牧場で草を食む、アイルランドの牛を見ていると、彼らもまたストレスのない暮しをしているように見受けられます。
そんな牛からとれる牛乳が、おいしくないわけないですよね。
去年の秋、アエライングリッシュの取材で、Birrにあるオーガニックの酪農牧場モスフィールドを訪れました。
ここでつくられたチーズが、ロンドンで開催されたコンペで、金賞をとったことは1月号の記事に書きましたが、他にも有名な逸話がありました。
アイルランドでツアーをしていたブルース・スプリングスティーンの専属シェフが、ここのチーズを買いにきて、バックステージでふるまっていたそうな。
ミルクの味を存分にいかした、クセの少ないゴーダ・スタイルのチーズは、きらいっていう人を探すほうが、むずかしいのかも。
今年の初夏までに、モスフィールドには新しいチーズ工房が完成し、なかなか見る機会の少ないチーズづくりを見学できるようにするのだと、エネルギーいっぱいのオーナー&チーズ職人のレイフさんが教えてくれました。
チーズの他に、ヨーグルトやアイスクリームもつくる予定なんですって。楽しみ!
取材に行ったときは、まだ工房の大工事中だったので、完成したらぜひ見学しに再訪したいと思っています。
どうしても名前を覚えられなかった「チーズづくりには最適」という牛も見てみたいし。
★松井ゆみ子さんのプロフィールはコチラから★
☆「松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー」投稿一覧はコチラから☆
⇒「松井ゆみ子さんの著書はコチラから購入できます!」
日本は今「乳飢饉」状態で、バターも牛乳もチーズも高い高い。
アイルランドから品質のいいバターやチーズを輸入できないものでしょうかね。
さて、新年のお祝いに、
バターと牛乳が美味しいところならきっとおいしく出来て、失敗する方が難しいというレシピをご紹介いたします。
http://cookpad.com/recipe/710357
確かお菓子が苦手との事をお聞きしておりますが、
これで失敗したら教えて下さい。
何時もアイルランドのいろいろな事を教えて下さる御礼に、新年のプレゼントを致します。
手作りクロテッドクリームの作り方です。
1.鍋に生クリームを入れて、冷蔵庫で8時間以上寝かせる。
2.8時間後、静かに火にかけ、ごく弱火で表面にしわが寄るまで約1時間煮る。
3、鍋をそのまま冷やし、荒熱が取れたら冷蔵庫で12時間寝かせる。
鍋に溜まったクリームを掬いだせば、クロテッドクリームの完成です。
自家製クロテッドクリームでスコーンを食したら、きっと格別だと思いますし、お客様にもウケると思いますよ。