すごい名前でしょ、ミカド。
おいしいビスケットがあるのよって、ともだちから聞いたのは、アイルランドに来はじめの頃だから、ずいぶん前のことです。
もちろん、すぐさまスーパーマーケットに買いに行きました。
トッピングのマシュマロは、ふんわり、とろけるような感じで、中から、とろりと甘いジャムが。ベースのビスケットは、日本人の感覚だと「え、ちょっと、しけってる?」って思うような、ほろりと口のなかで、くずれるようなタイプ。
てっぺんにココナッツがまぶしてあって、なかなか凝っています。
ジェイコブス(Jacob's)という、アイルランドの老舗製菓会社の商品で、なんと1800年代から親しまれているお菓子なのだとか。
ジェイコブ一族は、アイリッシュではなくイングランドから渡ってきたクエーカー教徒。1600年代にアイルランドに渡ってきて、1800年代半ばに製菓会社を創業したのだそうです。
今や、ちょいとノスタルジックなブランドになっちゃいましたが、永らくアイルランド人に親しまれてきたジェイコブスのお菓子は不滅です。
今はビニールのパック入りがメインだけど、缶入りが主流だったそう。
クリスマス時期などには、スーパーマーケットの棚に、缶入りビスケっとがたくさん登場します。食べかけのケーキを保存しといたりするのに、ビスケットの缶は便利なんだな。アンティークな感じの様相も、かわいいし。
アイルランドに旅されたときに、ぜひ探してみてください。
壊れやすいので、ユーロショップとかで安いタッパを入手して、お持ち帰りくださいね。
しかし、なぜにミカドなんだろう??調べてみます。
ジェイコブスの商品は他に、やはりマシュマロをフィーチャーしたビスケット、キンバリーが有名です。最近ではチョコレートがけしたものが不動の人気。
ちょうど、日本のエンゼルパイみたいなの。あ、今でもまだ、ありますか??
マシュマロをビスケットでサンドウィッチにして、チョコでコーティングしたお菓子。こどもの頃は、カリっとしたビスケットとマシュマロの感触の異質さが理解できなくて、あんまり好きではなかったのに、アイルランドで知ったチョコがけキンバリーは大好き。ああ、エンゼルパイのコンセプトはこれだったのか、と、うん十年たって初めて理解をいたしました。もしかして、キンバリーが元祖なのかな。
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⇒「松井ゆみ子さんの著書はコチラから購入できます!」
ジェイコブス社のミカド・マロウ・ビスケット。大人もこどもも大好き。 |
もちろん、すぐさまスーパーマーケットに買いに行きました。
トッピングのマシュマロは、ふんわり、とろけるような感じで、中から、とろりと甘いジャムが。ベースのビスケットは、日本人の感覚だと「え、ちょっと、しけってる?」って思うような、ほろりと口のなかで、くずれるようなタイプ。
てっぺんにココナッツがまぶしてあって、なかなか凝っています。
ジェイコブス(Jacob's)という、アイルランドの老舗製菓会社の商品で、なんと1800年代から親しまれているお菓子なのだとか。
ジェイコブ一族は、アイリッシュではなくイングランドから渡ってきたクエーカー教徒。1600年代にアイルランドに渡ってきて、1800年代半ばに製菓会社を創業したのだそうです。
今や、ちょいとノスタルジックなブランドになっちゃいましたが、永らくアイルランド人に親しまれてきたジェイコブスのお菓子は不滅です。
今はビニールのパック入りがメインだけど、缶入りが主流だったそう。
クリスマス時期などには、スーパーマーケットの棚に、缶入りビスケっとがたくさん登場します。食べかけのケーキを保存しといたりするのに、ビスケットの缶は便利なんだな。アンティークな感じの様相も、かわいいし。
アイルランドに旅されたときに、ぜひ探してみてください。
壊れやすいので、ユーロショップとかで安いタッパを入手して、お持ち帰りくださいね。
しかし、なぜにミカドなんだろう??調べてみます。
ジェイコブスの商品は他に、やはりマシュマロをフィーチャーしたビスケット、キンバリーが有名です。最近ではチョコレートがけしたものが不動の人気。
ちょうど、日本のエンゼルパイみたいなの。あ、今でもまだ、ありますか??
マシュマロをビスケットでサンドウィッチにして、チョコでコーティングしたお菓子。こどもの頃は、カリっとしたビスケットとマシュマロの感触の異質さが理解できなくて、あんまり好きではなかったのに、アイルランドで知ったチョコがけキンバリーは大好き。ああ、エンゼルパイのコンセプトはこれだったのか、と、うん十年たって初めて理解をいたしました。もしかして、キンバリーが元祖なのかな。
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ウクライナから寄らせていただいています。
話題だ盛りだくさんで、時々、覗かせてくださ
い。
ところで・・・
このお菓子、“ミカド”とは、また、品位のあるお名前ですね。
日本人とすれば、心、くすぐられるネーミングですね。
今後とも、よろしくお願いいたします。
しっとり目が好きな私には、文章を読んだだけでたまらないです。
どこか日本でも買える所は無いでしょうか?
余談ですが、
パヴァロアは作れるようになられましたか?
メレンゲを作って、120度で2時間位焼いて、生クリームとフルーツをトッピングするだけですよ。ぜひトライしてみて下さい。
私は全体的Jacobsのお菓子は大嫌いです。甘すぎまずすぎ・・・日本人の口に合わないのかも。ですからエンゼルパイは大好きですがミカドは砂糖の塊みたいで嫌いです。イチゴジャムだけじゃなくて今は(限定で)ブラックカラントもありますよね。ちなみにミカドは特にアイルランドだけでつけられてるわけじゃなくて、ドイツや他の国でも日本のポッキーっぽいお菓子がやはり「ミカド」って名前ついてますよ。
ゆみ子さんのご本は初めてアイルランドに行く時からいっぱい参考にさせていただいてました。
うちのスコーンもギネスシチューもそのほか諸々ゆみ子さんのレシピを使わせていただいています♪
こちらは今日初めて気付きました、これからさかのぼって読んでいきます、たくさんあるからうれしいです。
B&Bでティーセットの横にちょっとクッキーやチョコレートを添えてくれているところがありますが、それがJacobsだとすごくうれしい☆
シナモンのもクリームが挟まったのも私は大好きです。スーパーで買って帰ろうと思って探すけど、個包装のをなかなか見つけられないんですよね。
ミカドは見覚えあります!でもまだ食べたことないので今度行った時は要チェックしますね!