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アイルランド・ハイスクール・ダイアリー「Vol.39/英語で電話にチャレンジ!」

2006-12-22 15:42:25 | アイルランド・ハイスクール・ダイアリー
 クリスマス休暇も直前になりました。今年もほとんどの子が帰国します。
 一応帰国のフライトは、学校が終了する日の翌日(12/22、23前後)で最初は予約を入れていますが、12月上旬の試験が終わると、学校ももうお休みモードであまり授業らしい授業はないみたい。その「お楽しみ期間」をエンジョイして帰る子もいれば、早々に試験が終わって帰国する子もいます。

 早々に帰国したい場合―航空券の日付を前にずらさないといけません。

 航空会社の規定で、航空券の変更は「本人」がやるのが原則。まあ、女の子の場合は私(♀)がティーンエイジャーっぽい声にして(笑)本人に成りすまして変更するって手もあるけど(!)、それじゃあ男の子に不公平。(だし、航空会社の方に怒られちゃう!)

 そこで私は航空券変更希望の子は、オフィスに呼んでオフィスから航空会社に電話をかけさせています。
ちなみに航空会社は現地の会社、つまり使用言語は英語です・・・!

 11、12月頃というのは、高校入学前の英語研修も含めて、みんながアイルランドに来て数ヶ月~半年くらい経った頃。英語にもだいぶ慣れた頃。
 ・・・ここで英語で電話にチャレンジ!

 やっぱり英語で電話と言うのは、面と向かって話すより格段に難しい。相手の表情もわからないし、困った時の筆談もできない。“耳”だけが頼り。

 会話が予測できるかできないかで、理解もずいぶん変わってきます。まず航空券変更の予想会話の流れは、

 自分「東京行きのリターンチケットの日付を変えたいんですけど?」
 航空会社「リファレンス・ナンバー(予約番号)は何ですか?」
 自分「XXXXXX」
 航「苗字は何ですか?」
 自「OOO」

―ここで予約記録を調べてくれます―

 航「いつに変更後希望ですか?」
 自「12/16でお願いします」

 こんな感じ。
 流れを子ども達に説明した上で、子ども達に英作文してもらいます。
 「『~したい』だからI want…?」、「I would like toの方がこの場合は丁寧だよ」。日付の言い方も確認します。

 さて実践!
 意外にみんなできないのがリファレンス・ナンバー。これはアルファベットと数字で構成されていることが多いです。

 単語と違ってアルファベットなので、しっかりはっきり発音しないと相手も聞き取ってくれません。PとTとか、BとDとVとか、音が似ているアルファベットもあります。特にみんな慣れない電話でキンチョーしちゃってるので、発音もあやふや。

 そんな時に便利なのがスペル・アウト(Spell out)。「“P” for Poland, “T” for Tokyo(ポーランドのP, トウキョウのT)」みたいにして説明すると相手もわかりやすいです。

 ちゃんと変更した日付とフライト・ナンバー、時間も確認させます。変更料がかかる場合もあるので、それも確認させます。

 電話の後は、念のためインターネットでリファレンス・ナンバーと名前から正しく予約記録が変更されているか確認します。その時フライト・ナンバーと時間も確認できるので安心!

 どうしても詰まっちゃった時は、私が電話を代って助け舟を出してあげることもあります。

 でも最初から頼らないで!まずは自分でトライしてみよう。
 わからなかったらもう一度聞けばいいし、ゆっくり言ってもらうようお願いすればいい。それは日々の生活でも必要なことだし、そうしないと英語は上手にならないもんね。

 冬休み帰国しない子は別として、とりあえずほとんどの子は冬休み帰国でしばし英語漬けの日々から休憩。

 楽しいクリスマスとお正月をお過ごしください☆ また来年!


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