大切にしているアイルランド関連書のひとつが「ケルトの木の知恵」です。
「the Celtic Wisdom of Trees(mysteries,magic & medicine)by Jane Gifford」訳書で、監訳はケルト文学の権威、井村君江先生で、東京書籍から2003年に初版が出ました。著者のジェーン・ギフォードはUKで活躍している写真家です。
拙著を担当してくださった東京書籍の寺嶋さんに、出版の準備の段階からお話をうかがっていていました。
「原書は、アイルランドでも話題になっているそうですよ」お恥ずかしいことに、ぜんぜん知りませんで、日本で訳書が出るのを楽しみにしていました。
文字を持たなかったといわれるケルト人ですが、ドルイドの僧たちは密かにオガムというケルトのアルファベットを使っていたのですって。
それらはすべて、木の名前の頭文字から取った・・・という話は、マークの義兄で博学のジョンから何年も前に聞いていました。すっごく面白い話で、以来ずっと「木」についてもっと知りたいなと思っていたのですが、なんせ植物オンチ。好きなくせして、花や木の名前がいっこうに覚えられません。なので、この「ケルトの木の知恵」は、素晴らしい教科書です。
アイルランドにも1冊持っていきたいなぁと思っていたのですが、初版はハードカヴァーで少々重たく、いつもあきらめていました。が、つい最近再版になり、こちらは同じ大きさですけどもちょっと軽めの装丁で、今度は持っていけそう。
いっとき絶版状態になっていたらしく、アマゾンなどでは「絶版、古書扱い」で紹介されているらしいですが、今でもちゃんと本屋さんで注文できるそうなので、まだお持ちでない方は、超おススメ本なので(アイルランド&ケルト文化に興味ある方、アイルランド&UKの自然に興味のある方)一家に1冊、お持ちになるといいと思います!
ダンレアリのファーマーズマーケットで、エルダーベリーのシロップをよく買います。ブライアンの奥さんはスウェーデン人で、現地から取り寄せるベリーのシロップがおいしいの。夏は、さっぱりしたエルダーベリーのシロップを冷たいお水で薄めて飲むのが大好き。
それなのに、Elderと、ニワトコと、実際の木と花のビジュアルがすべてひとつに合体して「あーー、この花の実だったの!」と納得したのは「ケルトの木の知恵」を読んでたときでした。
ずっと前に、サンザシの木の伝説を書いたことがありますが、実はこの本で知ったお話です。
アイルランドにいるとき、なんとはなしに毎日見ている木々に、たくさんの秘密が隠されていることをひとつひとつ知るのは、しあわせなことです。
アイルランドがさらにまた、奥深く感じられ、離れられないなーと実感するときでもあります。
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「the Celtic Wisdom of Trees(mysteries,magic & medicine)by Jane Gifford」訳書で、監訳はケルト文学の権威、井村君江先生で、東京書籍から2003年に初版が出ました。著者のジェーン・ギフォードはUKで活躍している写真家です。
拙著を担当してくださった東京書籍の寺嶋さんに、出版の準備の段階からお話をうかがっていていました。
「原書は、アイルランドでも話題になっているそうですよ」お恥ずかしいことに、ぜんぜん知りませんで、日本で訳書が出るのを楽しみにしていました。
文字を持たなかったといわれるケルト人ですが、ドルイドの僧たちは密かにオガムというケルトのアルファベットを使っていたのですって。
それらはすべて、木の名前の頭文字から取った・・・という話は、マークの義兄で博学のジョンから何年も前に聞いていました。すっごく面白い話で、以来ずっと「木」についてもっと知りたいなと思っていたのですが、なんせ植物オンチ。好きなくせして、花や木の名前がいっこうに覚えられません。なので、この「ケルトの木の知恵」は、素晴らしい教科書です。
アイルランドにも1冊持っていきたいなぁと思っていたのですが、初版はハードカヴァーで少々重たく、いつもあきらめていました。が、つい最近再版になり、こちらは同じ大きさですけどもちょっと軽めの装丁で、今度は持っていけそう。
いっとき絶版状態になっていたらしく、アマゾンなどでは「絶版、古書扱い」で紹介されているらしいですが、今でもちゃんと本屋さんで注文できるそうなので、まだお持ちでない方は、超おススメ本なので(アイルランド&ケルト文化に興味ある方、アイルランド&UKの自然に興味のある方)一家に1冊、お持ちになるといいと思います!
ダンレアリのファーマーズマーケットで、エルダーベリーのシロップをよく買います。ブライアンの奥さんはスウェーデン人で、現地から取り寄せるベリーのシロップがおいしいの。夏は、さっぱりしたエルダーベリーのシロップを冷たいお水で薄めて飲むのが大好き。
それなのに、Elderと、ニワトコと、実際の木と花のビジュアルがすべてひとつに合体して「あーー、この花の実だったの!」と納得したのは「ケルトの木の知恵」を読んでたときでした。
ずっと前に、サンザシの木の伝説を書いたことがありますが、実はこの本で知ったお話です。
アイルランドにいるとき、なんとはなしに毎日見ている木々に、たくさんの秘密が隠されていることをひとつひとつ知るのは、しあわせなことです。
アイルランドがさらにまた、奥深く感じられ、離れられないなーと実感するときでもあります。
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