いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

不思議な区営(?)釣堀@旧羽田旭小学校

2011-06-15 | Weblog
 先日来、まったく子どもたちの放射能被害にのうてんきな大田区教育委員会と戦っているが、小学校や中学校の土壌やプールの水の採取に苦労している。子どもたちの安全より、自分の立場や学校の保身を考える学校長や副校長さらには、教育委員会指導課長らの反撃にあうからだ。

 そんな中、学校類似施設であるコミュニテイセンター羽田旭(旧羽田旭小学校)に出かけた。受付に区議会議員であることをつげ、旧校庭であるグランドから土をいただく。ついでにガイガーカウンターで測定すると、0.08μsv~0.11μsv(地表5センチ、50センチ、1メートル)であり通常値であった。まわりには興味深そうに、地元のソフトボールのメンバーが集まってきた。


 さらに、プールに向かうと不思議な光景に出会った。なんと、プールが釣堀として使われているのだ。そういえば、先週、匿名で次のような投書があったのを思い出した。以下、投書の抜粋である。実際の投書には実在の議員名も書いてあった。

「コミュニテイセンター羽田旭 釣堀について」

1.利用日が不明です
2.施設の管理がだらしない。管理人もだらしない。
3.利用料金はどのように使われているのか(水道代にもならないだろう)
4.駐車場 身障者用に2台を作ったが一般の利用者が止めている(タダ?)
5.この駐車場は議員を使ってゴリ押しで何かやったようだ
6.管理人の足の悪いのは芝居です
7.これらのことを管理している出張所は何をしているのか

こんな施設は廃止するべきです。


 さっそく所管する大田区羽田特別出張所長に事実確認をしたところ以下のことがわかった。

1.利用日は不定期の日曜日である
2.この施設は「かかしの会 T会長」に対し「行政財産の目的外使用許可」を出し、無償で使用させている
3.利用料は、大人500円子ども300円であるが、大田区には一切入ってこないので収支は不明である
4.このプールは、災害時には「防火用水」として使用するもので、平時は「青少年の健全育成、区民の楽しみ」のため、釣堀としている
5.かかしの会の事業内容はわからない
6.プール(釣堀)の水が減ったり、濁った場合は大田区の費用負担で水道水を補充している

 なんじゃ、このいい加減な内容は。つまり、事業実態のわからない団体に、区民の財産であるプールを365日タダで貸して、水がなくなれば、区民の税金で補充する。区民から徴収する使用料は、すべて団体の取り分という構図だ。


 出張所長は「歴史的経緯は知らない」としながら、「防火水利」なので大田区が水道代を払うのは当然である、と説明された。そうかね?この施設から道路一本隔てたところには「水量豊富な」呑川が流れているし、区道には大口径の水道管が埋設されている。いつもの「その場凌ぎ」か?

 このような「胡散臭い」ケースは、様々な「裏」があることが多いのだ。今回の「裏」はなんだろうか。一つ気になるのは、この釣堀の「オーナー」T会長さんは、大田区の元区長の同級生であるらしい、とのこと。


 区民の財産たる施設や、区民のオサイフたる税金の使い道については、すべて透明で公平でなければならない。この釣堀のように「濁って」はいけない。さてさて、実態は?????

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