いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

新しい都議会議員誕生

2005-07-04 | Weblog
 昨日の都議会議員選挙の結果、新しい議員が誕生した。投票率は東京都全域で前回を6%下回る43・99%。大田区は7%以上下がり44.35%と、相変わらず有権者のアホぶり、政治的未熟さの結果が現れている。

 為政者にしてみれば、「民」は政治的には未熟で、無関心が扱いやすいはずだ。支持母体や組織力を駆使して「民意」をコントロールできるからだ。演説やらマニフィストで「都民のため」とか「国民のため」と述べておきながら、実は「愚民政治」を官僚や役人とグルになって行なうほうが、楽だろうから。

 今回の都議選には、ほとんどかかわっていないので、普通の有権者とほぼ同様の立場だった。陣営の中にいると、最終日の土曜日などは「いよいよ街は盛り上がってきた」等と、勘違いをしていたが、今回、門外漢のさめた目で見てみると、最終日に盛り上がっていたのは、陣営やら候補者だけで、街は、ほとんど無関心だった。

 さらに、同様に、12名(大田区)の候補者を誰一人知らない、という前提で誰に投票しようか、と仮定して考えてみたが、誰一人として、まともに政策を訴える演説を聞いたことがなかった(機会が)ので、政策では判断できない。結局のところ、保守系の考えの人なら、自民か民主の候補者、さらには、現職なのか、年齢は、顔は、男か女か、と消去法で絞らざるをえない。その結果、無所属での当選は、余程でない限り不可能となる。

 新聞で見た、全都の新議員には、よく知っている顔ぶれもあり「?」をつける方も正直いる。都政を変えるなどということより、議員になることに執念を燃やしていた方もいる。しかし、それも有権者の選択なので、やむを得ない。

 新都議会議員の皆さんには、どうか、当選のモチベーションは色々でも、バッチをつけたからには、東京から日本を変える意気込みで、頑張って欲しいものである。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。