お役所というところは、身内に甘い事例は数々あげた。中野区では、無断欠勤の部長級職員のタイムカード(これがあるだけすごいが‥)を、部下が打刻続けたり、わが区でも退庁時間前に帰る部下を管理職が制止できなかったり‥
しかし、今回の例は、なんとしても都民、納税者の理解を得られない大問題だ。それは、警視庁立川警察署の巡査長の事件である。飲み屋のホステスに横恋慕するバカおやじは、私の知り合いにも少なくない。が、彼は、制服の、それも公務中の警察官であった。
その男が、都民の安全を守るために貸与されている拳銃で横恋慕の相手を射殺し、自分も自殺した。警察官というよりは、殺人罪、警察官職務執行法、銃刀法等に違反する重大な刑法犯である。
ところが、お役所(警視庁)はやはり大したもんだ。この巡査長に対し、死亡退職扱いとして、退職金約1200万円を支払うというではないか。当然、事件発生の瞬間をもって、懲戒免職にし、退職金を払わない、というのが我々一般人の感覚だが、役所は違う。懲戒免職にするためには、人事委員会で裁決をしなければならない。そして、その日以降懲戒処分が本人に言い渡される。
ところが、すでに被疑者は死亡。書類送検したところで、それで終わりだろう。懲戒免職にしたくても、本人が死亡しているので出来ない。結局、退職金規程に基づき「適正」に処理される。
巡査長の両親は、この退職金の受け取りを辞退し、被害者へ支払う意向のようだが、これも、両親の気持ちはわかるが、税金で賠償補償金の一部を払うようで、なんとも釈然としない。
嗚呼!お役所!!


↑クリックして頂くとランキングがあがります!
しかし、今回の例は、なんとしても都民、納税者の理解を得られない大問題だ。それは、警視庁立川警察署の巡査長の事件である。飲み屋のホステスに横恋慕するバカおやじは、私の知り合いにも少なくない。が、彼は、制服の、それも公務中の警察官であった。
その男が、都民の安全を守るために貸与されている拳銃で横恋慕の相手を射殺し、自分も自殺した。警察官というよりは、殺人罪、警察官職務執行法、銃刀法等に違反する重大な刑法犯である。
ところが、お役所(警視庁)はやはり大したもんだ。この巡査長に対し、死亡退職扱いとして、退職金約1200万円を支払うというではないか。当然、事件発生の瞬間をもって、懲戒免職にし、退職金を払わない、というのが我々一般人の感覚だが、役所は違う。懲戒免職にするためには、人事委員会で裁決をしなければならない。そして、その日以降懲戒処分が本人に言い渡される。
ところが、すでに被疑者は死亡。書類送検したところで、それで終わりだろう。懲戒免職にしたくても、本人が死亡しているので出来ない。結局、退職金規程に基づき「適正」に処理される。
巡査長の両親は、この退職金の受け取りを辞退し、被害者へ支払う意向のようだが、これも、両親の気持ちはわかるが、税金で賠償補償金の一部を払うようで、なんとも釈然としない。
嗚呼!お役所!!


↑クリックして頂くとランキングがあがります!