いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

先生!規則は守ろうね!@中学校PTA音楽祭

2009-11-29 | Weblog
  私は、初当選以来「学校は規則破りのデパ-トだ」と、学校職員、教員の規則破りを指摘してきた。無論、大多数の先生方、職員は子ども達のため懸命に努力して頂いていることは承知しているが、残念ながら管理職(校長、副校長、主幹)を含め、教員以前に、社会人としていかがかと思う人種が紛れ込んでいるのも事実である。

 そのことを白日に晒し、「教室を聖域」にしないことが、学校教育や教員自らのレベルアップには必要なことだと思っている。

 さて、今回見つけた「規則破り」は、以下のようなものである。

 昨日、大田区民センタ-において、大田区立中学校PTA合唱祭が開催された。主催は、大田区立中学校PTA連絡協議会で、松原区長も来賓として挨拶をされた、きわめて公共性の高い催しだ。

 そこで「事件」はおきた。ある年配のブッチャ-風の強面の男性が、出演者に渡す花束を持って会場に入ろうとした。そこで、運営委員の女性役員さんが「花束は持ち込みをご遠慮いただいています」旨、注意をした。

 時間配分の関係で、舞台で花束をあげることを禁止し、受付で預かり、後刻渡すか、演奏会場外で渡して頂くことを決まりにしていた。とこらが、ブッチャ-氏は譲らない。曰く「これは高い花束なので、他人には預けれないのだ」と、強引に会場内に持ち込んでしまったのだ。

 この強引さにあきれた役員さんが、身近にいた、区立中学校の若い教員に「あの男は誰ですか?」と聞くと、今度は、この若い教員さん「僕は知りません」と、会場外に演奏中なのに、逃げ出してしまった。勿論、演奏会の常識として、演奏中のドアの出入りは、最低のマナ-違反である。

 なぜ、彼があわてて逃げ出したか?それは、つい昨年度まで、自分の上司の副校長だったからである。さすがに「元上司の副校長です」とは言えなかったらしい。以前、自分の上司の警察副署長が酒臭いまま、自家用車を運転して警察署に来たところを、摘発した部下の警官がいた。この若い教員も、困難な道ではあるが、「先生、外でお渡ししましょうよ」と、昔の上司を諭す勇気が欲しかった。普段、部活などで生徒指導に熱心な若い教員だけに残念である。

 さて、一番悪いのは、強行突破した前副校長である。彼には「規則破りの前科」がある。昨年度末で定年を迎えた区立中学校に赴任する前任校で、禁止されている「自家用車通勤」を5年間も続け、電車通勤として偽って届け出て、その間の通勤定期代を受け取っていたのだ。

 当該校の関係者からの連絡により、私の知ることとなり、教育委員会から呼び出され、厳重注意処分となった。定期代は返還したのだろうか?多分、身内に優しいお役所だから、「不問」だろうな。

 このような、本来子ども達に規則を教えるべき教員、それも卑しくも最近まで管理職だった人間が、このような規則破りを「確信犯」として行うことは断じて許せないことである。他校の出演者、応援団からは「なぜ、あの学校だけ花束を持ち込んだのだ」と、苦情しきりだったようだ。当然である。

 当該中学校の校長には、前副校長は監督外なので、演奏中に扉を開けて逃げた若い教員への指導を電話で御願いした。ちなみに、強引なブッチャ-氏を注意した運営委員さんは、当日行われた、運営委員の反省会でこの事実を発表され、大ブ-イングだったそうだ。

 多分、この日記を見た、当該校のPTA関係者、特に花束をもらった方からは、相当のブ-イングが私に来ることは過去の事例から容易に予想される。しかし、学校や教員と馴れ合うより、もっと大切なことをPTAの関係者には望みたい。決して「モンスタ-」になれ、と言っているのではない。例え、自分の学校の教員であれ、親しい友人であれ、「ダメなことは駄目!」と毅然と注意できる保護者、親、友人でありたい。少なくとも、私はそう思っている。

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