改革派知事の一人だった片山前鳥取県知事が、地方分権改革推進委員会で「地方議会は八百長と学芸会」と批判した。よせばいいのに、最もひどいと言われた北海道議会が「議会を愚弄している」と抗議文を出したのだ。
よくぞ言ったというのが率直な感想である。彼は「結論が先に出ている議会は八百長である」「質問と答弁の事前調整は学芸会である」と断じている。まったくその通りだ。数少ない議会改革派の議員と、変えようともがいているが、スムーズな議会運営を望むお役人と、原稿頼りの議員の障壁が高く、実現への道のりは遠い。
今、大田区では、決算特別委員会が行われている。まだ、決算や予算委員会は一問一答方式なので、学芸会よりましだが、本会議の代表質問や一般質問はまさに学芸会と言ってもいいかもしれない。(私は再三「大朗読大会」と言っているが‥)
中には、誰が書いたんだか、原稿の文字が読めなかったり、使い慣れない横文字を間違えたり、と、セレモニーとしか思えないような場面にでくわす。
片山前知事が指摘する地方議会の問題点
議会はミッションを果たしているか---住民から信頼されているか
オープンな場での議論を通じた合意形成の意義に対する無理解--単なる「通過儀礼」に
立法機関としての本来の役割を果たしていない--「口利き稼業」の横行
執行部に対するチェック機能の麻痺--夕張市は果たして例外か
地方議会改革の課題
議員の質を上げ、住民の信頼に足る議会にするには
選び方と選ばれ方の見直し--北欧型なども参考に
自治体によって多様な議会の存在を認めるべきではないか
1週間かけて決算特別委員会を行っているが、片山氏が指摘するように、太陽が西からあがることがあっても、区長が提出した決算、予算が「否決」されることはない。嗚呼、地方議会!!!
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よくぞ言ったというのが率直な感想である。彼は「結論が先に出ている議会は八百長である」「質問と答弁の事前調整は学芸会である」と断じている。まったくその通りだ。数少ない議会改革派の議員と、変えようともがいているが、スムーズな議会運営を望むお役人と、原稿頼りの議員の障壁が高く、実現への道のりは遠い。
今、大田区では、決算特別委員会が行われている。まだ、決算や予算委員会は一問一答方式なので、学芸会よりましだが、本会議の代表質問や一般質問はまさに学芸会と言ってもいいかもしれない。(私は再三「大朗読大会」と言っているが‥)
中には、誰が書いたんだか、原稿の文字が読めなかったり、使い慣れない横文字を間違えたり、と、セレモニーとしか思えないような場面にでくわす。
片山前知事が指摘する地方議会の問題点
議会はミッションを果たしているか---住民から信頼されているか
オープンな場での議論を通じた合意形成の意義に対する無理解--単なる「通過儀礼」に
立法機関としての本来の役割を果たしていない--「口利き稼業」の横行
執行部に対するチェック機能の麻痺--夕張市は果たして例外か
地方議会改革の課題
議員の質を上げ、住民の信頼に足る議会にするには
選び方と選ばれ方の見直し--北欧型なども参考に
自治体によって多様な議会の存在を認めるべきではないか
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