いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

ああ!また別れちまった、区議会自民党分裂

2010-11-08 | Weblog
 くっついたり離れたりと繰り返していた自民党所属区議会議員の会派である自由民主党大田区民連合から7名の議員(通称:河津派又は区長の弟派)が離脱し、本日「新会派」大田区議会自由民主党を結成した。

 確か5月に、別れていた会派が一つになって控室間の「壁」も、明日9日に取り壊すことになっていたのに一体何があったのだろうか。いくら地方議会と言えども、彼らの「敵」は、同志である自民党区議ではなく、打倒民主党であるはずだ。

 そもそも、この二つの会派が離反した最初の原因は、中西一善元衆議院議員を応援するかどうかであったろう。中西氏自らの不祥事により議員辞職した結果の補欠選挙で、再度無所属で出馬した彼を応援したグループと、公募候補の平将明衆議院議員(現職・比例)を応援したグループである。中西氏を応援した区議のうち何人かは除名処分にまでなった。(後日、復党)

 そして、さらには、平成19年の区長選挙の結果当選された松原忠義現区長(自民党区議、都議出身)を何が何でも支援するグループ(通称:河津派又は区長の弟派)と、是々非々対等な関係で行こういうグループ(通称:永井派又は議長派)にわかれていった。

 当初はそれでも、なんとか同じ控室に収まっていたものが、会派をわけ、控室を二分する壁を250万円の税金を費やし作った。が、本年5月の区議会議長選挙を前に、再度同じ会派になったのだ。

 これは多分、議長ポストの関係だろうと推測される。区議会議長や副議長は議員の互選により選出されることになっているが、実際には議長は最大会派から、副議長は2番目の会派から選出することが慣例となっている。

 二つ(正確には三つ)の会派に別れた自民党は、一つが二番手、もうひとつは共産党と同じ三番手になる。これでは慣例でいけば、副議長しかこない。議長はと言えば、最大会派となった公明党(12名)に譲らざるを得ない。そこで、再合併となった、と考えるのが普通だろう。

 ところが、大きいほうの自民党会派(通称:永井派又は議長派)からは、湯本良太郎区議が会派離脱どころか自民党を離党して、次期区長選への出馬を宣言。さらに、永井敬臣前区議会議長も混迷する区政に苛立ち、親しい支援者には区長選への出馬を仄めかせているらしい。

 はたして、国政も心配だが、大田区議会最大会派だった自民党はどうなってしまうのだろうか。離合集散の理由については、残念ながら一般の区民には理解しにくいものだ。国政を民主党から奪還するためにも、また、役人主導の区政から議会主導(イコール区民主導)の区政にするためにも、いまは身内で争っている場合ではない。

 余計なお世話だが、心よりご心配申し上げる。是非とも、大田区政のため、ご再考を!

 各々方!敵は売国民主党でござる。勘違いめさるな!

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