いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

区立小・中学校で毎時1.01マイクロシーベルトの空間放射線量が

2011-10-07 | Weblog
 本日、区議会議員宛て一斉メールで以下の報告がなされた。参考までに転載する。

大田区議会議員各位

平成23年10月7日

(経過)

 区立馬込第二小学校(大田区南馬込3-10-1)の校庭花壇付近の空間放射線量を同校教諭が簡易計測器で測定したところ、7月に計測した校庭の空間放射線量より高い値が出た。10月3日、シンチレーションサーベイメータで測定したところ、花壇に接している雨どい2本の脇において、それぞれ毎時0.64マイクロシーベルト、0.62マイクロシーベルトが検出された(地上5cm)。これらの測定地点から1m離れた所では、毎時0.11マイクロシーベルトという通常の数値であったため、直ちに、児童が近づかないよう周辺への立ち入りを禁止し、ブルーシートで被覆する緊急対応を実施。この旨、保護者に対して文書により周知した。

(緊急調査)

 区として、本件を踏まえ、保育園、小中学校の類似形態の雨どい197か所(保育園5園、小学校25校、中学校12校)の空間放射線量の緊急調査を実施している(10月6日~8日)。7日正午までの測定では、保育園5園で毎時0.06~0.20マイクロシーベルト、小学校8校で毎時0.03~0.64マイクロシーベルト、中学校5校で毎時0.06~1.01マイクロシーベルトという結果が出た(いずも地上5cm。詳細は下記参照)。

(措置と今後の対応)

本調査により、毎時0.25マイクロシーベルト以上の数値が検出された羽田小学校(1か所)、大森第四中学校(1か所)、雪谷中学校(3か所)、糀谷中学校(1か所)については、該当箇所への立入禁止等の措置をとった。放射線量の測定等について協力協定を締結している国立大学法人東京工業大学の助言を踏まえ、原因究明と放射線量の低減対策に速やかに取り組む予定。

(測定値)

測定日:10月6日 天気:晴れ

測定場所:羽田小学校 測定箇所数:1箇所 測定値:0.64

中萩中小学校 6箇所 測定値:最小0.06 最大0.13

六郷小学校 15箇所 測定値:最小0.07 最大0.19

六郷保育園 1箇所 測定値:0.08

山王保育園 1箇所 測定値:0.08

小池保育園 1箇所 測定値:0.09

志茂田保育園 1箇所 測定値:0.06

美原保育園 1箇所 測定値:0.20

測定日:10月7日 天気:晴れ

測定場所:池上小学校 測定箇所数:7箇所 測定値:最小0.03 最大0.09

池上第二小学校 2箇所 測定値:最小0.08 最大0.14

東調布第一小学校 14箇所 測定値:最小0.07 最大0.23

調布大塚小学校 2箇所 測定値:最小0.07 最大0.20

新宿小学校 1箇所 測定値:0.08

大森第四中学校 1箇所 測定値:1.01

田園調布中学校 13箇所 測定値:最小0.06 最大0.248

雪谷中学校 5箇所 測定値:最小0.17 最大0.96

※雪谷中学校は0.25以上を3か所で計測 0.40/0.46/0.96

糀谷中学校 15箇所 測定値:最小0.07 最大0.32

蒲田中学校 14箇所 測定値:最小0.07 最大0.23



※測定箇所は、校舎等の雨どいから雨水が入り込み蓄積している箇所で、測定地点の地上5cmの大気中放射線量を測定。30秒間隔で計5回の平均を測定値としている。

※測定値の単位:マイクロシーベルト/毎時

※測定器:シンチレーションサーベイメータ(NaI) アロカ株式会社製 TCS-161,172B

小型のシンチレーション式サーベイメータ(Dose RA F2)

(問合せ先)

学校の対応について 教育総務課長

施設担当課長 

保育園の対応について 保育サービス課長