いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

代議士に挨拶させるな!だと?@防災訓練

2007-10-28 | Weblog
 今日は、地元町会の防災訓練があった。早朝から町会役員さんが総出で準備にあたる。前日の雨もウソのように晴れ、絶好の訓練日和である。私も町会役員として、町内広報に自前の選挙用スピーカを駆使してお手伝いをした。

 開会後は、アルファ米の炊き方を婦人部に教えて欲しい、とのことで、防災対策委員だった時に区の防災課で教えて頂いた「ウラ技」を披露した。アルファ米は、50食分の材料に8Lのお湯を入れると、20分後に食べれるようになる優れものだ。(お湯がなければ水で60分)この20分後に、袋をひっくり返すことが「ウラ技」である。

 飯盒炊爨をされた方は、ご存知だろうが、ご飯が出来あがったら、飯盒をひっくり返すと一段とおいしくなる。多分、同じ原理だろうと思うが、パッケージの説明書には、この「ウラ技」は書かれていない。

 さて、この町会のとてもよい所は、いかなる議員も差別なく紹介すること。議員からは一切のお祝い、会費などを受け取らないこと、だ。町会によっては、その町会が支援している議員以外は紹介しなかったり、しっかりと「会費」と書かれた「ご祝儀」を受け取るところもある。

 会場には、前衆議院議員の姿もあった。彼は、現職よりも浪人期間のほうが圧倒的に長いが、臆せずに様々な会合に顔を出す。ところが、多くの会合では挨拶どころか、紹介すらしない。二度にわたって我われの代表として、国会に送った人間である。紹介ぐらいすべきだろう。

 この町会は、紹介だけでなく、挨拶もお願いをした。正しい見識だと思う。訓練が始まると、彼に勝った現職の代議士が現れた。町会役員さんが、私に「紹介してあげろ」と耳打ちする。

 そこで、起震車の訓練中だったが「衆議院災害対策特別委員の○○先生がお越しですので、起震車を体験して頂きましょう」と紹介し、簡単にメッセジを頂いた。私は、彼とは政党も違うし、応援する義理もないが、地域選出の代議士に敬意を表すのは、区議でなくても当然だと思っている。

 ところが、訓練後、町会役員さんに「なぜ代議士に挨拶させたんだ」という苦情が寄せられたそうだ。昨日書いた学校の例と同様に、防災も道路も、さらには大田区行政も、国会の予算審議がなければ始まらない。

 政治不信だ、政治家は悪だ、と政治を疎外することが、結果として自らの生活に影響することを、もっと考えて頂きたいものだ。


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