いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

餃子は中国?新区長さんのご挨拶

2007-04-28 | Weblog
 当選後、変わらず様々な会合にお招き頂いている。今日は、蒲田餃子まつりという、餃子やアジアの料理によって蒲田を活性化しよう、という地元紙「城南タイムス」主催の会合にお招きいただいた。

 餃子や、アジアの料理、そしてアルコールを頂きながら、蒲田の活性化を語るという企画は、そのほとんどが懇談と中国楽器の演奏にあてられていた、という時間配分の部分を除けば、その趣旨には大いに賛同できるものだった。

 私も、一区民の立場として発言した。それは、JR蒲田と京急蒲田を結ぶ「通称 蒲蒲線」計画は、区民や区内商業者のためにはならない。いかに、航空旅客を蒲田に降ろすかを考えるべきである、という点だ。また、駅前景観など、行政主導のまちづくりの必要性を訴えた。

 また、JR駅ビル改装という名の新築工事に大田区のまちづくりの思想がまったく反映されていないことへの不審をも述べた。

 途中参加された、新大田区長は、宇都宮徳馬代議士秘書時代からの「日中」の架け橋の実績を訴えられたが、そのことは些か会の趣旨とは、そぐわないものだった。なぜなら、餃子まつりの主催者の意図は「餃子を通じての街づくり」や「蒲田の活性化」であったのに、彼が訴えたのは「国際化」と「親中国」だった。参加者に中国籍の人間は皆無。ほとんどが、商店主やまちづくりの専門家である。側近の情報不足の結果であろうが、いささか今後の区政運営に不安が残る。

 過去の場違い挨拶の事例には以下のようなものがある。

①ある有名人の息子の代議士
 戦没者遺族会の挨拶で「過去の大戦で、軍人の独走を止められなかった政治を反省し、そのようなことのないよう政治家として頑張る」と挨拶。しかし、その場にいた人々は、彼が「独走」と断じたした軍人の遺族だった。

②ある元都議
 中華麺業組合の新年会で「私はソバが大好き」と挨拶。大顰蹙。

 物事を深く考えず、会合のハシゴをし、その場しのぎの挨拶をすると、このようなことになる。

 新区長には、就任直後のことで、会合も多く、事情がわからなかったのだと思うが、今後、前政権が民間任せにしていた「観光行政」にもご注目いただきたいものである。



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