いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

選挙結果の分析or言い訳

2007-04-24 | Weblog
 今回で4回目の選挙である。その得票数は以下のとおり。

平成7年1585票(新生党がなくなり新進党公認) 平成11年3254票(自由党公認) 平成15年4692票(自由党公認 9位) 今回 2880票(諸派 自由党 47位)

 活動量、議会での活動、ネットでのアクセス数など、不遜かもしれないが、今回の票数はなんとしても自分自身納得がいかないというのがホンネである。

 よく業界では「票読み」と言うが、投票用紙に記名する訳ではないし、後援会名簿も100%投票するわけではないので、なかなか難しい。今回の激減の理由を自分なりに分析し、言い訳にしたい。(←自分自身への)

①自由党を名乗っていても、小沢自由党は民主党に合流してしまった。世田谷区で同様に小沢氏のシンパだった前回上位当選だった区議が、やはり下位になったことを見ても、この影響は相当あったと思う。つまり、前回の票の相当部分が「いぬぶし」ではなく、「小沢」又は「自由党」支持票だったのだろう。

②発言が過激すぎたことも要因としてあげられるだろう。期間の前から駅頭では、「アホな教員」「職員の天敵」など、無関心層が興味を引くような発言を繰り返し、期間中は、行政の無駄使いの好例として、公務員給食調理員の時給3500円と、民間委託の調理員の時給850円を対比して訴えた。このことが、「和をもって‥」の国民性から、嫌悪となった可能性はあろう。

③QRコード付の宣伝カーを使い、うぐいすにも「検索サイトで検索して」と、訴えさせた。激辛日誌のアクセス数は39万を超えた。が、それらに興味のある年代、層は、そもそも投票率の低い層でもある。私自身のネット過信があったかもしれない。が、逆に、ネットがなかったら「落選」だったことも事実である。ここは読めない。

④選挙中にも書いたが、いくつかの誹謗中傷ネタが各地で流された。特に、地元では、カラー写真入りのチラシを含め、「反いぬぶし」のチラシを何度も配っていた方がいた。関係者は事実無根とわかっていても、知らない人は「議員=悪」という一般論がマスコミから流されているので、信じてしまう可能性はある。

⑤ポスターの失敗もあるだろう。上位3名の民主党候補はいずれも新人。男性1人はイケメン。2人目は、届け出順1番でポスターも右カド一番上。真っ黒の下地に白字で「黒い政治を白く」とある。傑作だ。女性新人候補は8000票近くを取った。若いことと、「お願い~」という視線にはまいった。投票日に投票所近くの掲示板前には、ポスターで悩んでいる有権者がたくさんいる。567ケ所の掲示板1ケ所あたり、1人が気に入って頂ければ567票が上乗せされる。今回、300ケ所以上のポスターが水濡れで最終日までに色が抜け、惨めな姿の私があった。100ケ所以上は張り替えたが、この影響も大きい。

⑥区長候補として応援した方のためのマイナスという声も一部にあった。確かに、この候補を正面きって応援した現職3名のうち当選したのは私だけ。残り2名は落選してしまった。そのような側面も若干はあったろうが、この候補を応援したことによる、新たな支援者もあり、又、「正論を貫く」ということで、このことは反省材料にはならないと思っている。

 以上のそれぞれが、少しづつ影響した結果が今回の得票であろう。とすれば、今回ご支持頂いた2880人がこそが、小沢氏でもない、ポスターでもない、本当の「いぬぶし党」の支持者である。

 ありがたいことだ。この結果を真摯に受けとめ、今回初当選したつもりで、次回は「いぬぶし党員」を倍増させる決意である。ありがとう2880人の仲間の皆さん!



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