いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

大田NPO活動団体交流会に参加

2004-08-20 | Weblog
 自宅に一通の封書がきた。大田NPO活動団体交流会と議員の懇談会に出席して欲しい、とのお誘いである。区議になってからというもの、自宅や役所宛に、やたら「招待状」が届く。なかには、勝手に有料の券を送りつけ、振込用紙を同封してくるような輩までいるので、取捨選択が大変である。

 どうやら、まともな(失礼!)会のようなので、出かけた。社会福祉協議会の会議室には、ところ狭しと、11名の議員と16のNPO団体の代表が集まっていた。参加者名簿によると、議員は9名のはずだが、2名どうやら当日参加したらしい。いずれも、我が会派だ。

 議員の一部の悪いクセに「出れるかどうかわからない時は、出席通知を出さずに、当日行ってしまう」というのがある。主催者としても断れないが、準備をする立場としては大変困る。会長さんが、最後の〆の言葉で「出欠のFAXを送ってこない団体が多いです。NPO以前に、まともな社会常識を持ちましょう」と苦言を呈されていた。我々も心したい言葉だった。

 参加区議の所属会派別人数と出席率(出席数/所属議員数)は、以下のとおり。

自民党大田区民連合  出席 1名  5.6%
大田区議会公明党   出席 2名 16.6%
日本共産党大田区議団 出席 3名 37.5%
民主・自由・未来   出席 4名 57.1%
ネット・無所属連合  出席 1名 33.3%

 自民党が、18名を擁する最大与党でありながら、1名の参加というのは寂しい限りだ。

 各NPOから、活動の報告、活動にあたっての障害などが発表された。NPOとひとくくりでは語れない、大から小まで、活動内容も様々な団体があることは驚きだった。

 役所に対する苦情で面白かったものを二つ。

①NPOの本部事務所が他区にあったため、大田区内の活動拠点が「社会教育団体」として認めてもらえない。

②区の施設の借用時間が、午後1時~5時など4時間程度のものが多い。あまった時間を他団体とシェアすると怒られる

 二点とも、常日ごろ申し上げている「お役人の論理」に基づくもので、いずれも後刻、担当課長から「出来ない理由」を詳細に説明を受けた。
だから、その体質を変えろって言ってんだろうが!わかんねえなぁ~
ミッションなどという難しい言葉を並べなくていいから、あたり前に出来ることは、いい訳なしにやってよ!

 この会の司会者から、最後に一言、えらく気に入った。

「お客さん区民はやめて、主体的に関わっていこう」

 こんなNPOや区民と、本当の共働を作り上げられる大田区であって欲しい、と望む。