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なぜ、脳はそれを嫌がるのか?

2018-09-05 16:44:09 | 

 井戸書店のクレドには、「常に自ら考えて今すぐやれ!」とあります。このクレドがあるということは、そうしてほしいからであり、現実はそうなっていないからです。実際は、どうしても、後からやればよいの後回しで落ち着いてしまいます。なぜかなぁ、不思議だなぁと思っていましたが、本書を読んで一挙に解決しました。それは、

『そもそも脳は「怠け者」だから』
『脳はエネルギーを節約したがるもの』
『周りがしないと、脳も「したくない」から』
『脳は誘惑に弱いから』

であり、

『脳は「仕事を拒むこと」が仕事』

ですから、脳をやりたくてたまらない状態に持って行かないといけません。その処方とは、

脳内にドーパミンを出させるようにする

です。ドーパミンが出れば、心地よくなり、また、そうなりたいためにするべきことを再び行います。こうなれば、やりたがる脳へ変貌し、井戸書店のクレドから、「常に自ら考えて今すぐやれ!」はなくなります。その手順の詳細は本書に譲りますが、世の成功者はドーパミン分泌上手であり、一般人が邪魔くさくてやりたがらない、まめに続ける努力ことを喜んでやる人なのでしょう。

『なぜ、脳はそれを嫌がるのか? 』(菅原道仁著、サンマーク出版、本体価格1,400円)

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