あなたの本の世界を変えましょう!

板宿の書店主から見た、本・まち・環境を語ります!

神戸での邂逅

2008-11-29 16:24:05 | 出会い

  昨夜はとても素敵な会話と美味しい魚とお酒を楽しめました。

  アメリカのワシントン大学経済学部教授でいらっしゃる若林茂先生が神戸にお越しになられ、三宮の「宗八」さんでの話はとても弾みました。

  若林先生は「本を読む」ということを人としてとても大切にされておられ、その読書案内を自身のホームページに書かれています。

 http://www.waka-mail.com/

  さらには、少数ですが「これは!」と思われる人とは濃密な時間を共有することを主義にされており、「本」を介しての書店人としての私に大いに関心を持っていただけることはとても光栄です。出版業界でも本を話題に語り合える人が見受けられなくなってきた昨今、若林先生との貴重な時間はさらなる読書欲を駆り立ててくれました。

  宗八さんの美味な魚料理~ここでいただく「のどぐろ」は先生との話を脇に置いてしまうほど脂が乗っていて溜まりません~と純米酒をお供に、遅れて参加していただいた、たこ焼きの道頓堀赤鬼(http://www.doutonboriakaoni.com/)の廣田さんと、若林先生を紹介していただけた積光さんとの話は尽きず、夜が更けるのを忘れてしまいました。

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表彰されるのはうれしいもんだ!

2008-11-29 15:57:57 | 地域活動

  11月26日には「須磨の紫ご苦労さん会」が開催されました。今年は1600本ほどの製造販売に終始しました。特に製造にかかわっていただいた方々をお誘いして、「須磨の紫」の慰労会とともに、来年への思いを鍋を囲んで語り合いました。

  サプライズのプレゼントをいただきました!それが写真の表彰状。

  「あなたは手間のかかるシソの葉ちぎりの単調な作業にキレルことなく」から始まり、「とてもよくできました。これから来年ももっと頑張りましょう!」で終わる応援のメッセージに、今年の苦労も癒えた気がしました。

  来年のことを言うと鬼が笑いますが、目標本数は倍増にし、表彰状も「大変よくできました!」とはなまる付きでお願いしたいなぁって考えています。

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子どもたちの売り子の声

2008-11-29 15:34:13 | 地域活動

  今日、11月29日(土)は板宿市場に子どもたちの歓声が響きました!

  板宿小学校5年生の総合学習「お店を開こう!」が本日午前10時から開催されました。板宿市場の空き店舗前で、10チームに分かれた5年生は板宿市場の各店舗から仕入れた食材を販売しました。「今年も釣銭を間違えてないか?」「ちゃんとお客さんとのコミュニケーションができているか?」不安はありますが、そこは子どもたちの元気が優っているように感じました。彼らの保護者に、おじいさん、おばあさんまでが彼らの姿を見守りに来ていただけ、いいお客さんになってくれるため、集客力は抜群です!

  この「いたやど子ども商い道場」は私がPTA会長時代に始めてから4回目。晩秋の板宿の一つの教育イベントとして定着してきました。地域の子どもたちはいつも消費者ですが、この日ばかりは売り子に変身できる体験の面白さ、また商売人の気持ち、心意気などが学べるだけでなく、算数や国語などの日頃の勉強の成果も発揮できる場です。板宿ならではの総合学習です。

  しかし、ゆとり教育の見直しから、総合学習の時間が大幅に短縮の傾向にあり、このような地域色溢れる教育の存続にも岐路が訪れています。継続できるようにしなければ、4年生以下の学年は「来年以降にできるんや!」と5年生になるのを楽しみにしている気持ちが萎んでしまいます。地域活動としての教育実践の大切さが問われてきます。

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やたら携帯電話に着信が・・・

2008-11-29 15:02:33 | 兵庫県中小企業家同友会

  今日の午前8時30分からケータイ電話に着信が頻繁にかかりました。相手はM支部長。2月のステップアップ例会の打ち合わせのため、昨日から宮崎入り。大阪行きの飛行機が夕刻しかないため、観光コースを歩むことになったらしい。

  大学時代に休みになれば、宮崎は青島ユースホステルにヘルパーとしてお手伝いに行っていた私は宮崎は結構詳しい。観光案内用に宮崎からの電話はどんなもんかと思うけど、昔の知識だけでなく、書店にある“るるぶ宮崎”を参照できるから連絡を取るには最適人といったところでしょう。日南海岸をお薦めしましたが、

  「どう行ったらいい?」

  「お昼はどこで食べたらいい?」「鳥以外でなんかえぇもんあれへん?」

  ええかげんにせぇ! “るるぶ宮崎”によると、やはり25年前より多くの観光スポットや食に関しても豊富にレストランが点在しています。

  「飫肥天を買ってきて!」という私の願いは届くのでしょうか???

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もみじ狩り 其の三

2008-11-26 18:42:19 | 季節
  引き続いてのもみじ探索地は、神戸市北区淡河町神影の石峯寺(しゃくぶじ)です。ここの境内ももみじがあちらこちらにあり、お堂や塔を取り囲んでいました。訪問客は私どもだけで、雨を楽しみながらのもみじ鑑賞でした。傘を見ると、雨だけでなくもみじも傘にも付いており、折りたたんでも風流さを味わいました。
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もみじ狩り 其の二

2008-11-26 18:28:49 | 季節
  続きましての探訪地は、三木市志染町大谷の伽耶院。境内には多くのもみじがあり、鮮やかな赤やオレンジ色に衣を変えて、参拝者の目を潤しています。もみじだけでなく、参道に佇むお地蔵さんの頭巾や前垂れも赤。参道に敷き詰められた落ち葉に、お地蔵さんの表情も緩んでいるように見えました。
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もみじ狩り 其の一

2008-11-26 18:13:10 | 季節

  秋ならもみじ狩り。京都に行けば人で酔う。ひとゴミが嫌いなので、地味でも兵庫の紅葉を愛でよう!すべて24日に訪ねました。

  加古川市神野町西条の永昌寺を第一訪問地にしました。20年前から植えられた、境内の斜面の約500本のドウダンツツジが紅葉し、誠に美しい深紅の色合いを浴びてきました。 20年の重みを感じました。

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嬉しい木洩れ日

2008-11-26 18:03:01 | 里山

  11月23日(日)に里山整備に山へ行きました。今日は見回るだけと考えていましたが、倒れかけていたニセアカシアを取り除こうとしたら、隣接する雑木と絡み、にっちもさっちもいかなくなりました。参加者3人の知恵と力を持ってしても自然に勝てず、ヘルプー!の電話を板宿の漬物屋のオヤジにしました。

  「悪いけど、時間があったら脚立持参で来てくれません?」

  20分後に脚立が到着。ここからも小一時間悪戦苦闘の上、伐採しました。この通りの木漏れ日を見ることができ、時計を見ると午後1時。結局3時間ほど自然と戯れました。

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これからの公教育の未来です!

2008-11-22 18:39:23 | 

  杉並区立和田中学校と聞けばピンとくる方も多いことでしょう!そうです、リクルート出身の藤原和博氏が5年間校長を務め、大きくその姿を変えた中学校です。本書は校長としての履歴と活動のしくみを著した、とても興味深い1冊です。

  月曜日は「憂鬱な日」。週休2日で、学習習慣の抜ける2日を経て、呆然とした学生が集まる日。これはなんとかしなければならないと考えてまず最初に行ったのが、学校モードではない時間の施策の数々。土曜寺子屋(ドテラ)、花と緑の維持・管理、図書館の改造・運営。これらは地域社会と学校をつなげることでできました。つなげる母体は地域本部で、PTAのOB、地元の商店街や町内会、学生ボランティア、地元に戻りつつある団塊の世代が担います。

  その次に、もっと勉強をしたい子を対象に、「英語アドベンチャーコース」を立ち上げ、塾と学校をつなげての「夜スぺ」。これが一番報道でも取り上げられましたね。塾のノウハウを十二分に活用し、さらには学校教員の研修効果まで仕組まれていたのですから驚きです。

  総合学習では「よのなか科」を履行。従来の正解を探す学習ではなく、正解はなくとも関与する人たちの納得解を求める学習は子どもたちの主体的な取り組みを生み、解を求めるために「つながり」をいかに想像するかというイマジネーション力の向上に寄与しました。これは従来型が情報処理力であるのに対し、情報編集力の育成が重要になります。

 一中学校の変革の記録は学校関係者だけのものではありません。先の見えない今後を模索する手立てとしての「つなげる」力、その仕組み作りの貴重な参考になります。

 「つなぎ、つなげ、つながりながら、結び、結びつけ、結びつきながら生きる。すると『運』も引き寄せられてくる。」

 通常ならつながりなんて絶対考えられない相手とも、非常識に指向してつなげることにより、その2者が幸福になれば問題なし。世間の目は結果によって変わります。学校を地域の中心に置き、変革をすれば、地域も良くなる、これもイカロカのヒントになりますね。

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著者乱入!

2008-11-22 18:05:13 | 出会い

  「森さん、おられますか?」

  「お客様が来られましたよ!」

  「はい!」

  「お世話になります。立ち呑みの本の芝田です。前もって連絡してから来さしてもらえば良かったんですが、近くで呑んでまして…。これから『ちょこっと』さんに行くんですわぁ。」

  『ちょこっと』さんは本書の158~159ページ掲載店。さすが立ち呑みの著者は違う。こちらは仕事モードですが、あちらは酔っぱらいモードなのか、あれが仕事モードなのか??? とにかく一期一会。お出会い出来たのは非常に素晴らしいことですね。

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